前場コメント No.1 日産自動車、いすゞ自動車、ファイバーゲート、ビリングシステム、日野自動車など
★9:00 日産自動車－ＵＢＳが「Buy」へ2段階へ引き上げ リストラ効果は3000億円規模と推定
日産自動車<7201.T>が売り先行。ＵＢＳ証券では、リストラ効果は3000億円規模と推定。レーティングを「Sell」→「Buy」、目標株価を800円→900円と引き上げた。
配当40円への削減、19年度ガイダンスで製造業の営業利益（OP）ほぼゼロから期待値は低下。株価下落で配当利回りも5％超へ回復。リスク・リワード・バランス改善から投資判断を「BUY」へ引き上げ。リストラ早期執行やアライアンス拡大で1000円超への株価上昇シナリオも可能との見方を示した。
21年度へ向けた利益改善の柱は、固定費削減と販売クオリティ改善。ＵＢＳでは固定費約10％削減でOPへ約3000億円のポジティブ効果計画を予想、21年度OPは前回予想より35％引き上げ、約5700億円（19年度比+4000億円超）、EPS約130円へ変更。リストラ費用は19年度に3000億円特別損として織り込んだとした。
日産自動車<7201.T>が売り先行。ＵＢＳ証券では、リストラ効果は3000億円規模と推定。レーティングを「Sell」→「Buy」、目標株価を800円→900円と引き上げた。
配当40円への削減、19年度ガイダンスで製造業の営業利益（OP）ほぼゼロから期待値は低下。株価下落で配当利回りも5％超へ回復。リスク・リワード・バランス改善から投資判断を「BUY」へ引き上げ。リストラ早期執行やアライアンス拡大で1000円超への株価上昇シナリオも可能との見方を示した。
21年度へ向けた利益改善の柱は、固定費削減と販売クオリティ改善。ＵＢＳでは固定費約10％削減でOPへ約3000億円のポジティブ効果計画を予想、21年度OPは前回予想より35％引き上げ、約5700億円（19年度比+4000億円超）、EPS約130円へ変更。リストラ費用は19年度に3000億円特別損として織り込んだとした。
★9:00 いすゞ自動車－売り気配 ＵＢＳが「Sell」へ2段階引き下げ 短期業績とバリュエーションにリスク
いすゞ自動車<7202.T>が売り気配。ＵＢＳ証券では、短期業績とバリュエーションにリスクが高まるとコメント。レーティングを「Buy」→「Sell」、目標株価を2100円→1000円と引き下げた。
新型ピックアップ（PU）の準備費用、商用車（CV）市場の急減速懸念など、短期利益のマイナス要素が多い。モデル末期のPUは、値引きをせず販売減速を許容する同社の意図も19年度の会社計画に見える。
19年度営業利益（OP）は1550億円（前年比12％減）と、会社計画1650億円を6％下回ると予想。商用車はインドネシアなどアジア減速が想定以上、すでに17年度で大幅減少し、回復を期待していた中近東・アフリカは長期低迷の可能性が高い。PUは、月次データ取得が困難なタイ以外の減少が想定以上。中長期成長の源泉と見ていた新興国で、足元は前年比減少幅が拡大傾向にあると指摘。
いすゞ自動車<7202.T>が売り気配。ＵＢＳ証券では、短期業績とバリュエーションにリスクが高まるとコメント。レーティングを「Buy」→「Sell」、目標株価を2100円→1000円と引き下げた。
新型ピックアップ（PU）の準備費用、商用車（CV）市場の急減速懸念など、短期利益のマイナス要素が多い。モデル末期のPUは、値引きをせず販売減速を許容する同社の意図も19年度の会社計画に見える。
19年度営業利益（OP）は1550億円（前年比12％減）と、会社計画1650億円を6％下回ると予想。商用車はインドネシアなどアジア減速が想定以上、すでに17年度で大幅減少し、回復を期待していた中近東・アフリカは長期低迷の可能性が高い。PUは、月次データ取得が困難なタイ以外の減少が想定以上。中長期成長の源泉と見ていた新興国で、足元は前年比減少幅が拡大傾向にあると指摘。
★9:01 ファイバーゲート－買い気配 6月14日付けで東証1部に市場変更 立会外分売も実施
ファイバーゲート<9450.T>が買い気配。同社は5日、東京証券取引所の承認を受け、6月14日付けで、現行の東証マザーズから同1部へ市場変更になると発表した。
