前場コメント No.17 フェイスネットワーク、フジクラ、東芝、ユーザベース、三和ＨＤなど
★10:47 フェイスネットワーク－エースが目標株価引き下げ 今期は会社計画と同水準を想定
フェイスネットワーク<3489.T>がもみ合い。エース経済研究所では、投資判断「強気」を継続も、目標株価は2450円→1735円と引き下げた。
投資用不動産に対する金融機関の融資行動の変化を受け、関連企業の株価は軒並み調整を余儀なくされ、低評価に甘んじる格好となっている。今20.3期は売上高160億円（前期比+13％）、営業利益13億円（同+28％）、経常利益10億5000万円（同+29％）、当期利益7億2000万円（同+13％）と、会社は過去最高益を目指す。エースも現時点で会社計画と同水準とするが、今後の進ちょくに応じて見直すとした。
フェイスネットワーク<3489.T>がもみ合い。エース経済研究所では、投資判断「強気」を継続も、目標株価は2450円→1735円と引き下げた。
投資用不動産に対する金融機関の融資行動の変化を受け、関連企業の株価は軒並み調整を余儀なくされ、低評価に甘んじる格好となっている。今20.3期は売上高160億円（前期比+13％）、営業利益13億円（同+28％）、経常利益10億5000万円（同+29％）、当期利益7億2000万円（同+13％）と、会社は過去最高益を目指す。エースも現時点で会社計画と同水準とするが、今後の進ちょくに応じて見直すとした。
★10:52 フジクラ－みずほが目標株価引き下げ 下期主体に下振れ懸念 2期連続の減配見通し
フジクラ<5803.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、下期主体に下振れ懸念があり、2期連続の減配見通しとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は500円→390円と引き下げた。
今20.3期営業利益は265億円と、会社計画比15億円の下振れとみられる。今20.3期下期の会社計画（前年同期比12％増の150億円）はエレクトロニクス、自動車電装主体に意欲的との印象が拭えない。みずほでは、今20.3期上期営業利益を前年同期比9％減の130億円と会社計画並みを予想し、下期営業利益を同1%増の135億円と想定。なお、今20.3期1Q（4～6月）営業利益は前年同期比34％減の50億円を予想。今20.3期年間配当金は前年比2円減の10円/株と、2期連続の減配が予想されることも、市場から敬遠される要因となる見通し。
フジクラ<5803.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、下期主体に下振れ懸念があり、2期連続の減配見通しとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は500円→390円と引き下げた。
今20.3期営業利益は265億円と、会社計画比15億円の下振れとみられる。今20.3期下期の会社計画（前年同期比12％増の150億円）はエレクトロニクス、自動車電装主体に意欲的との印象が拭えない。みずほでは、今20.3期上期営業利益を前年同期比9％減の130億円と会社計画並みを予想し、下期営業利益を同1%増の135億円と想定。なお、今20.3期1Q（4～6月）営業利益は前年同期比34％減の50億円を予想。今20.3期年間配当金は前年比2円減の10円/株と、2期連続の減配が予想されることも、市場から敬遠される要因となる見通し。
★10:55 東芝－続伸 「GridDB」と日立の「Pentaho」の間で動作検証を実施
東芝<6502.T>が続伸。同社傘下の東芝デジタルソリューションズは12日に、ビッグデータ・IoT向けスケールアウト型分散データベース「GridDB」と日立製作所<6501.T>のデータ統合・分析基盤「Pentaho」の間で動作検証を実施したと発表した。
動作検証により、「GridDB」が「Pentaho」のデータソースとして利用可能であることを確認。これにより、あらゆるビジネスシーンで、データ利活用の可能性が広がることになるという。同社は、顧客のニーズに応じて「GridDB」と「Pentaho」を組み合わせて提供するとしている。
東芝<6502.T>が続伸。同社傘下の東芝デジタルソリューションズは12日に、ビッグデータ・IoT向けスケールアウト型分散データベース「GridDB」と日立製作所<6501.T>のデータ統合・分析基盤「Pentaho」の間で動作検証を実施したと発表した。
