後場コメント No.4  プレミアG、ニチアス、オムロン、GMO、バリュデザ、シードなど

2019/06/11(火) 14:59
★13:07  プレミアG-TIWが「1」へ引き上げ 成長が続く公算が大きい
 プレミアグループ<7199.T>が続伸。投資情報会社のTIWでは、成長が続く公算が大きいとして、投資評価を「2+(Outperform)」と引き上げた。目標株価は2400円。

 同社は4月に、同業でワランティ事業を手がけるロベライオソリューションズを子会社化。これにより、中古車の第三者保証業界でのシェアは7~8割となる。圧倒的なシェアをベースとしたシナジー創出によるワランティ事業の収益拡大が期待されるとともに、連結全体での収益向上加速への貢献が見込まれる。今20.3期の会社計画は実質2ケタ増益であるが、TIWでは計画上振れを予想するとした。

★13:09  ニチアス-東海東京が目標株価引き下げ 20/3 期の営業利益は前年比減益を予想
 ニチアス<5393.T>が反落。東海東京調査センターでは、20/3期の業績予想を引き下げ。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2400円→2100円と引き下げた。

 東海東京では、20/3 期業績を売上高2088億円(前年比3.1%減)、営業利益213億円(同 5.9%減)と予想。営業利益は前回予想(221億円)から引き下げた。高機能製品および自動車部品で原材料価格の上昇を反映したことが主な要因。また、建材も物流費の上昇を見込み営業利益予想を若干引き下げた。
 リスク要因として、半導体需要、物流費や燃料費の変動、生産能力増強の設備投資の進捗、自動車の生産台数の変動などを挙げている。

★13:16  オムロン-ドイツ証が目標株価引き上げ 控えめな計画が一定の安心感
 オムロン<6645.T>が3日続伸。ドイツ証券では、控えめな計画が一定の安心感と判断。レーティング「Hold」を継続、目標株価を4900円→5100円と引き上げた。

 同社の会社計画はドイツ証見通しと大きな差異はなかったが、総じて控えめな計画の組み立ては市場に一定の安心感を与える内容。発表された車載事業の売却による自動車関連リスクの軽減や資本効率を意識した経営は市場に評価されよう。ドイツ証予想は会社計画を若干下回る予想に足元の不透明な事業環境を考慮し設定しているが、来期は車載事業を除いて考えても増益基調に戻るとみている。

★13:20  GMOインターネット-続伸 「お名前.com」が新ドメイン「.homes」の一般登録開始
 GMOインターネット<9449.T>が続伸。同社は11日に、運営するドメイン登録サービス「お名前.com」が、新ドメイン「.homes」の一般登録受付を開始したと発表した。

 「.homes」は、不動産売買・賃貸・住宅リフォームなど、不動産や住宅サービス関連のWebサイトはもちろん、不動産に関する口コミや、ブログなどのコミュニティサイトにも活用できる新ドメインという。「.homes」は一目で住居や住宅に関連することが分かり、短く覚えやすいことから、直感的にサイトの内容を訴求することができるとしている。

★13:26  バリューデザイン-反発 ファーストキッチンなどにQRコード決済提供
 バリューデザイン<3960.T>が反発。同社は10日、ファーストキッチン(本社:東京都新宿区)へQRコード決済事業者との接続サービスを提供すると発表した。
 
 全国の「ファーストキッチン」「ウェンディーズ・ファーストキッチン」で「LINE Pay」「楽天ペイ(アプリ決済)」での決済サービスが可能になったとしている。

★13:28  シード-後場急落 公正取引委員会が独占禁止法違反で立ち入り検査へ 朝日報道
 シード<7743.T>が後場急落。朝日新聞デジタルは11日12時頃に、公正取引委員会が独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いで同社など大手3社の立ち入り検査に乗り出したと報じた。

 記事によれば、3社は遅くとも数年前から、特定のコンタクトレンズを販売店に納入する際、店頭以外で販売価格を表示しないよう求めた疑いがあるという。従わない業者には出荷停止などをほのめかしていたとみられる。このため該当のレンズはチラシで「特別価格」などとしか記されず、販売店のサイトでは商品の紹介もしていないケースもあったとしている。


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