前場コメント No.4 JMC、スターティア、三菱UFJ、島津製作所、神島化学など

2019/06/13(木) 11:30
★9:04  JMC-買い気配 INABATA EUROPEと欧州全域における販売業務提携
 JMC<5704.T>が買い気配。同は12日に、稲畑産業<8098.T>傘下のINABATA EUROPE(ドイツ)と「HEARTROID」の欧州全域における販売業務に関する取引基本契約を締結し、欧州における同製品の販売を強化すると発表した。
 今回の契約締結により、循環器カテーテル治療の最先端地域である欧州での販売網を強化し、新たにアフターケアにも対応することでサービスの充足を行うとしている。

★9:04  スターティア-反発 リアル謎解きゲーム「スタミュ」にアプリ「COCOAR2」採用
 スターティアホールディングス<3393.T>が反発。同社連結子会社のスターティアラボ(東京都新宿区)は6月12日大引け後に、TVアニメ「スタミュ」第3期の放送を記念した「リアル謎解きゲーム『スタミュ』~池袋特別公演 開催の危機を救え!~」にて、ARアプリ「COCOAR2」が採用されていると発表した。
 「スタミュ」は音楽・芸能分野の名門高校のミュージカル学科に通う、男子高校生の青春を描いたオリジナルTVアニメ作品。
 このイベントは、6月10日~7月8日の期間、池袋駅東口エリアの商業施設や街中に隠された謎を解いていくリアル謎解きゲーム。屋外や各商業施設に謎解きスポットがあり、各スポットに設置されたARマーカーをCOCOARでかざすと謎解きのヒントや次の指示が表示される。謎解きを達成すると、ゴール地点でスタミュAR特典映像を観ることができるというもの。

★9:05  三菱UFJ-続落 数千億の減損リスク 日経報じる
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が続落。13日付の日本経済新聞朝刊では、同社が2019年4~6月期に数千億円規模の減損損失を計上するリスクが高まっていると報じた。
 記事によれば、4月末に子会社化したインドネシア中堅銀行の株価低迷が続いているため。05年のグループ発足以来、4~6月期の最終損益が初めて赤字に転落する懸念も浮上しているとしている。

★9:05  島津製作所-大和が「1」へ引き上げ 製品開発力向上で持続的成長への期待が拡大
 島津製作所<7701.T>が続落。大和証券では、製品開発力向上により、持続的成長への期待が拡大していると判断。投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「1(買い)」、目標株価を3400円→3800円と引き上げた。
 19年度大和予想は売上高4090億円(前年比5%増)、営業利益480億円(同8%増)。主力の計測機器事業は売上高2560億円(同6%増)、営業利益420億円(同8%増)を予想。競合他社の動向も踏まえると、足元の計測機器に対する需要は必ずしも良好ではないと見られるが、新製品のローンチ効果により、同社の売上モメンタムは良化すると考えられる。
 その他の期待材料として、18年度にローンチしたQ-TOF型質量分析計「LCMS9030」が挙げられる。18年度は3Qから売上計上されており、19年度は通年寄与が期待できる。同機器の市場は年率平均6%内外の成長が期待されており、19年度以降の売上増も見込まれるとした。

★9:05  神島化学-買い気配 今期営業益12%増見込む 前期は22%増益着地
 神島化学工業<4026.T>が買い気配。同社は12日に、20.4期通期の営業利益予想は10.6億円(前期比11.8%増)と発表した。市場コンセンサスは11.0億円。
 建材事業の住宅分野は軒天ボードなどの高級化路線の推進や、採算性の向上に努め、非住宅分野では、好調な都市型ビル需要の取り込みに注力する。また化成品事業については、海外事業の営業展開や機能性新製品の新規市場への投入などの積極化を推進する。コスト面では、製造部門での原価低減・生産性の向上により合理化を進めるとしている。
 併せて発表した、19.4期通期の営業利益は9.5億円(前の期比22.2%増)だった。原材料価格やエネルギーコストの上昇に対して、収益性を重視した施策強化や生産性改善によるコスト削減に努めたことが寄与した。


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