前場コメント No.10 メディパル、トランスコスモス、青山商事、gumi、ゼネラルオイスターなど

2019/06/10(月) 11:31
★9:26  くら寿司-急騰 2Q営業益38%減も既存店売上高下げ止まり
 くら寿司<2695.T>が急騰。同社は7日に、19.10期2Q(11-4月)の連結営業利益が23.6億円(前年同期比37.5%減)だったと発表した。
 外食産業においては、引き続き人件費・原材料費などのコスト上昇や中食などの業態を超えた顧客獲得競争の激化により厳しい環境が続いているとした。
 株価は同日発表した5月次の既存店売上高が前年同月比0.4%増と今期初めて前年同月を上回ったことを好感した買いが入っている。

★9:27  メディパル-みずほが目標株価引き下げ 株価のアップサイドのカタリストに乏しい
 メディパルホールディングス<7459.T>が小高い。みずほ証券では、株価のアップサイドのカタリストに乏しいと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は2700円→2400円と引き下げた。
 前19.3期の順調な価格交渉が一巡し、今後は薬価改定を控え、増益率が鈍化する局面。バリュエーションは低いが、株価のアップサイドのカタリスト、要素に乏しい。
 今20.3期会社計画の営業利益は前期比2.4%(12億円)増の510億円。(1)19年10月の消費税率引き上げに伴う薬価引き下げ、(2)19年6月および19年11月の大型の新物流センター稼働に伴う費用増が微増益計画の理由。医療機関との取引条件は前年度並み、薬価改定前の在庫差益は計画には織り込まれていないと指摘。

★9:31  トランスコスモス-SMBC日興が目標株価引き上げ 先行投資費用の回収はまだ道半ば
 トランス・コスモス<9715.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、今20.3期は増益転換を予想も、先行投資費用の回収はまだ道半ばと判断。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は2100円→2300円と引き上げた。
 17.3期からの国内単体での体制強化に伴う販管費増加を主因に営業減益が続いてきたが、前19.3期に入っての販管費抑制姿勢も相まって、増益転換が定着し始めてきた(19.3期3Qは前年同期の大型スポット案件の反動減や大型案件の伸び悩みで減益)。ただし、DECサービスやデジタル化推進に向けた先行投資費用を十分には回収できておらず、利益水準もまだ高くない(投資強化を始める前の16.3期営業利益97億円に対して、19.3期は53億円)。引き続き、これらの進ちょく・成果、ひいては国内単体の粗利率改善を見守る段階にあると考えているとした。

★9:31  青山商事-5日続伸 国内のアメリカンイーグル事業の事業譲渡を検討
 青山商事<8219.T>が5日続伸。同社は6月7日大引け後に、連結子会社であるイーグルリテイリングによる日本のアメリカンイーグル事業について、12月31日を期限として、米国American Eagle Outfitters,Inc.へ事業譲渡を検討することなどを内容とする、基本合意書を締結したと発表した。グループ全体における事業戦略を踏まえ、2022年2月の契約期限を待たずに譲渡することが得策と考えたとしている。

★9:32  gumi-急騰 19.4期営業赤字14億円 今1Qは赤字解消見込み
 gumi<3903.T>が急騰。同社は7日、19.4の連結営業損益は14.3億円の赤字(前の期は9.9億円の黒字)と発表した。
 モバイルオンラインゲーム事業において、一部タイトルの配信停止を行ったことで売上が減少。広告宣伝費などを圧縮したが、吸収しきれず赤字となった。VR事業も同様に減収減益となった。
 なお、20.4期の業績予想は開示しておらず、1Q(5-7月)の予想のみ開示している。営業損益については、新作ゲームの投入による業績拡大効果により赤字を解消する見込み。株価は業績回復期待から急騰している。

★9:36  ゼネラルオイスター-反発 5月度既存店売上高10%増 客数は7%増
 ゼネラル・オイスター<3224.T>が反発。同社は7日、5月度月次報告を発表し、既存店売上高は前年同月比9.8%増となった。全店では同3.0%減だった。既存店の客数は同7.4%増、客単価は同2.2%上昇した。


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