併せて、6月13日に15万7200株の立会外分売を実施することも発表した。分売価格は分売実施日の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する。
今回の立会外分売は、市場一部変更における形式要件の充足を目的としている。
ファイバーゲート<9450.T>が買い気配。同社は5日、東京証券取引所の承認を受け、6月14日付けで、現行の東証マザーズから同1部へ市場変更になると発表した。
併せて、6月13日に15万7200株の立会外分売を実施することも発表した。分売価格は分売実施日の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する。
今回の立会外分売は、市場一部変更における形式要件の充足を目的としている。
★9:01 ビリングシステム－買い気配 1株を2株に分割
ビリングシステム<3623.T>が買い気配。同社は5日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を図ることを目的にしている。6月30日を基準日として、普通株式を1株につき2株の割合で分割する。
併せて、株式分割に伴い19.12期の期末配当予想を17円50銭から8円75銭（前の期は17円50銭）に修正すると発表した。年間配当も同様となる。
ビリングシステム<3623.T>が買い気配。同社は5日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を図ることを目的にしている。6月30日を基準日として、普通株式を1株につき2株の割合で分割する。
併せて、株式分割に伴い19.12期の期末配当予想を17円50銭から8円75銭（前の期は17円50銭）に修正すると発表した。年間配当も同様となる。
★9:01 日野自動車－売り気配 ＵＢＳが「Sell」へ2段階引き下げ 短期業績とバリュエーションにリスク
日野自動車<7205.T>が売り気配。ＵＢＳ証券では、短期業績とバリュエーションにリスクが高まるとコメント。レーティングを「Buy」→「Sell」、目標株価を1400円→700円と引き下げた。
新興国自動車・商用車市場の4～5月悪化は想定以上、通貨安などもマイナス要因。世界的な不透明感から、中長期の新興国CV成長ポテンシャルによるPER拡大は難しい。過去6カ月でTOPIXを17％アンダーパフォームしたが、PBR0.9倍、ＵＢＳ予想19～20年度PERは9～10倍（コンセンサス7倍）、配当利回り3％台前半と、さらなる利益減へバリュエーションのサポート要因も見当たらない。
19年度会社計画OP 900億円（前年比4％増）に対し、ＵＢＳではOP 790億円（同9％減）を予想。カイ離の主因は新興国の販売低迷。インドネシア販売は1～3月7％減に対し、4月販売は前年比36％減（19年度の会社計画は1％増）。選挙影響を除いても減少幅が拡大している可能性があると指摘。
日野自動車<7205.T>が売り気配。ＵＢＳ証券では、短期業績とバリュエーションにリスクが高まるとコメント。レーティングを「Buy」→「Sell」、目標株価を1400円→700円と引き下げた。
新興国自動車・商用車市場の4～5月悪化は想定以上、通貨安などもマイナス要因。世界的な不透明感から、中長期の新興国CV成長ポテンシャルによるPER拡大は難しい。過去6カ月でTOPIXを17％アンダーパフォームしたが、PBR0.9倍、ＵＢＳ予想19～20年度PERは9～10倍（コンセンサス7倍）、配当利回り3％台前半と、さらなる利益減へバリュエーションのサポート要因も見当たらない。
19年度会社計画OP 900億円（前年比4％増）に対し、ＵＢＳではOP 790億円（同9％減）を予想。カイ離の主因は新興国の販売低迷。インドネシア販売は1～3月7％減に対し、4月販売は前年比36％減（19年度の会社計画は1％増）。選挙影響を除いても減少幅が拡大している可能性があると指摘。
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