前場コメント No.8  アエリア、ココカラファイン、大塚家、エムビーエス、大研医器、アリアケなど

2019/06/11(火) 11:31
★9:35  アエリア-3日続伸 不動産の資産価値やリスクが分かる「SelFin」月間物件調査件数1万件突破
 アエリア<3758.T>が3日続伸。同社は10日に、関連会社であるグレイセルズ(東京都港区)が、グレイセルズが開発を担当しリニュアル仲介(東京都新宿区)が運営する、不動産の資産価値やリスクが分かる「SelFin(セルフィン)」のサービスにおいて、3月の月間調査件数が1万件を超え、また、累計調査件数がサービス提供開始以来、15万件を超えたと発表した。

 「SelFin」は、2016年よりサービス提供しているWebアプリケーション。Web上で簡単な不動産情報を入力するだけで、対象不動産の「価格の妥当性」「流動性」「耐震性」「住宅ローン減税の利用の可否」「管理状況」「土地の資産性」を瞬時に判定するという。
 運営を担当するリニュアル仲介と、開発を担当するグレイセルズのレベニューシェアで運営をしており、主に不動産会社などからのシステム利用料が収益源になるとしている。

★9:41  ココカラファイン-反発 経営統合に関する特別委員会を設置
 ココカラファイン<3098.T>が反発。同社は10日、マツモトキヨシホールディングス<3088.T>およびスギホールディングス<7649.T>との資本業務提携もしくは経営統合について、特別委員会を設置すると発表した。
 
 特別委員会の検討結果については、7月末をめどに同社に報告される予定としている。

★9:43  大塚家具-3日ぶり反発 株主優待導入 5~10%の割引券を贈呈
 大塚家具<8186.T>が3日ぶり反発。同社は11日に、株主優待制度を導入すると発表した。同社株式を6カ月以上継続して保有するとともに、毎年4月30日および10月31日を基準日として100株(1単元)以上保有する株主を対象に、その保有株数および継続保有期間に応じて5~10%の割引券を贈呈する。

★9:43  エムビーエス-反落 3Q累計営業益44%減 物流投資事業の赤字響く
 エムビーエス<1401.T>が反落。同社は10日に、19.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は13.0億円(前年同期比43.7%減)だったと発表した。通期の会社計画21.0億円に対する進ちょくは62.1%となっている。

 物流投資事業が、前期に同社開発物件である「ロジスクエア守谷」および「ロジスクエア鳥栖」をCREロジスティクスファンド投資法人に売却した反動もあり、赤字となったことが響いた。

★9:43  大研医器-TIWが「2」継続 20.3期は若干の減益継続を予想
 大研医器<7775.T>が反発。投資情報会社のTIWでは、今20.3期は若干の減益継続を予想。投資評価「2(Neutral)」を継続した。

 今20.3期上期はフォットフィックスの単価下落の影響が強く残り、下期には単価も通常時の下落ペースに落ち着く前提で、収益改善を織り込んでいるとした。新製品の寄与は今期はまだ限定的となる見込み。経費削減の余地もあり、利益はさらに大きく落ち込む状況にはならないと考えるとしたものの、今夏以降の単価下落幅が想定比広がる可能性も払しょくできず、TIWでは若干減益の通期営業利益12億円を予想するとした。

★9:52  アリアケジャパン-みずほが目標株価引き上げ 新展開には注目も株価は妥当圏
 アリアケジャパン<2815.T>が反落。みずほ証券では、今後3年の営業利益のオーガニックCAGR7%を予想。投資判断「中立」を継続、目標株価は6700円→6900円と引き上げた。

 19/3期決算説明会後の会社訪問を踏まえ、業績予想を見直した。今後3年の米国子会社売却の影響を除くオーガニックCAGRは、売上高5%、営業利益7%を予想している。Kerryグループとの協業など今後の新展開には注目するが、株価は妥当圏にあると考えている。
 決算説明会で社長は、米国子会社売却資金約200億円を活用し、今後3年間で中国や欧州などを中心に100億円以上の設備投資を行うと語ったという。成長ドライバーが集中する状況下での大型投資は、一時的な成長率鈍化要因になることには留意したいとコメントしている。


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