前場コメント No.17 MCJ、きんでん、イムラ封筒、関電工、ロックフィールドなど

2019/06/10(月) 11:31
★10:38  MCJ-東海東京が目標株価引き下げ 次なる成長ドライバーの創出が課題
 MCJ<6670.T>が続伸。東海東京調査センターでは、次なる成長ドライバーの創出が課題とコメント。レーティング「Outperform」を継続も、目標株価は1000円→900円と引き下げた。
 同社は22.3期を最終年度とする中期経営計画を発表。22.3期は売上高1520億円、営業利益109億円~120億円を見込んでいる。今回の中計は中長期的な着実な事業拡大に向け、成長と投資のバランスを図る「事業・収益多様化」フェーズの位置づけとなっている。
 東海東京では中計の注目点として、(1)mouseの法人向けPC売上高の拡大、(2)iiyamaのデジタルサイネージ、タッチパネルに次ぐ成長ドライバーの創出、(3)ハイスペックPC市場への注力などを挙げるとした。

★10:41  きんでん-SMBC日興が目標株価引き下げ 業績堅調ながらカタリストに欠ける
 きんでん<1944.T>が変わらずを挟んで4日続伸。SMBC日興証券では、業績堅調ながらカタリストに欠けると判断。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1900円→1850円と引き下げた。
 セクター内の相対評価に基づく投資評価「2」に変更はなし。同社の今20.3期営業利益計画は前期並みだが、SMBC日興では完成工事総利益率の向上により営業最高益の更新が続くと予想。他方で、持続的な成長戦略に加えて、資金の有効活用が引き続き課題。安定増配が続く可能性が高いものの、一歩踏み込んだ配当性向の引き上げや自社株買い、M&A(合併・買収)や生産性向上投資の積極化に期待。

★10:41  イムラ封筒-急落 1Q最終益19%減 法人税等調整額の増加響く
 イムラ封筒<3955.T>が急落。同社は7日に、20.1期1Q(2-4月)の連結純利益は1.5億円(前年同期比19.3%減)だったと発表した。法人税等調整額が増加したことが響いた。

★10:44  関電工-SMBC日興が目標株価引き下げ 工事採算面の苦戦を踏まえて下方修正
 関電工<1942.T>が3日ぶり反発。SMBC日興証券では、工事採算面の苦戦を踏まえ、利益予想を下方修正。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1200円→1100円と引き下げた。
 規模拡大目標の一方で、建築工程の遅れに伴う外注費増加などにより収益性が圧迫されており、従来予想に対して業績の伸び悩みが想定される。再び株価評価が切り上がるためには、連結配当性向を意識した増配や自社株買いなどの株主還元の強化が必要と指摘。

★10:48  ヒューマンメタボローム-大幅に5日続伸 エクソソーム精製試薬キットの海外独占販売権獲得
 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090.T>が大幅に5日続伸。同社は7日に、シリコンバイオ (広島県東広島市)が開発した 研究用途のエクソソーム精製試薬キット「ExoIntact Exosome 精製試薬キット」の海外での独占販売権を獲得したと発表した。
 同社はエクソソーム精製試薬キットについて、4月に国内での独占販売権、海外での非独占販売権を取得していた。今回、非独占販売であった海外での販売に関しても、独占販売権を獲得した。すでに、エクソソーム関連の国際学会にこの製品の展示を行い、海外からの引き合いを獲得しているとした。

★10:50  ロックフィールド-急落 今期営業益6%増見込み 前期は22%減で着地
 ロック・フィールド<2910.T>が急落。同社は7日、20.4期通期の連結営業利益予想を25.7億円(前期比6.1%増)と発表した。
 創造型開発拠点「クリエイション・ラボ」や「野菜研究所」を活用し、フレッシュな生野菜と加熱野菜それぞれの素材のチカラを活かした新たな価値あるサラダや料理の開発、インターネット販売などにも対応できる高品質で日持ちのする冷凍・冷蔵商品の開発に取り組むとしている。
 19.4期通期の連結営業利益は24.2億円(前期比22.3%減)だった。主要ブランドの多くで売上高が前年を下回って推移したことが影響した。


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