前場コメント No.10 雪印メグミルク、大林組、システムディ、山陽特殊製鋼、リネットジャパンなど
★9:17 雪印メグミルク－みずほが目標株価引き下げ 中計利益目標は未達を予想
雪印メグミルク<2270.T>が小安い。みずほ証券では、中計利益目標は未達を予想。次期中計は見極めが必要とし、投資判断「中立」を継続、目標株価は2880円→2400円と引き下げた。
今20.3期の中計営業利益目標220億円は16％下回る見通し。同社は来21.3期からの次期中計で、工場再編など大型戦略投資に着手する計画を掲げており、大型投資の効果を見極める必要と考え「中立」を継続。
6月5日のトップミーティングで西尾啓治社長は、20年春公表予定の次期中計には、牛乳事業の黒字を反映できるよう、具体的に検討したいと述べた。プラス材料とみるとしたが、牛乳類では売上の5割程度を占めるとみるプライベートブランドの取引の見直しが必要で、工場稼働率の低下に見合った固定費削減のスピード感は見極めが必要と指摘した。
雪印メグミルク<2270.T>が小安い。みずほ証券では、中計利益目標は未達を予想。次期中計は見極めが必要とし、投資判断「中立」を継続、目標株価は2880円→2400円と引き下げた。
今20.3期の中計営業利益目標220億円は16％下回る見通し。同社は来21.3期からの次期中計で、工場再編など大型戦略投資に着手する計画を掲げており、大型投資の効果を見極める必要と考え「中立」を継続。
6月5日のトップミーティングで西尾啓治社長は、20年春公表予定の次期中計には、牛乳事業の黒字を反映できるよう、具体的に検討したいと述べた。プラス材料とみるとしたが、牛乳類では売上の5割程度を占めるとみるプライベートブランドの取引の見直しが必要で、工場稼働率の低下に見合った固定費削減のスピード感は見極めが必要と指摘した。
★9:18 大林組－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 中長期では洋上風力やIRに注目
大林組<1802.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、高水準の利益継続、中長期では洋上風力やIRに注目するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1440円→1400円と引き下げた。
エクイティストーリーを「売上高拡大により増益基調が続く」から、「高マージン維持により高収益水準が続く」に変更するが（1）20.3期以降の営業利益予想はコンセンサスを上回る、（2）株価バリュエーションに割安感があることから「Overweight」を継続。
中長期的なポイントは、（1）再生可能エネルギービジネスの拡大（洋上風力など）、（2）IR（統合型リゾート）ビジネス獲得、と考える。IRの大阪誘致が決まり関連案件を獲得した場合、関西での下請け体制が整っているため、首都圏再開発案件よりも施工効率化による収益性改善効果が大きく具現化する可能性があるとみており、注目するとした。
大林組<1802.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、高水準の利益継続、中長期では洋上風力やIRに注目するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1440円→1400円と引き下げた。
エクイティストーリーを「売上高拡大により増益基調が続く」から、「高マージン維持により高収益水準が続く」に変更するが（1）20.3期以降の営業利益予想はコンセンサスを上回る、（2）株価バリュエーションに割安感があることから「Overweight」を継続。
中長期的なポイントは、（1）再生可能エネルギービジネスの拡大（洋上風力など）、（2）IR（統合型リゾート）ビジネス獲得、と考える。IRの大阪誘致が決まり関連案件を獲得した場合、関西での下請け体制が整っているため、首都圏再開発案件よりも施工効率化による収益性改善効果が大きく具現化する可能性があるとみており、注目するとした。
★9:19 システムディ－3日続伸 『次世代学園総合情報システム CampusPlan Smart』リリースへ
システムディ<3804.T>が3日続伸。同社は6月6日大引け後に、新製品『次世代学園総合情報システム CampusPlan Smart』をリリースすると発表した。
