前場コメント No.16 シュッピン、ベルグアース、塩野義製薬、良品計画、三光合成など

2019/06/10(月) 11:31
★10:23  シュッピン-急落 5月度売上高1%増 EC売上高は10%減
 シュッピン<3179.T>が急落。同社は7日、5月度月次情報を発表し、売上高は前年同月比1.4%増の27.2億円となった。うちEC売上高は同9.8%減の15.4億円。また、Web会員数は前月比で3860人増加し、41万5089人となった。

★10:30  ベルグアース-4日続伸 2Q営業赤字6000万円 赤字幅は縮小
 ベルグアース<1383.T>が4日続伸 同社は7日に、19.10期2Q(11-4月)の連結営業損益は5900万円の赤字(前年同期は1.1億円の赤字)だったと発表した。
 野菜苗生産販売事業のセグメント利益が1.5億円(前年同期比71.0%増)と大きく伸長していることが赤字幅の縮小に寄与した。一方、農業・園芸用タネ資材販売事業は赤字に転落した。海外事業も赤字が続いている。

★10:32  塩野義製薬-JPモルガンが目標株価引き下げ cefiderocolなどの新薬に注目
 塩野義製薬<4507.T>が小高い。JPモルガン証券では、cefiderocolなどの新薬に注目。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は10000円→8800円と引き下げた。
 カタリストは以下の通り。(1)cefiderocolに関する行政及び販売体制アップデート:複雑性尿路感染症データを欧米で申請済み。今夏P3終了予定のカルバペネム耐性菌症データとともに当局のレビューを経て2019年内に承認を見込む。(2)4月に米国で承認されたHIV薬Dovato(ドルテグラビルと3TC配合剤)の立ち上がり。(3)カボテグラビル(持続性注射剤)/リルピビリン:ATLAS2M(2カ月1回投与)試験データ(2019年度下期)、1カ月1回製剤は4 に米国で申請済み。(4)新規メカニズム抗うつ薬S-812217(SAGE-217)の国内開発状況アップデート。

★10:33  GMOペイメントゲートウェイ-急騰 「データイノベーションラボ」で実証実験サービス提供開始
 GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>が急騰。同社は7日に、三菱総合研究所<3636.T>傘下でシステム開発事業を展開するアイ・ティー・ワンと共同で、国内外の企業・団体のビッグデータ活用を支援する「データイノベーションラボ」を立ち上げ、サービス提供を開始したと発表した。
 「データイノベーションラボ」が提供するメインサービスは、企業・団体のビッグデータ活用ソリューションの構想段階で、実用性・実現性を検証する一連の実証実験プロセス(PoC)を実施するもので、ビッグデータ分析の設計から実際の分析・検証まで行う。まずは同社の決済・金融関連サービスを利用するEC事業者および金融機関向けに提供するとしている。

★10:35  良品計画-JPモルガンが目標株価引き下げ 今後は中長期的な回復局面と予想
 良品計画<7453.T>が3日ぶり反発。JPモルガン証券では、今後は中長期的な回復局面と予想し、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は34000円→28000円と引き下げた。
 今来期営業利益予想は、従来比8%引き下げ、JPMの新営業利益予想は市場予想線に変更。新目標株価は現株価とのかい離が十分でであり、強気の投資判断を継続。
 前19.2期下期での業績ネガティブサプライズは、(1)国内事業での店舗人員補充効果の遅れ、(2)IT関連費用増(効果は来期以降)、(3)ファミリーマート向け卸事業消滅など。これらの影響もあり、今20.2期上期までは業績軟調が継続も、おおむね織り込み済みと判断。下期以降、逆にネガティブ要因一巡で増益に転じ、来期以降本格化する新ITシステム稼動効果期待もあり、株価も持ち直す公算が大きいとした。

★10:39  三光合成-反発 チェコに子会社設立 欧州主要顧客の生産拠点シフトに対応
 三光合成<7888.T>が3日ぶり反発。同社は6月7日大引け後に、SANKO GOSEI Czech(仮称)を8月に、チェコに設立すると発表した。現在、英国に製造・販売の子会社があるが、欧州における主要顧客の生産拠点がシフトする動きに合わせて、新規受注が見込めるとの判断から、その対応拠点を新設するとした。


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