前場コメント No.2 アイル、窪田製薬、システムディ、住友不動産、ソフトマックスなど

2019/06/10(月) 11:30
★9:00  東レ-買い気配 血液1滴でがん検査 20年にも承認へ  日経報道
 東レ<3402.T>が買い気配。9日付の日経新聞朝刊は、東レが血液1滴からさまざまながんを発見する検査キットについて、2019年中に厚生労働省に製造販売の承認を申請すると報じた。
 記事によれば、優先的に審査する対象に選ばれており、20年にも承認される可能性が高い。膵臓(すいぞう)がんなどの早期発見も期待できるとしている。

★9:01  アイル-買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計は65%増で着地
 アイル<3854.T>が買い気配。同社は7日に、19.7期通期の連結営業利益予想を従来の7.1億円から9.3億円(前期比75.9%増)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは8.0億円。
 上期まで売上高の進ちょくが遅れていたが、3Q以降売上高が堅調に推移。また、販管費についても、当初の計画数値を下回る見込みとなったことにもあり、業績予想を修正する。
 併せて発表した、19.6期3Q累計(7-3月)の連結営業利益は6.4億円(前年同期比64.5%増)だった。

★9:01  窪田製薬-買い気配 「エミクススタト塩酸塩」が欧州オーファンドラッグに指定
 窪田製薬ホールディングス<4596.T>が買い気配。同社は10日8時30分、100%子会社のアキュセラ・インク(米国)が、スターガルト病を適応症として開発する治療薬候補「エミクススタト塩酸塩」において、欧州医薬品庁よりオーファンドラッグ指定の通知を受けたと発表した。
 オーファンドラッグは稀少疾病用医薬品と呼ばれ、治療が困難な病気や患者数が少ない病気に対する治療薬で、その多くが1000億円以上のピーク時の売上が期待されるとしている。

★9:01  システム ディ-買い気配 上期営業益を上方修正 パッケージソフトの高品質化が寄与
 システム ディ<3804.T>が買い気配。同社は7日に、19.10期上期(11-4月)の連結営業利益予想を従来の2.3億円から3.5億円(前年同期比20.0%増)に引き上げると発表した。
 期初に掲げた高効率ビジネスを具体化すべく、パッケージソフトの高品質化を図り、ストックビジネスを推進したことが寄与する。

★9:01  住友不動産-MSMUFGが「UW」へ引き下げ 市況のピークアウトが近い
 住友不動産<8830.T>が3日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、オフィス市況、マンション市況、キャップレートの動向に対して、相対的に株価の感応度が高いとみられることから、これらの市況のピークアウトが近いと判断。投資判断を「Equal-weight」→「Underweight」、目標株価を4800円→4200円と引き下げた。
 オフィス市況やマンション市況、キャップレートの変動に対して相対的に感応度が高いと考えられる。2019年後半にそれらの指標のピークアウトが確認されると、相対的に同社の上値が重くなる可能性がある。
 また、同社の新中計では有利子負債が減る計画となっていることが注目されている。19.3期末時点の有利子負債残高は3.3兆円と、三菱地所の2.3兆円や三井不動産の2.9兆円を大きく上回る水準となっていることから、同社の借入余力について慎重な見方をする向きもある。このようななか、同社が財務レバレッジの引き下げるを加速させる可能性が意識され、株価の重しになる可能性があると考えるとした。

★9:02  ソフトマックス-買い気配 1株を3株に分割
 ソフトマックス<3671.T>が買い気配。同社は7日、株式分割を行うと発表した。6月30日を基準日として普通株式を1株につき3株の割合で分割する。
 また、株式分割を考慮して、18.12期の期末配当予想を30円から10円(前の期は30円)に修正すると発表した。


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