後場コメント No.2 リロG、伊藤忠商事、ソニー、オロ、BEENOSなど
★12:56 日産自動車-下げに転換 西川社長の再任案に米国の投資助言2社が反対推奨と報じられる
日産自動車<7201.T>が後場に入って下げに転換。6月25日に開く株主総会で提案している西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)の取締役再任議案について、投資家への議決権行使助言を手掛ける米大手2社が「西川氏はカルロス・ゴーン被告らによる不正行為があった時に代表取締役で、監督すべき立場だった」などとして反対を推奨していることがわかったと、共同通信が6月12日9時30分ごろに伝えている。反対推奨している2社はグラス・ルイスとインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)とされる。
日産自動車<7201.T>が後場に入って下げに転換。6月25日に開く株主総会で提案している西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)の取締役再任議案について、投資家への議決権行使助言を手掛ける米大手2社が「西川氏はカルロス・ゴーン被告らによる不正行為があった時に代表取締役で、監督すべき立場だった」などとして反対を推奨していることがわかったと、共同通信が6月12日9時30分ごろに伝えている。反対推奨している2社はグラス・ルイスとインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)とされる。
★13:04 リロG-いちよしがフェアバリュー引き上げ 中長期の成長に関する見方に変化はない
リログループ<8876.T>が底堅い。東海東京調査センターでは、中長期の成長に関する見方に変化はないとし、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは2800円→3000円と引き上げた。
フェアバリュー引き上げは、買収に伴うのれん償却費用の増加や関連コスト増加などで利益予想を引き下げるが、EBITDAの増加と買収事業拡大による長期の利益予想の拡大を織り込んだため。
今20.3期業績に関し、良好な事業環境を背景に11期連続で最高営業利益を更新する見通し。いちよしでは、海外で大型M&A(合併・買収)に関連したのれん償却など費用の増加などから予想を見直し。国内部門のリロケーション、福利厚生事業は好調な環境下で契約数の積み上げが進むと予想されるとした。
リログループ<8876.T>が底堅い。東海東京調査センターでは、中長期の成長に関する見方に変化はないとし、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは2800円→3000円と引き上げた。
フェアバリュー引き上げは、買収に伴うのれん償却費用の増加や関連コスト増加などで利益予想を引き下げるが、EBITDAの増加と買収事業拡大による長期の利益予想の拡大を織り込んだため。
今20.3期業績に関し、良好な事業環境を背景に11期連続で最高営業利益を更新する見通し。いちよしでは、海外で大型M&A(合併・買収)に関連したのれん償却など費用の増加などから予想を見直し。国内部門のリロケーション、福利厚生事業は好調な環境下で契約数の積み上げが進むと予想されるとした。
★13:05 伊藤忠商事-後場急騰 4000万株・700億円の自己株取得枠を設定 割合は2.7%
伊藤忠商事<8001.T>が後場急騰。同社は12日に、4000万株・700億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月12日~2020年6月11日。なお、上限4000万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.7%となる。
伊藤忠商事<8001.T>が後場急騰。同社は12日に、4000万株・700億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月12日~2020年6月11日。なお、上限4000万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.7%となる。
★13:11 ソニー-ドイツ証が目標株価引き上げ 22.3期に向けて最高益更新ペース
ソニー<6758.T>が底堅い。ドイツ証券では、22.3期に向けて最高益更新ペースと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を8800円→9100円と引き上げた。
ドイツの営業利益予想は今20.3期:前期比8%減の8200億円(従来予想8250億円)、来21.3期:同7%増の8750億円(同9400億円)、22.3期:同11%増の9700億円(新たに作成)とした。従来予想と比較して今20.3期は微調整にとどめるとしたが、来21.3期には次世代コンソール(仮称PSS)ロンチのための費用増額、新規事業創出のための本社費用を新たに織り込んだとした。ゲーム事業は来21.3期はPSSロンチでコスト負担が増すが、翌期からは再成長モード転換を想定。半導体・音楽のオーガニック成長、映画のマージン改善などの従来の基本的な見方は不変であるとした。
ソニー<6758.T>が底堅い。ドイツ証券では、22.3期に向けて最高益更新ペースと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を8800円→9100円と引き上げた。
ドイツの営業利益予想は今20.3期:前期比8%減の8200億円(従来予想8250億円)、来21.3期:同7%増の8750億円(同9400億円)、22.3期:同11%増の9700億円(新たに作成)とした。従来予想と比較して今20.3期は微調整にとどめるとしたが、来21.3期には次世代コンソール(仮称PSS)ロンチのための費用増額、新規事業創出のための本社費用を新たに織り込んだとした。ゲーム事業は来21.3期はPSSロンチでコスト負担が増すが、翌期からは再成長モード転換を想定。半導体・音楽のオーガニック成長、映画のマージン改善などの従来の基本的な見方は不変であるとした。
★13:15 オロ-続落 「ZAC Enterprise」をシナリオテクノロジーミカガミが採用
オロ<3983.T>が続落。同社は6月12日13時に、クラウドERP「ZAC Enterprise」を、シナリオテクノロジーミカガミ(東京都豊島区)が基幹業務システムとして採用したと発表した。シナリオテクノロジーミカガミは、ゲームなどのシナリオ制作を中心として、IP開発やローカライズ(翻訳)事業、企画制作など、ライティングに関わるあらゆる業務を担う会社。
オロ<3983.T>が続落。同社は6月12日13時に、クラウドERP「ZAC Enterprise」を、シナリオテクノロジーミカガミ(東京都豊島区)が基幹業務システムとして採用したと発表した。シナリオテクノロジーミカガミは、ゲームなどのシナリオ制作を中心として、IP開発やローカライズ(翻訳)事業、企画制作など、ライティングに関わるあらゆる業務を担う会社。
★13:18 BEENOS-後場上げ幅拡大 投資先のトルコ決済サービス運営企業を売却
BEENOS<3328.T>が後場上げ幅拡大。同社は12日午前に、投資先であるトルコ最大手のオンライン決済サービスを運営するiyzicoの保有株について、南アフリカのインターネット&メディアコングロマリットであるNaspersの子会社でフィンテック事業を統括するPayUに売却すると発表した。
なお、PayUはiyzicoを1億6500万ドル(約180億円)で取得し、100%子会社化することを6月11日に発表している。同社のiyzico売却前の出資比率は1~5%以内としている。
BEENOS<3328.T>が後場上げ幅拡大。同社は12日午前に、投資先であるトルコ最大手のオンライン決済サービスを運営するiyzicoの保有株について、南アフリカのインターネット&メディアコングロマリットであるNaspersの子会社でフィンテック事業を統括するPayUに売却すると発表した。
なお、PayUはiyzicoを1億6500万ドル(約180億円)で取得し、100%子会社化することを6月11日に発表している。同社のiyzico売却前の出資比率は1~5%以内としている。
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