前場コメント No.11  コラボス、リコー、イグニス、トランスコスモ、GATECH、大東建、トピー、 国際帝石、IIFなど

2019/06/11(火) 11:31
★10:56  コラボス-ストップ高 最新AI技術の音声認識システムでコールセンター業務刷新
 コラボス<3908.T>がストップ高。同社は10日10時40分に、最新AI技術を駆使したコールセンター向けのリアルタイム音声認識システム「AmiVoice Communication Suite provided by コラボス」をリリースしたと発表した。
 
 最新AI音声認識技術により、コールセンターでの顧客およびオペレーターの全ての通話内容をリアルタイムでテキスト化することで、通話内容からキーワードに紐づいたFAQの回答や説明資料を自動的に表示したり、テキスト化した内容の検証など、応対品質と顧客満足度の向上をサポートするとしている。

★11:06  リコー-5日続伸 完全固体型色素増感太陽電池を実用化
 リコー<7752.T>が5日続伸。同社は10日11時ごろ、エネルギーハーベスト(環境発電)製品の第1弾として、室内光で発電する完全固体型色素増感太陽電池を実用化したと発表した。
 
 併せて、大成(本社:愛知県名古屋市)とデザインオフィスライン(本社:東京都渋谷区)が、10日に発売したバッテリー搭載型デスク「LOOPLINE T1(ループライン ティーワン)」の室内用ソーラーパネルとして採用されたと発表した。
 
 複合機の開発で培った有機感光体の技術を応用することで、電解質を固体材料のみで構成することに成功。液漏れや腐食といった安全性や耐久性に対する課題を解決すると同時に、室内光源波長に適した有機材料の設計および、デバイス構造の最適化を実現することにより、発電性能を大幅に向上したとしている。

★11:07  イグニス-上げ幅拡大 「VRを用いた慢性疼痛緩和」システムの特許出願
 イグニス<3689.T>が上げ幅拡大。同社は11日11時に、子会社であるパルスと、順天堂大学が共同で進めている「VRを用いた慢性疼痛緩和の臨床研究」について、医療用VRシステムとして共同出願したこと、併せてサービス名称「うららかVR」のパイロット提供を開始することを発表した。

 持ち運び容易なモバイル一体型のVRとなり、仰臥位(あおむけに寝た状態)でも使用可能。自宅や入院時のベッドなど、どんな姿勢にも対応するという。一般家庭でも不安・慢性疼痛の緩和が可能となるVRサービスは世界初になるとしている。

★11:13  トランスコスモス-もみ合い ソリューション群「Yext」取り扱い開始 特設チームを設立
 トランス・コスモス<9715.T>がもみ合い。同社は11日に、デジタル上の情報管理のリーディングカンパニーであるYext(東京都港区)が提供するソリューション群「Yext(イエクスト)」の取り扱いを開始したと発表した。

 これに伴い同社では、Yextに関連する開発・運用、カスタマーサポートまでを統合的に支援するYext特設チームを社内に設立。Yext特設チームでは、Yextの効果を最大限に引き出す運用メソッドの開発・提供を行い、さらに同社の強みであるアクティブコミュニケーション・口コミ監視サービスをYextの運用に導入し、ユーザーによるレビュー情報などに対するカスタマーサポートを実施するとしている。

★11:15  GAテクノロジーズ-3日ぶり反発 大東建託にWEB受付システムを提供
 GA technologies<3491.T>が3日ぶり反発。同社は10日11時、子会社のイタンジ(本社:東京都港区)が7月中旬より、大東建託<1878.T>に入居申込書のWEB受付システム「申込受付くん」を提供すると発表した。
 
 入居に必要な入居申込書の提出を来店することなく、WEB上で手続きできるようになるとしている。大東建託グループ417拠点に順次提供の予定。

★11:22  トピー工業-TIWが「2+」継続 業績見通しは堅調 指標面で割安
 トピー工業<7231.T>が続伸。投資情報会社のTIWでは、業績見通しは堅調であり、指標面で割安と判断。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。

 前19.3期は前の期比6.2%の営業減益。製鋼工場の事故影響や副資材価格上昇などが響く。今20.3期は前期比46.6%営業増益を計画。製鋼販売数量増加やメタルスプレッド改善、建機用足回り部品や鉱山用大型ホイール販売の堅調が見込まれる。TIWでは鉄鋼での副資材価格落ち着きなどから、計画上振れを予想するとした。

★11:22  国際石油開発帝石-3日続伸 プレリュードFLNGプロジェクトでLNG出荷開始
 国際石油開発帝石<1605.T>が3日続伸。同社は11日10時30分に、子会社のINPEX Oil&Gas Australia(以下、IOGA社)を通じて参画しているプレリュードFLNGプロジェクトについて、洋上液化施設(FLNG船)よりLNGの出荷を開始したと発表した。

 このプロジェクトは、沖合の井戸で生産されたガスおよびコンデンセートを西豪州ブルーム市から北北東約475キロメートルの沖合に位置するFLNG船にて分離・液化処理し貯蔵した上で、船積みして出荷するプロジェクトという。
 このプロジェクトから生産されるLNGのうち、IOGA社権益相当分のLNGについては、JERA(東京電力ホールディングス<9501.T>・中部電力<9502.T>の合弁会社)に対して年間約56万トン、静岡ガス<9543.T>に対して年間約7万トン(いずれもプラトー時)をそれぞれ販売する予定としている。

★11:25  インターネットインフィニティー-3日ぶり反発 JR四国との共同試験事業を終了
 インターネットインフィニティー<6545.T>が3日ぶり反発。同社は10日11時、四国旅客鉄道(本社:香川県高松市)と共同で試験運営していた「JR四国レコードブック」事業を終了することで合意したと発表した。
 
 現在、同社の直営店として運営している2店舗について、当初はJR四国に事業主体を引継ぎ、JR四国がフランチャイジーとして運営していく計画だったが、引き続き同社の直営店として運営する。また、店舗名を「JR四国レコードブック」から「レコードブック」に改称する。
 
 同社は今後も四国エリアで「レコードブック」出店を継続していく予定。加えて、共同試験事業期間中停止していた四国エリアでのレコードブック・フランチャイズの加盟募集についても再開するとしている。

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