前場コメント No.11 コニカミノルタ、IHI、アプリックス、HIS、みずほなど

2019/06/13(木) 11:31
★9:38  コニカミノルタ-ジェフリーズが「HOLD」へ引き上げ 業績予想を見直し
 コニカミノルタ<4902.T>が底堅い。ジェフリーズ証券では、業績予想を見直し、投資判断を「UNDERPERFORM」→「HOLD」と引き上げた。目標株価は900円を継続。
 2018年度決算は営業利益は624億円(前年比+16%)、会社予想(640億円)に対して下ぶれ。オフィス、ヘルスケア、新規事業等各事業で4Qのモメンタムが悪化、一時費用も発生した。2019年度会社営業利益予想は660億円(同+5.7%)。一時損益増減を除くと前年比220億円程度の増益を見込んでいるが、下ぶれリスクはあるとみられる。会社が進めている成長への施策が業績に結びつくかどうかはまだ不透明。現状株価と目標株価のかい離幅は縮小しており、レーティングは「Hold」に変更するとした。

★9:39  IHI-みずほが目標株価引き下げ 20.3期は全体的に保守的で業績拡大基調が続く
 IHI<7013.T>が小安い。みずほ証券では、今20.3期は全体的に保守的で、業績拡大基調が続くとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は5200円→4500円と引き下げた。
 今20.3期は為替前提や営業外損益を含め、全体的に保守的とみられる。リスクの米国エルバ島LNGは工事進ちょくを注視する必要があるものの、追加費用はリスクバッファ(60億円)で対応可能と想定。事業売却を含めた構造改革推進により利益率は改善傾向にある中、主力の航空エンジンが回復に向かう来21.3期以降も業績の拡大基調は続く可能性が高い。中国比率も小さく、株価バリュエーションには割安感があると考えるとした。

★9:40  アプリックス-小動き 「Interop Tokyo 2019」と「APPS JAPAN 2019」に出展
 アプリックス<3727.T>が小動き。同社は6月12日大引け後に、6月12日~14日に幕張メッセ(千葉市)で開催の「Interop Tokyo 2019」と「APPS JAPAN 2019」に出展すると発表した。
 「Interop Tokyo 2019」では、ソフトウェア・デファインド・メディア(SDM)コンソーシアムブースにてアプリックスのgroma AprilTagソリューション技術が組み込まれた「ARマーカーによるインタラクティブな8チャンネル立体音響システム」が展示されている。また、「Interop Tokyo 2019」と同時開催の「APPS JAPAN 2019」では、アプリックスが販売代理店として取り扱うトランスメディアGPの店舗向けアプリ制作サービス「店舗アプリ」などを展示しているとした。

★9:41  HIS-三菱UFJMSが目標株価引き下げ ハウステンボスの苦戦から予想を減額
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が3日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ハウステンボスの苦戦から予想を減額も、旅行好調で高成長持続を予想。投資判断「Buy」を継続した。目標株価は5000円→4900円と引き下げた。
 旅行事業が主力であるが、成長分野のホテル事業等の拡大、また事業間のシナジーによる中期的な利益成長を評価する見方に変更はなし。今19.10期上期(11~4月)営業利益は90億円(前年同期比17%増)、欧州向けなどGW10連休の効果があった旅行事業、エネルギー事業の電力小売契約数増加が増益をけん引した。ホテルは前期の物件売却による収入減や開業費負担で減益となったが、新規開発は順調に推移していると指摘。

★9:42  みずほ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 理論株価に上値余地を見出し難い
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が小安い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、銀行の時価総額と自己資本に基づく理論株価に上値余地を見出し難いと判断。投資判断「Underweight」を継続、目標株価を170円→150円と引き下げた。
 業績予想、直近の銀行セクターの時価総額と自己資本の傾向に基づく理論株価に、上値余地を見出し難い。業績は前19.3期の大幅減益から間もなく、今後の回復度合いの確認も必要と考え「Underweight」を継続。


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