後場コメント No.5 ユーザベース、ホンダ、ユニチャーム、パナソニック、静岡銀行など

2019/06/13(木) 15:01
★13:36  協和エクシオ-5日ぶり反落 5月次受注44%増
 協和エクシオ<1951.T>が5日ぶり反落。同社は12日、5月次の受注状況を発表した。8社を単純合算した5月の受注は710億円で前年同期比44%増となった。

★13:44  ユーザベース-みずほが新規「買い」 国内の継続課金成長を評価
 ユーザベース<3966.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、国内の継続課金成長を評価。投資判断「買い」、目標株価4500円として、カバレッジを開始した。
 国内事業中核の企業向けデータベース「SPEEDA」と個人向け経済メディア「NewsPicks」の課金収入が好調。加えて、新規事業の立ち上がりも前向き。高いサービス品質→効率的集客と解約率抑制→顧客数積み上がりによる持続的収入増と、収益性向上→企業価値の拡大という継続課金ビジネスの成功シナリオに沿った動きを示す、新興企業としては数少ない存在の1つとみなされるとした。

★13:52  ホンダ-ドイツ証が「Buy」へ引き上げ 過小評価で押し目買いのチャンス
 ホンダ<7267.T>が底堅い。ドイツ証券では、過小評価で押し目買いのチャンスとみて、レーティングを「Hold」→「Buy」と引き上げた。目標株価は3600円→3400円と引き下げた。
 市場でバリュー株にそれほど人気がないことは承知しているとしたうえで、それでも、市場が弱気になりすぎているときは投資機会になることがあるとし、それを念頭に、ホンダのレーティングを引き上げ。目立ったカタリストがなくても市場がリセットすれば、10~20%のリターンになると考えているとした。ネットキャッシュ残高が50%以上増加しているにも関らず、バリュエーションは世界金融危機時の水準すら下回っており、同社株は政党に評価さていないといわざるを得ないとした。

★13:55  ユニチャーム-反発 働き方と部門を超えた交流促進で本社に「アジャイル特区」を開設
 ユニ・チャーム<8113.T>が反発。同社は13日12時ごろ、「働き方改革」の制度に加え、変化の激しい環境に対し、素早く正しい意思決定ができるよう、三田本社の25階フロアに「アジャイル特区」を開設したと発表した。
 しっかり考え、自由な発想で仕事をスピーディに進めるための環境を目的にさまざまな働き方と部門を超えた交流を促進するWork Placeとして開放するとしている。

★13:58  パナソニック-ドイツ証が目標株価引き下げ 課題に立ち向かう実行力とスピードに注目
 パナソニック<6752.T>が続落。ドイツ証券では、多くの課題に立ち向かう実行力とスピードに注目。レーティング「Hold」を継続、目標株価は1050円→950円と引き下げた。
 新中期経営計画で会社が示したとおり、各事業の方向性見直しや固定費削減を含む経営体質強化など課題は多い。これまで車載事業を中心にリソースを向けてきたが、重い投資負担に見合うリターン獲得に時間を要した結果、同事業は今中期計画でも再挑戦事業と定義された。家電や住宅など同社の屋台骨を支える事業でも、国内市場の成熟化と海外市場の苦戦が懸念材料。改めて事業ポートフォリオやキャピタルアロケーションの再構築が注目されるとした。

★14:05  静岡銀行-ドイツ証が目標株価引き下げ 新領域が順調に拡大
 静岡銀行<8355.T>が小安い。ドイツ証券では、新領域が順調に拡大しているとみて、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は1020円→910円と引き下げた。
 地銀のビジネスモデルが問われる中で、静岡の新領域4部門が順調に拡大。4部門からの業務粗利益が全体の20%を占めるまでに成功したためと考えられる。主力のストラクチャードファイナンスの内訳はコーポレートクレジット(シニア)、プロジェクトファイナンスなどで、ほぼすべてが正常先に分類されている。円貨、外貨の比率は6:4。収益貢献が2番目に高い資産形成ローンは延滞率が0%。借主の平均年収は1400万円、平均保有金融資産は3300万円。新領域4部門のうち、資産形成ローンを除く3部門は今後も増加が予想されるとした。


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