後場コメント No.2 夢真HD、コナミ、オリエンタルランド、コロプラ、川崎汽船など

2019/06/05(水) 15:00
★12:38  夢真HD-続伸 5月次稼働人数28%増 8000人を突破
 夢真ホールディングス<2362.T>が続伸。同社は5日12時20分、5月次稼働人数が前年同月比27.9%増だったと発表した。
 建設技術者派遣事業に関しては着工を迎える現場が多い時期であること、エンジニア派遣事業に関しては、採用活動を加速させていることにより、稼動人数も堅調に推移している。

★12:41  コナミ-CSが目標株価引き上げ 50億円の引っ越し費用で減益計画も株価は堅調に推移
 コナミホールディングス<9766.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、50億円の引っ越し費用で減益計画も、株価は堅調に推移しているとして、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は4400円→4900円と引き上げた。
 今20.3期は50億円の一時費用が発生するが、来21.3期以降は毎年オフィス費用が25億円ほど軽減する見通し。来21.3期においては主力のゲーム事業がこのまま堅調に推移すれば、(1)50億円の一時費用分が減少、(2)25億円オフィス費用/年が削減の2点から、合計75億円の増益バッファーが存在することになる。市場は、それに安心感を見出していると考えるとした。

★12:44  オリエンタルランド-CSが目標株価引き上げ 4~6月業績が今期のベンチマークとなろう
 オリエンタルランド<4661.T>が5日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、4~6月業績が今期の業績予想のベンチマークとなろうとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は11000円→14000円と引き上げた。
 1Q業績が前年比で営業減益はすでにコンセンサスだが、市場は短期的なアニバーサリー効果の反動減よりも長期的な業績拡大に注目していると考えられる。4~6月決算が減益であれば、それを嫌気して一時的に株価が下落する可能性はある。
 設備投資に伴う来場者数の拡大と同時に、チケットの緩やかな値上げを期待。[チケット価格] を[来場者のパーク滞在時間] × [1時間当たりのパーク価値]に分解すると、今後は1時間当たりのパーク価値を高めることがより重要になるとした。

★12:50  コロプラ-CSが目標株価引き上げ 業績ボトムアウトの兆しは見えてきた
 コロプラ<3668.T>が続落。クレディ・スイス証券では、業績予想を上方修正。投資評価「UNDERPERFORM」を継続も、目標株価は560円→570円と引き上げた。
 従来より開発中と同社がコメントしていた大型IPタイトルの内容がIPホルダーのスクウェア・エニックスより、6月3日に発表された。ドラゴンクエストは国内を中心に高い人気を誇るRPG(ロール・プレイング・ゲーム)。このゲームは実際の地図情報をもとにゲームを進めていく、いわゆる位置ゲーム。コロプラは、かつて位置ゲーム「コロニーな生活」の開発・運営を行った実績があり、今回の共同開発に至ったとみられる。新タイトルは2019年内に配信予定。
 CS予想では10月から月商10億円、レベニューシェア25%と仮定して、業績予想に織り込んだとした。このタイトルによって、同社の業績がボトムアウトする蓋然性は高いとみるものの、その増益幅は既存オリジナルタイトル(白猫・黒猫など)の落ち込み幅にも大きく依存するものであり、現時点では過度に楽観視するのは早計と判断。

★12:52  川崎汽船-野村が目標株価引き下げ 船の返船で収益性は緩やかに改善する見込み
 川崎汽船<9107.T>が続伸。野村証券では、船の返船で収益性は緩やかに改善する見込みとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1500円→1200円と引き下げた。
 同社はドライバルク、自動車船、エネルギー資源、物流・関連事業の4つに集中するとの方針を示しているが、コンテナ船以外の事業の利益規模が小さく、財務体質が強くないため、その中での不採算事業の縮小や投資先を選別していく必要がある。同社は4月からの新体制で、来21.3期からの新しい中期計画を作成していく予定。市況回復によらずに利益の拡大をどのように達成していくかの施策が重要。野村では、不採算船の返船で緩やかに経常利益が改善していくとみているとした。


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