同社は大学・高校・専門学校などに対し、学園向けトータルソリューション『キャンパスプラン』シリーズを提供中。1985年の発売以来、全国の学校法人、大学、短大、専門学校、高等学校、中学校を対象に約1000校で活用されている。今般、シリーズを大幅にリニューアルして、新製品『次世代学園総合情報システム CampusPlan Smart』の開発を進めていたが、6月に開催される「第10回教育ITソリューションEXPO」にて発表するとした。
システムディ<3804.T>が3日続伸。同社は6月6日大引け後に、新製品『次世代学園総合情報システム CampusPlan Smart』をリリースすると発表した。
同社は大学・高校・専門学校などに対し、学園向けトータルソリューション『キャンパスプラン』シリーズを提供中。1985年の発売以来、全国の学校法人、大学、短大、専門学校、高等学校、中学校を対象に約1000校で活用されている。今般、シリーズを大幅にリニューアルして、新製品『次世代学園総合情報システム CampusPlan Smart』の開発を進めていたが、6月に開催される「第10回教育ITソリューションEXPO」にて発表するとした。
★9:19 山陽特殊製鋼－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 中長期での成長性は変わらない
山陽特殊製鋼<5481.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、短期業績は物足りないが、中長期での成長性は変わらないとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は3560円→2260円と引き下げた。
OVAKO買収や日本製鉄グループ入りにより、『姫路の「山特」から世界の「Sanyo」へ華麗なる変身』の局面を迎えており、「グロースが期待できる銘柄」と位置付け。中長期のポイントは、（1）OVAKO顧客基盤をベースとしたグローバル拡販、（2）親会社である日本製鉄とのシナジー効果創出、（3）軸受鋼におけるプレゼンス向上とベースマージン改善の3点。
OVAKOリストラ効果一巡は、旧株主である投資ファンドの「短期的な利益ねん出」から、同社の「持続的な成長」に方針変更したことも背景と考えるとしたが、「シナジー創出に向けた回り道」ととらえるべきとした。
山陽特殊製鋼<5481.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、短期業績は物足りないが、中長期での成長性は変わらないとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は3560円→2260円と引き下げた。
OVAKO買収や日本製鉄グループ入りにより、『姫路の「山特」から世界の「Sanyo」へ華麗なる変身』の局面を迎えており、「グロースが期待できる銘柄」と位置付け。中長期のポイントは、（1）OVAKO顧客基盤をベースとしたグローバル拡販、（2）親会社である日本製鉄とのシナジー効果創出、（3）軸受鋼におけるプレゼンス向上とベースマージン改善の3点。
OVAKOリストラ効果一巡は、旧株主である投資ファンドの「短期的な利益ねん出」から、同社の「持続的な成長」に方針変更したことも背景と考えるとしたが、「シナジー創出に向けた回り道」ととらえるべきとした。
★9:20 リネットジャパン－急騰 ＥＬＩＮ Ｌｅａｓｉｎｇ買収でカンボジア中央銀行が承認
リネットジャパングループ<3556.T>が急騰。同社は7日8時45分に、すでに開示していたＳＢＩホールディングス<8473.T>と提携しカンボジアリース事業に参入、ＥＬＩＮ Ｌｅａｓｉｎｇを共同で買収する件について、カンボジア中央銀行からの承認がおり、株主変更の手続きを開始すると発表した。
株式取得後は、カンボジアにて自動車・バイクなどの車両を中心としたリース事業を展開するとしている。
リネットジャパングループ<3556.T>が急騰。同社は7日8時45分に、すでに開示していたＳＢＩホールディングス<8473.T>と提携しカンボジアリース事業に参入、ＥＬＩＮ Ｌｅａｓｉｎｇを共同で買収する件について、カンボジア中央銀行からの承認がおり、株主変更の手続きを開始すると発表した。
株式取得後は、カンボジアにて自動車・バイクなどの車両を中心としたリース事業を展開するとしている。
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