前場コメント No.2 NTTデータ、はてな、サイバーエージェント、シーイーシー、エスエルディーなど

2019/06/12(水) 11:30
★9:01  NTTデータ-買い気配 大和が「1」へ2段階引き上げ 課題克服で収益飛躍期へ
 NTTデータ<9613.T>が買い気配。大和証券では、課題克服で収益飛躍期へとコメント。投資判断を「3(中立)」→「1(買い)」、目標株価を1200円→2000円と引き上げた。
 前19.3期着地はサプライズが小さく、国内の不採算膨張を他案件好調でカバーし、会社計画をクリア。北米も課題を解消し、17.3期以来の低迷を脱している。今20.3期会社計画は営業利益で横ばいだが、内外の競争力強化。技術育成投資200億円増が要因であり、長期業績にはプラスとなる見通し。
 大和予想は22.3期の会社中計が射程内とした。来21.3期営業利益は前期比220億円増益を見込み、これは北米の回復効果とEMEA・中南米の一過性費用解消、国内事業の安定拡大がけん引するとしたもの。22.3期も国内の課金型収益の累積に加え、海外の先行投資が回収期を迎え、会社中計の営業利益2000億円が達成されるとした。

★9:01  はてな-買い気配 NTT東が「クラウド導入・運用サービス」で「Mackerel」を採用
 はてな<3930.T>が買い気配。同社は11日に、NTT<9432.T>傘下のNTT東日本が提供を開始する「クラウド導入・運用サービス」において、サーバー監視サービス「Mackerel」が採用されたと発表した。
 監視サービスとしてのパートナーシップは「Mackerel」が第1号になるという。同社は、NTT東日本とともに「クラウド導入・運用サービス」の顧客に対する運用プロセスの効率化に貢献するとしている。

★9:01  サイバーエージェント-みずほが「買い」へ引き上げ 株価は下がり過ぎとの見方
 サイバーエージェント<4751.T>が4日続伸。みずほ証券では、株価は下がり過ぎと判断。ファンダメンタルズは回復感を強めるとみて、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は5200円→4500円と引き下げた。
 ゲームやインターネット広告の下振れを反映し、業績予想を減額。ただし、今19.9期3Qに営業減益幅は縮小し、4Qから増益転換と見込み、業績の回復感を強めると想定。AbemaTVが34歳以下の視聴層に強く、NB広告主の出稿増額も朗報。株価は調整しており、ファンダメンタルズとのかい離に鑑み、投資判断を「買い」に変更。
 短期的には今19.9期3Qは新作ゲームの上積みが小さく、インターネット広告の収益性改善も緩やかとなりそうだが、4Q以降は弾みがつく見通し。それら悪材料の解消しだいで、みずほ予想への上積みも想定される。AbemaTVは来20.9期から赤字縮小に転じ、インターネット広告ではNB広告主増を見込み、他のインターネット銘柄より構造的な課題解消が増えそうで、相対パフォーマンスの向上に資すると期待。

★9:01  シーイーシー-買い気配 1Q営業益20%増 上期進ちょくは64%
 シーイーシー<9692.T>が買い気配。同社は11日、20.1期1Qの連結営業利益が16.2億円(前年同期比20.8%増)だったと発表した。上期の会社計画25.5億円に対する進ちょくは63.5%。
 セキュリティ関連製品・サービスの拡販や収益性の高い商談が増加したことに加え、品質・生産性向上策など利益率向上のための諸施策に取り組んだことが奏功した。

★9:01  エスエルディー-買い気配 ポケモンセンターに常設するカフェ店舗の開業支援業務受託
 エスエルディー<3223.T>が買い気配。同社は11日に、ポケモン(東京都港区)が、9月20日に大丸心斎橋店 本館(大阪府大阪市)に開店を予定するオフィシャルショップ「ポケモンセンター オーサカ DX(ディーエックス) ポケモンカフェ 」 に常設するカフェ店舗の開業支援業務を受託したと発表した。
 「ポケモンセンター」は、ポケモンのオフィシャルショップであり、オリジナルグッズの販売やイベントを展開 、現在国内外で13店舗を展開している。14店舗目となる対象店舗は、物販のみならず、西日本初のカフェ併設型店舗として、幅広い顧客に楽しんでもらえる店舗となる予定としている。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