前場コメント No.5 三菱地所、塩野義製薬、識学、丸紅、住友商事など
★9:04 テラ－5日ぶりに大幅反落 第三者割り当てで新株予約権発行 39億円調達
テラ<2191.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は7日、ＥＶＯ ＦＵＮＤを割当先とする第三者割り当てで第19回～第21回新株予約権（行使価額修正条項付）を発行すると発表した。
治験実施のための研究開発に係る費用に充当する。同社はＥＶＯ ＦＵＮＤに新株予約権を合計1800万個（潜在株式数1800万株）割り当て、合計で手取り概算38億5191万6400円を調達する。なお、当初行使価格は、条件決定日の直前取引日における東証における終値の92％に相当する金額としている。
テラ<2191.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は7日、ＥＶＯ ＦＵＮＤを割当先とする第三者割り当てで第19回～第21回新株予約権（行使価額修正条項付）を発行すると発表した。
治験実施のための研究開発に係る費用に充当する。同社はＥＶＯ ＦＵＮＤに新株予約権を合計1800万個（潜在株式数1800万株）割り当て、合計で手取り概算38億5191万6400円を調達する。なお、当初行使価格は、条件決定日の直前取引日における東証における終値の92％に相当する金額としている。
★9:05 三菱地所－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ バリュエーションの切り上がり余地大
三菱地所<8802.T>が3日ぶり反発。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、先般発表したキャピタルアロケーションの変更を踏まえれば、依然としてバリュエーションの切り上がり余地は大きいと判断。投資判断「Overweight」→「Equal-weight」を継続、目標株価は2400円→2600円と引き上げた。
これまで約30年以上にわたって三井不動産、三菱地所に対するアンダーパフォームしており、背景には（1）低い財務レバレッジで硬直的な財務運営を行ってきたことから純資産の伸び率が低かったこと、（2）不動産サイクルのピークで投資を積極化し、その後に大幅な損失の計上を繰り返すことで、純資産を毀損してきたことがあったと考えられる。
今後は（1）不動産サイクルのボトムにおいては柔軟な財務運営を行い、（2）不動産サイクルのピークにおいては創出するキャッシュを株主還元に資金を充当することで、中長期的にNAVPSの成長ペース加速を期待することができる。このため、株式市場で許容されるP/NAVの水準が切り上がると考えるとした。
三菱地所<8802.T>が3日ぶり反発。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、先般発表したキャピタルアロケーションの変更を踏まえれば、依然としてバリュエーションの切り上がり余地は大きいと判断。投資判断「Overweight」→「Equal-weight」を継続、目標株価は2400円→2600円と引き上げた。
これまで約30年以上にわたって三井不動産、三菱地所に対するアンダーパフォームしており、背景には（1）低い財務レバレッジで硬直的な財務運営を行ってきたことから純資産の伸び率が低かったこと、（2）不動産サイクルのピークで投資を積極化し、その後に大幅な損失の計上を繰り返すことで、純資産を毀損してきたことがあったと考えられる。
今後は（1）不動産サイクルのボトムにおいては柔軟な財務運営を行い、（2）不動産サイクルのピークにおいては創出するキャッシュを株主還元に資金を充当することで、中長期的にNAVPSの成長ペース加速を期待することができる。このため、株式市場で許容されるP/NAVの水準が切り上がると考えるとした。
★9:05 塩野義製薬－みずほが目標株価引き下げ ゾフルーザの中期的な見直しで
塩野義製薬<4507.T>が小高い。みずほ証券では、投資判断「買い」を継続も、ゾフルーザの中期的な見直しで、目標株価は8850円→7880円と引き下げた。
インフルエンザ治療薬ゾフルーザの中期的な売上高の減額が主な要因。ゾフルーザについては、予防投与のP3試験が成功するなど、臨床試験では良好な結果が得られている。しかし、ゾフルーザ低感受性のI38変異株の伝播性などの評価は十分ではない。今夏発表予定の複数の試験の結果が待たれるとした。
