前場コメント No.3 ＨＩＳ、ロングライフ、ハウテレビジョン、伊藤園、東建コーポなど
★9:03 ＨＩＳ－ＭＳＭＵＦＧが「EW」へ引き下げ 2ケタ成長期待のはく落などから
エイチ・アイ・エス<9603.T>が3日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、営業利益（OP）の2ケタ増益成長期待のはく落などから、投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」、目標株価を5200円→3000円と引き下げた。
「EW」へ引き下げる要因は以下の3点。（1）ネガティブサプライズだった19.10期上期決算を踏まえ、業績予想を下方修正し、2ケタの営業増益基調から、1ケタの営業増益基調へと見方を変更。主因はハウステンボスと訪日旅行事業（中国）の想定以上の不振で、循環要因よりは構造的要因が強いと判断。当面、業績回復の具体的なシナリオがみえないことを勘案した。（2）業績予想を下方修正、妥当マルチプルの引き下げから、目標株価を引き下げた。（3）従来からの旺盛な設備投資計画に、本社ビル購入（約300億円）を今回新たに業績予想に織り込んだ。FCFの赤字拡大（20.10期)、財務体質の悪化などから、従来以上にファイナンス懸念が払しょくされない状況が続く可能性が高く、株価上昇の重しになると判断。
エイチ・アイ・エス<9603.T>が3日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、営業利益（OP）の2ケタ増益成長期待のはく落などから、投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」、目標株価を5200円→3000円と引き下げた。
「EW」へ引き下げる要因は以下の3点。（1）ネガティブサプライズだった19.10期上期決算を踏まえ、業績予想を下方修正し、2ケタの営業増益基調から、1ケタの営業増益基調へと見方を変更。主因はハウステンボスと訪日旅行事業（中国）の想定以上の不振で、循環要因よりは構造的要因が強いと判断。当面、業績回復の具体的なシナリオがみえないことを勘案した。（2）業績予想を下方修正、妥当マルチプルの引き下げから、目標株価を引き下げた。（3）従来からの旺盛な設備投資計画に、本社ビル購入（約300億円）を今回新たに業績予想に織り込んだ。FCFの赤字拡大（20.10期)、財務体質の悪化などから、従来以上にファイナンス懸念が払しょくされない状況が続く可能性が高く、株価上昇の重しになると判断。
★9:03 ロングライフ－続落 2Q業績を下方修正 純損失1億円に拡大
ロングライフホールディング<4355.T>が続落。同社は12日に、19.10期2Q（11-4月）の連結最終損益予想を従来の5500万円の赤字から1.1億円の赤字（前年同期は7600万円の赤字）に引き下げると発表した。
ホーム介護事業において前期に開設した有料老人ホームの販売計画が未達により経費が吸収できなかったこと、並びにその他の施設の老朽化に伴う改修費用が当初の見込みより増加したため、予想を下回ったとしている。
ロングライフホールディング<4355.T>が続落。同社は12日に、19.10期2Q（11-4月）の連結最終損益予想を従来の5500万円の赤字から1.1億円の赤字（前年同期は7600万円の赤字）に引き下げると発表した。
ホーム介護事業において前期に開設した有料老人ホームの販売計画が未達により経費が吸収できなかったこと、並びにその他の施設の老朽化に伴う改修費用が当初の見込みより増加したため、予想を下回ったとしている。
★9:03 ハウテレビジョン－3日ぶりに大幅反発 1Q営業益2100万円 「外資就活ドットコム」会員数が増加
ハウテレビジョン<7064.T>が3日ぶりに大幅反発。同社は12日に、20.1期1Q（2-4月）の営業利益は2100万円だったと発表した。19.1期1Qは、四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。なお、上期の会社計画4400万円に対する進ちょくは47.7％となっている。