動作検証により、「GridDB」が「Pentaho」のデータソースとして利用可能であることを確認。これにより、あらゆるビジネスシーンで、データ利活用の可能性が広がることになるという。同社は、顧客のニーズに応じて「GridDB」と「Pentaho」を組み合わせて提供するとしている。
★10:57 ユーザベース－東海東京が「Neutral」へ引き下げ 短期的には上値の重い展開を予想
ユーザベース<3966.T>が大幅続落。東海東京調査センターでは、将来の期待値は高いが、短期的には上値の重い展開を予想。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を4000円→3000円と引き下げた。
1Qは計画通りの赤字決算でありサプライズはなし。既存事業のEBITDA成長率は前年比92％増と通期計画（約5割）以上のペースで伸長し、通期計画17億円に対する進ちょく率も33％と好調。「SPEEDA」のEBITDA率は36.2％と目標の30％を超過。既存の「SPEEDA」「NewsPicks」の利益が通期計画以上のペースで伸長している点は好印象。また「Quartz」新規事業の有料会員数は年度末に発表とした。同事業は「NewsPicks」立ち上げ期より早く会員数が増加しているもようで開示が待たれるとした。
ユーザベース<3966.T>が大幅続落。東海東京調査センターでは、将来の期待値は高いが、短期的には上値の重い展開を予想。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を4000円→3000円と引き下げた。
1Qは計画通りの赤字決算でありサプライズはなし。既存事業のEBITDA成長率は前年比92％増と通期計画（約5割）以上のペースで伸長し、通期計画17億円に対する進ちょく率も33％と好調。「SPEEDA」のEBITDA率は36.2％と目標の30％を超過。既存の「SPEEDA」「NewsPicks」の利益が通期計画以上のペースで伸長している点は好印象。また「Quartz」新規事業の有料会員数は年度末に発表とした。同事業は「NewsPicks」立ち上げ期より早く会員数が増加しているもようで開示が待たれるとした。
★10:57 三和ＨＤ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 住設建材メーカーの中では業績堅調
三和ホールディングス<5929.T>が小高い。ＳＭＢＣ日興証券では、住設建材メーカーの中では業績堅調とみて、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は1550円→1400円と引き下げた。
今20.3期よりスタートする新中期経営計画は2カ年計画となった。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控えて、良好な事業環境の下で安定成長が続く見通し。ただし、来21.3期の国内増収効果を慎重に見込み、同社の営業利益目標375億円に対し、ＳＭＢＣ日興では365億円を予想。また、施工繁忙期を迎えることから、工事費や物流費などのコストアップ、生産体制の混乱には引き続き留意すべきとした。
資金活用に関して、設備投資を年間100億円程度実施するほか、M&A（合併・買収）に200億円程度を充てる見込み。欧州の事業基盤強化のためのM&Aを継続的に実施しており、これによる市場シェアは業績拡大に加えて、大型案件がなければ自己株式取得を実施することにも期待するとした。
三和ホールディングス<5929.T>が小高い。ＳＭＢＣ日興証券では、住設建材メーカーの中では業績堅調とみて、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は1550円→1400円と引き下げた。
今20.3期よりスタートする新中期経営計画は2カ年計画となった。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控えて、良好な事業環境の下で安定成長が続く見通し。ただし、来21.3期の国内増収効果を慎重に見込み、同社の営業利益目標375億円に対し、ＳＭＢＣ日興では365億円を予想。また、施工繁忙期を迎えることから、工事費や物流費などのコストアップ、生産体制の混乱には引き続き留意すべきとした。
資金活用に関して、設備投資を年間100億円程度実施するほか、M&A（合併・買収）に200億円程度を充てる見込み。欧州の事業基盤強化のためのM&Aを継続的に実施しており、これによる市場シェアは業績拡大に加えて、大型案件がなければ自己株式取得を実施することにも期待するとした。
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