前場コメント No.15 東プレ、小糸製作所、アシックス、堀場製作所、三菱重工業など

2019/06/13(木) 11:31
★10:18  東プレ-みずほが目標株価引き下げ 投資が利益に結び付く局面を見極めたい
 東プレ<5975.T>が3日続落。みずほ証券では、受注拡大にむけた投資が利益に結び付く局面を見極めたいとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は2100円→1950円と引き下げた。
 前19.3期は高水準な設備投資額および冷凍車の製品構成の悪化があり、株価は軟調に推移した。20年以降に主要顧客のモデルチェンジを控えて業績拡大が中期的に期待できるが、今20.3期も設備投資額が前19.3期と同様に高水準となる見込み。バリュエーションはヒストリカルで低位に推移するが、投資先行局面が終わり、業績拡大が見込まれる来21.3期の業績を意識するタイミングを見極めたいとした。

★10:21  小糸製作所-みずほが目標株価引き下げ 構造的な成長要因は不変 押し目買いのスタンス
 小糸製作所<7276.T>が小高い。みずほ証券では、構造的な成長要因は不変と判断。押し目買いのスタンスを推奨するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は8600円→7650円と引き下げた。
 今20.3期の営業利益は外部環境悪化、固定費負担増加、一過性費用の影響により踊り場と予想。しかし、同社の構造的な成長要因であるヘッドランプの高機能化は不変とみずほでは判断。また、足元での固定費負担増加は来21.3期以降の受注拡大を示すものでもあり、押し目は買いとの認識であるとした。

★10:23  アシックス-底堅い 産業用ロボットによる自動生産システムでの シューズ生産開始
 アシックス<7936.T>が底堅い。同は12日に、産業用ロボットによるシューズ自動生産システムを、自社工場である山陰アシックス工業へ導入し、主にタウンユースとして使われるライフスタイルシューズの生産を開始したと発表した。
 今後、このシステムも改善を進め、生産効率を従来比2倍以上、生産速度を従来比1.5倍以上に高めることを目指す。また、将来的には、このようなロボットを用いた自動生産技術を拡大適用することで、顧客が求める製品を、今まで以上に安定的かつタイムリーに届けるシステムを構築するとしている。

★10:25  堀場製作所-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 4Qからモメンタムは改善
 堀場製作所<6856.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、半導体事業は調整局面が続くが、4Qからモメンタムは改善するとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は9700円→9000円と引き下げた。
 半導体の成長局面が継続するというエクイティストーリーをやや弱めるとコメント。理由は半導体が前18.12期後半から需要調整局面にあり、回復に時間を要しているため。SPE市場の出荷見通しを引き下げ、出荷底打ちのタイミングは、2019年の年末にずれ込む見通しに変更。しかし、堀場製作所は部材メーカーであり、売上回復の時期はSPE市場の出荷回復よりも前に到来する可能性が高いと判断しているとした。

★10:28  三菱重工業-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 相対的に堅調な業績推移を予想
 三菱重工業<7011.T>が4日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、相対的に堅調な業績推移を予想するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は5800円→5750円と引き下げた。
 目先のコンセンサスギャップ獲得に投資機会が存在するとの見方を据え置き「Overweight」を継続。景気動向に不透明感が高まる中、構造改革進展によるキャッシュフロー創出や、ガスタービンのアフターなdpの安定収益源復調から、当面は相対的に堅調な業績推移を期待でき、今後のコンセンサスには上昇余地があると判断。
 今20.3期は固定資産の効率化やアフタービジネス強化に注力する方針であり、今後の業績アップサイドとして注目。中期的な事業リスクは残る。その中で懸念視されるMRJ戦略の具体化で市場不透明感が払しょくされることが再評価のポイントになると考えるとした。


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