前場コメント No.9 Ｊパワー、スズキ、旭ダイヤモンド工業、住友化学、オートウェーブなど
★9:13 Ｊパワー－みずほが目標株価引き下げ 21.3期に向けて増益・増配の確度が高い点を評価
Ｊパワー（電源開発）<9513.T>が小高い。みずほ証券では、短期業績は下押しするが、来21.3期に向けて増益・増配の確度が高い点を評価するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は3400円→3000円と引き下げた。
今20.3期業績は竹原火力2号機停止などから収支が下押し方向であるが、来21.3期に向けては、新規電源（竹原新1号機、鹿島パワーなど）の運転開始やコスト削減に取り組むことで、中期的な利益成長および増配余地がある点を評価する見方に変更はなし。
短期業績の下方修正から目標株価をいったん引き下げるものの、今後はベースロード電源市場の入札や、来21.3期に向けて建設中電源の工事進ちょく、コスト削減への取り組み状況に注目。増益・増配が来期に向けて期待できる中で、PBR0.5倍台の水準は割安感が強いと指摘。
Ｊパワー（電源開発）<9513.T>が小高い。みずほ証券では、短期業績は下押しするが、来21.3期に向けて増益・増配の確度が高い点を評価するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は3400円→3000円と引き下げた。
今20.3期業績は竹原火力2号機停止などから収支が下押し方向であるが、来21.3期に向けては、新規電源（竹原新1号機、鹿島パワーなど）の運転開始やコスト削減に取り組むことで、中期的な利益成長および増配余地がある点を評価する見方に変更はなし。
短期業績の下方修正から目標株価をいったん引き下げるものの、今後はベースロード電源市場の入札や、来21.3期に向けて建設中電源の工事進ちょく、コスト削減への取り組み状況に注目。増益・増配が来期に向けて期待できる中で、PBR0.5倍台の水準は割安感が強いと指摘。
★9:14 スズキ－みずほが目標株価引き下げ 業績は下期偏重を予想
スズキ<7269.T>が小安い。みずほ証券では、業績は下期偏重を予想。投資判断「買い」を継続も、目標株価は6600円→5900円と引き下げた。
今20.3期の売上高、営業利益予想を引き下げ。インド新車市場（出荷ベース）は6カ月連続で減少、4月は15％と減少幅が拡大しており、短期的な市場の弱さを業績に反映させたとした。一方、個別では、18年11月にErtiga、19年1月にWagonRのモデルチェンジ、都市部だけでなく地方部での販売網開拓の継続、上位モデル販売に特化したNEXA店舗数の拡大など、競争力強化に向けた取り組みを続けている。4～6月期業績はインド販売の鈍化やGujarat第2工場の償却負担の増加などで大幅減益を予想するとしたが、下期以降の業績回復を想定し、投資判断「買い」を継続。
スズキ<7269.T>が小安い。みずほ証券では、業績は下期偏重を予想。投資判断「買い」を継続も、目標株価は6600円→5900円と引き下げた。
今20.3期の売上高、営業利益予想を引き下げ。インド新車市場（出荷ベース）は6カ月連続で減少、4月は15％と減少幅が拡大しており、短期的な市場の弱さを業績に反映させたとした。一方、個別では、18年11月にErtiga、19年1月にWagonRのモデルチェンジ、都市部だけでなく地方部での販売網開拓の継続、上位モデル販売に特化したNEXA店舗数の拡大など、競争力強化に向けた取り組みを続けている。4～6月期業績はインド販売の鈍化やGujarat第2工場の償却負担の増加などで大幅減益を予想するとしたが、下期以降の業績回復を想定し、投資判断「買い」を継続。
★9:16 旭ダイヤモンド－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 再成長シナリオは不変
旭ダイヤモンド工業<6140.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、米中貿易摩擦の影響で業績予想を引き下げるが、再成長シナリオは不変とし、投資判断「Buy」を継続した。目標株価は1100円→1000円と引き下げた。
