前場コメント No.16 DeNA、アズジェント、アカツキ、アルフレッサ、ネクソンなど

2019/06/07(金) 11:30
★10:21  カネ美食品-3日ぶり反落 5月度の月次売上高4%減
 カネ美食品<2669.T>が3日ぶり反落。総菜販売などを手掛ける同社は6日、5月度の月次売上高が全社合計で前年比4.0%減の72.1億円だったと発表した。テナント事業向け、外販向けともに減少した。

★10:26  DeNA-JPモルガンが目標株価引き上げ リスク・リワードは改善
 ディー・エヌ・エー<2432.T>がもみ合い。JPモルガン証券では、大規模な自社株買いの発表により、リスク・リワードは改善とコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1700円→2300円と引き上げた。
 「Mario Kart Tour」のβテストに参加する機会を得たが(ガイドライン上詳細の説明は控える)、結果としてヒット創出に向けて期待の高まる内容であったと考え、JPM予想前提を増額修正(月商30億円~40億円前提)。自社株買い(上限:500億円または自己株式除く発行済み株数の26%、期間:5/13~2020年4/30)が当面株価をサポートする中で、年末にかけて「Mario Kart Tour」(今夏リリース)に加え、「ポケモンマスターズ」(2019年中リリース)の投入も控えており、株価アップサイドが意識される展開が続く見込みとした。

★10:27  アズジェント-4日続伸 カランバセキュリティ社製品のラインナップを一新
 アズジェント<4288.T>が4日続伸。同社は6月6日大引け後に、販売を行うカランバセキュリティ(イスラエル)のオートノマスセキュリティソリューションに関し、IoT、スマートデバイス分野向けに製品ラインナップを一新したと発表した。併せて、IoT、スマートデバイス分野向けに2つの新商品がラインナップに加わったとした。

★10:29  アカツキ-JPモルガンが目標株価引き上げ 新作リリース待ちの状況が続こう
 アカツキ<3932.T>が3日続伸。JPモルガン証券では、新作リリース待ちの状況が続こうとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は8200円→8700円と引き上げた。
 「ドラゴンボールZドッカンバトル」と「ロマンシングサガリ・ユニバース」の両タイトルは、足元でも安定的に推移しており、安心感がある。株価は新作タイトル待ちではあるが(今期IPタイトル2~3本、1本は上期中リリース/グローバル向けの見込み)、徐々にアップサイド材料として意識される展開になる見込みとした。

★10:31  アルフレッサ-下げ幅拡大 子会社で調剤報酬請求に係る不適切行為が判明
 アルフレッサ ホールディングス<2784.T>が下げ幅拡大。同社は7日10時15分に、子会社であるアポロメディカルホールディングスが運営する調剤薬局において、薬剤服用歴を適切に管理していない状態で薬剤服用歴管理指導料に係る調剤報酬の請求を行っていたことなどが判明したと発表した。
 同社は、アポロメディカル社内で組織的な関与が認められることから第三者による調査を行う必要があると考え、6月7日、社外有識者のみを委員とする第三者による特別調査委員会を設置。この委員会は、厳正かつ徹底した調査を行い、調査期間については3カ月程度を見込むとしている。

★10:33  ネクソン-JPモルガンが目標株価引き上げ リスク・リワードは悪くない
 ネクソン<3659.T>が底堅い。JPモルガン証券では、足元の業績も好調で、リスク・リワードは悪くないと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1500円→1600円と引き上げた。
 ファンダメンタルズは、(1)中国:「アラド戦記」の好調維持、(2)韓国:「メイプルストーリー」や「FIFA Online 4」などの既存タイトルの好調により、見通しは良好。一方で「2D アラド戦記モバイル」は引き続き今期中のリリースを見込むも、2回目のβテストを控えている状況であることから、今期業績への貢献を従来:半年→今回:3カ月へと修正。結果として、今19.12期営業利益予想(1080億円)は微修正にとどめたとした。
 短期株価は、継続的に報道される主要株主NXCの売却案件を見守る展開が続くと考えられるが、同タイトルのリリース時期は近づきつつある印象で、株価のアップサイドリスクがより意識されそうとした。


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