前場コメント No.7 ＪＣＲファーマ、西松建、鹿島、霞ヶ関キャ、東センチュリー、大阪ソーダなど
★9:18 ＪＣＲファーマ－3日ぶり反落 テムセル適応拡大の臨床試験を開始
ＪＣＲファーマ<4552.T>が3日ぶり反落。同社は10日、「テムセルHS 注」〔一般名:ヒト（同種）骨髄由来間葉系幹細胞〕の静脈内投与による新生児低酸素性虚血性脳症に対する適応拡大（開発番号：JR-031HIE）について、医薬品医療機器総合機構に第1相および第2相臨床試験の治験計画届を提出し、所定の調査が終了したと発表した。
新生児低酸素性虚血性脳は、妊娠中または出産時の脳血流の減少によって胎児脳への酸素供給が不足すること等により発生する疾患で、現在の治療法では、治療を行った約半数の患児には効果が認められないため、より有効な治療法が望まれている。
なお、当該試験の開始は7月を予定している。
ＪＣＲファーマ<4552.T>が3日ぶり反落。同社は10日、「テムセルHS 注」〔一般名:ヒト（同種）骨髄由来間葉系幹細胞〕の静脈内投与による新生児低酸素性虚血性脳症に対する適応拡大（開発番号：JR-031HIE）について、医薬品医療機器総合機構に第1相および第2相臨床試験の治験計画届を提出し、所定の調査が終了したと発表した。
新生児低酸素性虚血性脳は、妊娠中または出産時の脳血流の減少によって胎児脳への酸素供給が不足すること等により発生する疾患で、現在の治療法では、治療を行った約半数の患児には効果が認められないため、より有効な治療法が望まれている。
なお、当該試験の開始は7月を予定している。
★9:20 西松建設－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 高水準の業績推移が継続
西松建設<1820.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、高水準の業績推移が続いており、配当利回りも高水準とみて、投資判断「Overweight」を継続した。妥当PERの引き下げから、目標株価は3400円→3350円と引き下げた。
エクイティストーリーを「建設（建築・土木）事業、開発・不動産事業の売上高拡大による利益成長」から「高マージン維持により高収益水準が続く」に変更するが、（1）営業利益予想はコンセンサスを上回る、（2）株価バリュエーションに割安感があることから「Overweight」を継続。
営業利益予想は、土木事業の利益引き上げを主因に上方修正。主因はマージン前提の引き上げで、（1）手持ち工事の採算性、（2）追加工事・設計変更を含む工事終盤での利益率改善が想定以上に堅調であることを織り込むとした。
西松建設<1820.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、高水準の業績推移が続いており、配当利回りも高水準とみて、投資判断「Overweight」を継続した。妥当PERの引き下げから、目標株価は3400円→3350円と引き下げた。
エクイティストーリーを「建設（建築・土木）事業、開発・不動産事業の売上高拡大による利益成長」から「高マージン維持により高収益水準が続く」に変更するが、（1）営業利益予想はコンセンサスを上回る、（2）株価バリュエーションに割安感があることから「Overweight」を継続。
営業利益予想は、土木事業の利益引き上げを主因に上方修正。主因はマージン前提の引き上げで、（1）手持ち工事の採算性、（2）追加工事・設計変更を含む工事終盤での利益率改善が想定以上に堅調であることを織り込むとした。
★9:29 鹿島－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 自社株買い実施は評価も次のカタリスト待ち
鹿島<1812.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、自社株買い実施は評価も、次のカタリスト待ちと判断。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1950円→1900円と引き下げた。
業績予想の見直しやベータ値上昇に伴い目標株価を引き下げた。19/3期決算発表と同時に自己株式取得100億円を公表したことはポジティブサプライズだったが、5月中にすでに約50億円を実施しており、今後のカタリストには乏しいと指摘している。
