前場コメント No.12 任天堂、スクウェアエニックス、ＭＳコンサル、コナミ、双日など
★9:29 任天堂－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 年末にかけてカタリストが豊富
任天堂<7974.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、年末にかけてカタリストが豊富と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は42000円→45000円と引き上げた。
「Nintendo Switch Online」の順調な普及による利益成長のけん引や、Nintendo Switchエントリーモデルの投入によるハードの販売モメンタムの改善に期待するといった、従来のストーリーは不変。これに加え、直近まで行われていたスマホゲーム「Mario Kart Tour」のβテストの動向を通じ、同社のスマホゲームでのヒット創出に対する強い意欲を確認し、再びアップサイド材料として注目に値すると考えるとした。
E3はソフトラインナップ中心の展開となることが予想され材料視しにくいが、その後年末にかけてカタリストが豊富で株価アップサイドが意識される展開が続く見通し。
任天堂<7974.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、年末にかけてカタリストが豊富と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は42000円→45000円と引き上げた。
「Nintendo Switch Online」の順調な普及による利益成長のけん引や、Nintendo Switchエントリーモデルの投入によるハードの販売モメンタムの改善に期待するといった、従来のストーリーは不変。これに加え、直近まで行われていたスマホゲーム「Mario Kart Tour」のβテストの動向を通じ、同社のスマホゲームでのヒット創出に対する強い意欲を確認し、再びアップサイド材料として注目に値すると考えるとした。
E3はソフトラインナップ中心の展開となることが予想され材料視しにくいが、その後年末にかけてカタリストが豊富で株価アップサイドが意識される展開が続く見通し。
★9:32 スクウェアエニックス－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ さらなる上値は追いにくい
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が小安い。ＪＰモルガン証券では、目線は来期でも割安感は乏しく、さらなる上値は追いにくいと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3700円→3500円と引き下げた。
最大のスイング・ファクターである大型HDゲームは、E3での詳細発表が待たれるが、株式市場が描くシナリオ（「Final Fantasy VII」（リメイク）の今下期発売や「Marvel’s Avengers」タイトルの来期へのスライド）を大きく裏切る展開は想定しにくく、サプライズは限定的と見られる。足元の株価は、来期の会社目標の下限である営業利益400億円を前提としても割安感は乏しく（PER17倍水準）強気には転じにくいが、新たに発表された新作モバイル「ドラゴンクエストウォーク」（2019年配信）もカタリスト視され、期待先行の展開が続く見通し。
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が小安い。ＪＰモルガン証券では、目線は来期でも割安感は乏しく、さらなる上値は追いにくいと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3700円→3500円と引き下げた。
最大のスイング・ファクターである大型HDゲームは、E3での詳細発表が待たれるが、株式市場が描くシナリオ（「Final Fantasy VII」（リメイク）の今下期発売や「Marvel’s Avengers」タイトルの来期へのスライド）を大きく裏切る展開は想定しにくく、サプライズは限定的と見られる。足元の株価は、来期の会社目標の下限である営業利益400億円を前提としても割安感は乏しく（PER17倍水準）強気には転じにくいが、新たに発表された新作モバイル「ドラゴンクエストウォーク」（2019年配信）もカタリスト視され、期待先行の展開が続く見通し。
★9:33 ＭＳコンサル－反発 自己株取得枠を拡大 30万株・4億円へ 割合は8.5％
ＭＳ＆Ｃｏｎｓｕｌｔｉｎｇ<6555.T>が反発。同社は6日、従来30万株・4億円としていた自己株式の取得枠について、40万株・4億円へと引き上げると発表した。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は8.5％。
ＭＳ＆Ｃｏｎｓｕｌｔｉｎｇ<6555.T>が反発。同社は6日、従来30万株・4億円としていた自己株式の取得枠について、40万株・4億円へと引き上げると発表した。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は8.5％。
★9:35 コナミ－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 業績安心感はあるがカタリスト不足
コナミホールディングス<9766.T>が小高い。ＪＰモルガン証券では、業績安心感はあるが、カタリスト不足と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5300円→5100円と引き下げた。
安定的な利益成長は引き続き好感され、オフィス移転後の来期以降に大幅な固定費削減（年間25億円程度）が実現する点は新たなポジティブ材料ではあるが、上値を追うにはカタリスト不足の印象。リリースが待たれる新作モバイル「ラブプラスEVERY」はβテストの結果は良好であったもようだが、コアファンの要求にある程度対応するには一定の時間を要するとの印象で、ハイシーズンの夏までにリリースされなければややネガティブにとらえられる可能性があるとした。また、コンセンサス予想にアップサイドを期待するためには同タイトルの継続的なヒットを想定する必要があると見て、リスク・リワードの観点から投資妙味に欠ける印象とコメント。
コナミホールディングス<9766.T>が小高い。ＪＰモルガン証券では、業績安心感はあるが、カタリスト不足と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5300円→5100円と引き下げた。
安定的な利益成長は引き続き好感され、オフィス移転後の来期以降に大幅な固定費削減（年間25億円程度）が実現する点は新たなポジティブ材料ではあるが、上値を追うにはカタリスト不足の印象。リリースが待たれる新作モバイル「ラブプラスEVERY」はβテストの結果は良好であったもようだが、コアファンの要求にある程度対応するには一定の時間を要するとの印象で、ハイシーズンの夏までにリリースされなければややネガティブにとらえられる可能性があるとした。また、コンセンサス予想にアップサイドを期待するためには同タイトルの継続的なヒットを想定する必要があると見て、リスク・リワードの観点から投資妙味に欠ける印象とコメント。
★9:39 双日－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 自律反発の可能性に着目できるのはやや先か
双日<2768.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、自律反発の可能性に着目できるのはやや先かとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は420円→400円と引き下げた。
現中期経営計画の副題で掲げた「Commitment to Growth」の通り、投資からの収益貢献を軸に、成長を志向する過程にある。現中計最終年度にあたる来21.3期純利益予想は750 億円。豪グレゴリー・クライナム原料炭炭鉱の収益フル寄与を勘案すれば、緩やかな市況下落を前提としても、来21.3期に同社が掲げた750億円以上は射程圏。グローバルの景気動向に不透明感がつきまとう状況が続いた場合、来21.3期に向けた利益成長の有無に株式市場の視点が移行する今期後半にも、自律反発の可能性はあるとした。
双日<2768.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、自律反発の可能性に着目できるのはやや先かとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は420円→400円と引き下げた。
現中期経営計画の副題で掲げた「Commitment to Growth」の通り、投資からの収益貢献を軸に、成長を志向する過程にある。現中計最終年度にあたる来21.3期純利益予想は750 億円。豪グレゴリー・クライナム原料炭炭鉱の収益フル寄与を勘案すれば、緩やかな市況下落を前提としても、来21.3期に同社が掲げた750億円以上は射程圏。グローバルの景気動向に不透明感がつきまとう状況が続いた場合、来21.3期に向けた利益成長の有無に株式市場の視点が移行する今期後半にも、自律反発の可能性はあるとした。
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