ゾフルーザ以外では、4月に米国で承認された抗HIV薬の2剤レジメン（2DR）Dovato（DTG/3TC）の立ち上がりが重要になると指摘。
塩野義製薬<4507.T>が小高い。みずほ証券では、投資判断「買い」を継続も、ゾフルーザの中期的な見直しで、目標株価は8850円→7880円と引き下げた。
インフルエンザ治療薬ゾフルーザの中期的な売上高の減額が主な要因。ゾフルーザについては、予防投与のP3試験が成功するなど、臨床試験では良好な結果が得られている。しかし、ゾフルーザ低感受性のI38変異株の伝播性などの評価は十分ではない。今夏発表予定の複数の試験の結果が待たれるとした。
ゾフルーザ以外では、4月に米国で承認された抗HIV薬の2剤レジメン（2DR）Dovato（DTG/3TC）の立ち上がりが重要になると指摘。
★9:06 識学－4日続伸 不登校問題への対応で識学を活用した相談窓口を設置
識学<7049.T>が4日続伸。同社は6月7日大引け後に、昨今の不登校問題に対し、識学を活用した相談窓口を設置すると発表した。
識学の基幹理論は、ヒトの意識構造に着目し、誤解・錯覚する原因とその解決策を提示するもの。不登校に対しても「不登校は子供が社会に対して、誤解や錯覚を持ってしまい、自らの考えと現実のギャップが大きく発生した結果」ととらえ、誤解や錯覚している状態をひも解くことで、その解消につながるものと認識しているとした。
識学<7049.T>が4日続伸。同社は6月7日大引け後に、昨今の不登校問題に対し、識学を活用した相談窓口を設置すると発表した。
識学の基幹理論は、ヒトの意識構造に着目し、誤解・錯覚する原因とその解決策を提示するもの。不登校に対しても「不登校は子供が社会に対して、誤解や錯覚を持ってしまい、自らの考えと現実のギャップが大きく発生した結果」ととらえ、誤解や錯覚している状態をひも解くことで、その解消につながるものと認識しているとした。
★9:08 丸紅－みずほが目標株価引き下げ 悪材料出尽くしを待つべし
丸紅<8002.T>が続伸。みずほ証券では、悪材料出尽くしを待つべしとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は810円→730円と引き下げた。
前19.3期決算と資源価格前提の見直しを反映し、業績予想を微修正。収益力と財務体質の改善は着実に進んでいるものの、電力や穀物といった主力事業の外部環境は悪化しており、また原油・ガス権益は引き続き減損リスクが残っていると考えられる。悪材料の出尽くしと株主還元強化にはまだ時間を要すると考え「中立」を継続。
丸紅<8002.T>が続伸。みずほ証券では、悪材料出尽くしを待つべしとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は810円→730円と引き下げた。
前19.3期決算と資源価格前提の見直しを反映し、業績予想を微修正。収益力と財務体質の改善は着実に進んでいるものの、電力や穀物といった主力事業の外部環境は悪化しており、また原油・ガス権益は引き続き減損リスクが残っていると考えられる。悪材料の出尽くしと株主還元強化にはまだ時間を要すると考え「中立」を継続。
★9:08 住友商事－みずほが目標株価引き下げ 高配当利回りは魅力だが減配リスクに注意
住友商事<8053.T>が小高い。みずほ証券では、高配当利回りは魅力だが、減配リスクに注意と判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1750円→1500円と引き下げた。
前19.3期決算と資源価格前提の見直しを反映し、業績予想を微修正。同社は創立100周年記念配当10円を加えて今20.3期1株当たり配当予想を90円としたが、この記念配当は今期限りであり、来期は見た目上減配になるリスクがある点には注意が必要。なお、みずほの来21.3期1株当たり配当予想は80円であるとした。
住友商事<8053.T>が小高い。みずほ証券では、高配当利回りは魅力だが、減配リスクに注意と判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1750円→1500円と引き下げた。
前19.3期決算と資源価格前提の見直しを反映し、業績予想を微修正。同社は創立100周年記念配当10円を加えて今20.3期1株当たり配当予想を90円としたが、この記念配当は今期限りであり、来期は見た目上減配になるリスクがある点には注意が必要。なお、みずほの来21.3期1株当たり配当予想は80円であるとした。
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