鹿島<1812.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、自社株買い実施は評価も、次のカタリスト待ちと判断。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は1950円→1900円と引き下げた。
業績予想の見直しやベータ値上昇に伴い目標株価を引き下げた。19/3期決算発表と同時に自己株式取得100億円を公表したことはポジティブサプライズだったが、5月中にすでに約50億円を実施しており、今後のカタリストには乏しいと指摘している。
★9:29 霞ヶ関キャピタル－急騰 Ａｌｐｈａ Ｅｎｅｒｇｙ子会社化 連結決算に移行
霞ヶ関キャピタル<3498.T>が急騰。同社は10日に、合同会社Ａｌｐｈａ Ｅｎｅｒｇyへ匿名組合出資を行うことにより、同社を連結子会社とすると発表した。
併せて、連結決算に移行することも発表した。19.8期の業績予想については従来予想からの変更はない。
霞ヶ関キャピタル<3498.T>が急騰。同社は10日に、合同会社Ａｌｐｈａ Ｅｎｅｒｇyへ匿名組合出資を行うことにより、同社を連結子会社とすると発表した。
併せて、連結決算に移行することも発表した。19.8期の業績予想については従来予想からの変更はない。
★9:30 東京センチュリー－三菱ＵＦＪＭＳが新規「Neutral」 リスク分散しながら高成長を実現
東京センチュリー<8439.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、近年多角化を急速に進め、リスク分散しながら高い成長を実現していると判断。投資判断「Neutral」、目標株価5300円として、カバレッジを開始した。
前19.3期までの7年間の資産の平均成長率は8.8％、純資産の成長率は12.2％と高い成長率を実現してきた。伝統的なファイナンスリースから、オートリース、不動産、航空機ファイナンス、環境エネルギーに事業分野を広げ、リスク分散を図りながら、よりROAの高い領域を拡大してきた。同社は最大手リース会社であるオリックス（8591）、三菱ＵＦＪリース（8593）、三井住友ファイナンス＆リースより規模では劣るが、規模が小さいゆえに成長がしやすく、株式としての魅力度が高い。また、今後配当性向を前19.3期の25％から22.3期には30％に引き上げる方針であることから、配当増も期待できるとした。
東京センチュリー<8439.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、近年多角化を急速に進め、リスク分散しながら高い成長を実現していると判断。投資判断「Neutral」、目標株価5300円として、カバレッジを開始した。
前19.3期までの7年間の資産の平均成長率は8.8％、純資産の成長率は12.2％と高い成長率を実現してきた。伝統的なファイナンスリースから、オートリース、不動産、航空機ファイナンス、環境エネルギーに事業分野を広げ、リスク分散を図りながら、よりROAの高い領域を拡大してきた。同社は最大手リース会社であるオリックス（8591）、三菱ＵＦＪリース（8593）、三井住友ファイナンス＆リースより規模では劣るが、規模が小さいゆえに成長がしやすく、株式としての魅力度が高い。また、今後配当性向を前19.3期の25％から22.3期には30％に引き上げる方針であることから、配当増も期待できるとした。
★9:30 大阪ソーダ－ＴＩＷが「1」継続 機能化学品の回復で持続的な増益トレンドを期待
大阪ソーダ<4046.T>が続伸。投資情報会社のＴＩＷでは、機能化学品の回復で持続的な増益トレンドを期待。投資評価「1（Buy）」を継続した。
前19.3期は基礎化学品がけん引してきたが、今20.3期は機能化学品へとけん引役が戻ってくる見込み。そのために減収の計画だが、利益率の高い機能化学品の回復で増益を維持できる見通し。なお、基礎化学品の単価調整も大きな調整にはならないと予想。株価バリュエーションも依然低く「1」評価を継続。
大阪ソーダ<4046.T>が続伸。投資情報会社のＴＩＷでは、機能化学品の回復で持続的な増益トレンドを期待。投資評価「1（Buy）」を継続した。
前19.3期は基礎化学品がけん引してきたが、今20.3期は機能化学品へとけん引役が戻ってくる見込み。そのために減収の計画だが、利益率の高い機能化学品の回復で増益を維持できる見通し。なお、基礎化学品の単価調整も大きな調整にはならないと予想。株価バリュエーションも依然低く「1」評価を継続。
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