1Q末現在の「外資就活ドットコム」の学生の登録会員数は累計18万7883人（前期末比1万8924人増）、1Qにおける月間平均送客数は2万3636人（前年同期比7646人増）、月間平均DAU数は5005人（前年同期比2597人増）となった。また、「Liiga」については、1Q末における登録会員数が2万6656人（前期末比1710人増）、1Qにおける月間平均MAU数が3250人（前年同期比667人増）、月間平均マッチング数は558人（前年同期比30人増）となっている。
ハウテレビジョン<7064.T>が3日ぶりに大幅反発。同社は12日に、20.1期1Q（2-4月）の営業利益は2100万円だったと発表した。19.1期1Qは、四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。なお、上期の会社計画4400万円に対する進ちょくは47.7％となっている。
1Q末現在の「外資就活ドットコム」の学生の登録会員数は累計18万7883人（前期末比1万8924人増）、1Qにおける月間平均送客数は2万3636人（前年同期比7646人増）、月間平均DAU数は5005人（前年同期比2597人増）となった。また、「Liiga」については、1Q末における登録会員数が2万6656人（前期末比1710人増）、1Qにおける月間平均MAU数が3250人（前年同期比667人増）、月間平均マッチング数は558人（前年同期比30人増）となっている。
★9:04 伊藤園－大和が「3」へ引き上げ 業績モメンタムの改善を予想
伊藤園<2593.T>が3日ぶり反発。大和証券では、業績モメンタムの改善を予想。投資判断を「4（アンダーパフォーム）」→「3（中立）」、目標株価を3000円→5000円と引き上げた。
大和の営業利益予想を増額。収益を重視する戦略の成果が出てきていることを反映し、単価の前提を引き上げたもの。会社の今20.4期営業利益予想は230億円（前年同期比1％増）と物足りないが、保守的な水準と見られる。主力カテゴリーへ経営資源を注力させることで、利益率を改善させるという同社の戦略に変化はない見込み。4月以降、各社は大型容器の値上げに取り組んでおり、同社の値上げが実施される6月以降は店頭価格も上昇に向かう見通しとした。
伊藤園<2593.T>が3日ぶり反発。大和証券では、業績モメンタムの改善を予想。投資判断を「4（アンダーパフォーム）」→「3（中立）」、目標株価を3000円→5000円と引き上げた。
大和の営業利益予想を増額。収益を重視する戦略の成果が出てきていることを反映し、単価の前提を引き上げたもの。会社の今20.4期営業利益予想は230億円（前年同期比1％増）と物足りないが、保守的な水準と見られる。主力カテゴリーへ経営資源を注力させることで、利益率を改善させるという同社の戦略に変化はない見込み。4月以降、各社は大型容器の値上げに取り組んでおり、同社の値上げが実施される6月以降は店頭価格も上昇に向かう見通しとした。
★9:04 東建コーポレーション－3日続落 今期営業益15％減見込み 前期は21％減で着地
東建コーポレーション<1766.T>が3日続落。同社は12日に、20.4期の連結営業利益予想が132億円（前年同期比15.3％減）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは155億円。
次期における個別受注高の目標は、グロス数値で1700億円（前期比5.9％増）、ネット数値（既受注分の見直し後の数値）では1590億円（前期比5.2％増）としている。
19.4期の連結営業利益は156億円（前の期比20.7％減）だった。建設事業が、建設資材価格の上昇などにより完成工事総利益率は低下したことにより、減益となったことが響いた。
東建コーポレーション<1766.T>が3日続落。同社は12日に、20.4期の連結営業利益予想が132億円（前年同期比15.3％減）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは155億円。
次期における個別受注高の目標は、グロス数値で1700億円（前期比5.9％増）、ネット数値（既受注分の見直し後の数値）では1590億円（前期比5.2％増）としている。
19.4期の連結営業利益は156億円（前の期比20.7％減）だった。建設事業が、建設資材価格の上昇などにより完成工事総利益率は低下したことにより、減益となったことが響いた。
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