足もとの半導体市況の停滞、貿易摩擦の影響等を踏まえ、今20.3期以降の業績予想を下方修正。修正後の営業利益は今20.3期を底に来21.3期へ増益転換、22.3期に増収増益を予想。海外販路拡大ならびに半導体、輸送機器向け拡販により、エコメップ以外の製品売上高は連続増収を見込むとした。設備投資は供給能力増強、製造品目と製造拠点の再編、生産工程の効率化などを目指し、来21.3期までは高水準が続くとみられる。
今20.3期会社側営業利益計画は上期2.7億円、下期12.4億円で、上期は前期末からの需要低迷が続き、下期回復を見込んでいるとした。
旭ダイヤモンド工業<6140.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、米中貿易摩擦の影響で業績予想を引き下げるが、再成長シナリオは不変とし、投資判断「Buy」を継続した。目標株価は1100円→1000円と引き下げた。
足もとの半導体市況の停滞、貿易摩擦の影響等を踏まえ、今20.3期以降の業績予想を下方修正。修正後の営業利益は今20.3期を底に来21.3期へ増益転換、22.3期に増収増益を予想。海外販路拡大ならびに半導体、輸送機器向け拡販により、エコメップ以外の製品売上高は連続増収を見込むとした。設備投資は供給能力増強、製造品目と製造拠点の再編、生産工程の効率化などを目指し、来21.3期までは高水準が続くとみられる。
今20.3期会社側営業利益計画は上期2.7億円、下期12.4億円で、上期は前期末からの需要低迷が続き、下期回復を見込んでいるとした。
★9:19 住友化学－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 石化や健康・農業関連の主力製品が軟調
住友化学<4005.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、石化や健康・農業関連の主力製品の需要が軟調と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は620円→510円と引き下げた。
石化製品やメチオニン、農薬需要が弱い中で、同社の業績拡大は見込み難いため「Neutral」を継続。足元で石化誘導品の需要は弱く、同社が高いエクスポージャーを有するアジアのオレフィン需要も軟調。また、主力のメチオニン事業を始め健康・農業関連事業の低調も際立っている。偏光板の需給バランスはタイトに推移しており、強みである情報電子化学事業は堅調に推移しているものの、全社として業績モメンタムが減速している局面と考えるとした。
住友化学<4005.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、石化や健康・農業関連の主力製品の需要が軟調と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は620円→510円と引き下げた。
石化製品やメチオニン、農薬需要が弱い中で、同社の業績拡大は見込み難いため「Neutral」を継続。足元で石化誘導品の需要は弱く、同社が高いエクスポージャーを有するアジアのオレフィン需要も軟調。また、主力のメチオニン事業を始め健康・農業関連事業の低調も際立っている。偏光板の需給バランスはタイトに推移しており、強みである情報電子化学事業は堅調に推移しているものの、全社として業績モメンタムが減速している局面と考えるとした。
★9:21 オートウェーブなど－急騰 東京都が急発進防止装置費用9割補助の方針を表明
オートウェーブ<2666.T>やバッファロー<3352.T>などカー用品店株がきのうに続いて値を飛ばしている。高齢者向けに自動ブレーキなど安全機能がついた車種のみ運転できる新免許制度の導入が検討されていることが、引き続き材料視されているもよう。
また、東京都の小池百合子知事は11日、アクセルとブレーキを踏み間違えた際に急発進を防ぐ装置の取り付け費用を9割程度補助する方針を表明したことも買い材料となっている。
オートウェーブ<2666.T>やバッファロー<3352.T>などカー用品店株がきのうに続いて値を飛ばしている。高齢者向けに自動ブレーキなど安全機能がついた車種のみ運転できる新免許制度の導入が検討されていることが、引き続き材料視されているもよう。
また、東京都の小池百合子知事は11日、アクセルとブレーキを踏み間違えた際に急発進を防ぐ装置の取り付け費用を9割程度補助する方針を表明したことも買い材料となっている。
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