今日の株式見通し-軟調か 米国株は上昇一服
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は14ドル安の26048ドルで終えた。序盤には180ドル近く上昇する場面もあったが、買いが続かず下げに転じた。ただ、マイナス圏に沈んだところでは下げ渋る動きも見せた。ドル円は足元で108円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて20円安の21190円で取引を終えた。
米国株の上昇一服を受けて上値の重い展開を予想する。ダウ平均は直近の上昇度合いからすれば小幅な下落にとどまっているため、そこまで弱い動きとはならないだろう。CME225先物はきのうの日経平均終値(21204円)とほぼ変わらない水準で、ドル円も比較的落ち着いている。ただし、10時半発表予定の中国の5月消費者物価および生産者物価はかく乱材料。米国と中国の対立激化懸念がくすぶる中、指標が中国株の下げを促すようだと、リスク回避の売りが強めに出てくる可能性はある。日経平均の予想レンジは21000円-21250円。
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