後場コメント No.6 塩野義製薬、ネットワン、オンキヨー、オリンパス、トレファクなど

2019/06/13(木) 15:01
★14:08  塩野義製薬-後場上げ幅拡大 ピオニエ社との共同研究終了 株式買い取りへ
 塩野義製薬<4507.T>が後場上げ幅拡大。同社は13日14時、ピオニエ(本社:大阪市中央区)と実施していた共同研究について、設定した目標を達成したとして共同研究を終了し、ピオニエ者の全株式の買取を実施したと発表した。
 買い取り実施後は自社で創薬を展開し、開発候補化合物の非臨床試験の開始を目指すとしている。

★14:11  ネットワンシステムズ-水戸が新規「B+」 ネットワークインフラ構築に強み
 ネットワンシステムズ<7518.T>が底堅い。水戸証券では、ネットワークインフラ構築に強みを有すると注目。レーティング「B+」、目標株価3600円として、カバレッジを開始した。
 今20.3期会社計画は売上高1875億円(+3%)、営業利益150億円(+15%)の増収増益。受注高計画は1890億円(+0.4%)。大型案件の反動減が予想されるが、自治体や病院、製造業向けの受注増加が期待されると同時に、サービス売上が伸長することで営業利益率が改善する見込み。同社は売上高1890億円(前期比4%、会社計画比+15億円)、営業利益155億円(同+19%、同+5億円)を予想するとした。

★14:13  オンキヨー-後場下げ幅縮小 河合楽器のデジタルピアノに同社スピーカーが採用
 オンキヨー<6628.T>が後場下げ幅縮小。同社は13日14時に、同社スピーカーが河合楽器製作所<7952.T>の「CN シリーズ」デジタルピアノに採用されたと発表した。
 同社では、祖業であるスピーカー開発で培ってきた音に関する技術を活用し、OEM事業において「Sound by Onkyo」などサブブランド戦略を強化。すでにホームAV機器の3倍以上の出荷台数を達成したとしている。

★14:15  オリンパス-UBSが目標株価引き上げ 秋口にかけて経営改革への期待が高まろう
 オリンパス<7733.T>が3日続落。UBS証券では、秋口にかけて経営改革への期待が高まろうとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1500円→1600円と引き上げた。
 かつてない次元の改革に経営陣が本腰になっていると注目。秋口には長期的な改革プランの発表を控えるが、これに先立って、6/3の社長スモールミーティングや8月のQ1決算などで経営陣との対話を消化しながら、株価は先行的に期待を織り込み始めるとUBSでは考えるとした。
 営業利益率は前19.3期の3.6%に対し、長期改革の「最終的な姿」で会社側は20%を見込んでいる。UBSでは医療および消去のマージン機会に注目し、24.3期に18.3%への拡大を予想。なお、事業切り離しの可能性は低いと考えるとしたが、映像のスピンオフは利益率を追加で2pt程度押し上げると試算するとした。

★14:23  日立製作所-続落 特許情報提供サービス「シェアリサーチ」で業務効率化の新機能を販売
 日立製作所<6501.T>が続落。同社は13日12時ごろに、特許情報提供サービス「Shareresearch」(シェアリサーチ)において、AIを活用し知的財産部門の業務効率化を実現する新機能を販売すると発表した。
 新機能では、特許公報内に記載される課題の抽出作業や特許技術の分類を自動化するほか、他社技術の出願動向を簡易な操作でマップ形式に可視化する。これにより、知的財産データを活用した経営戦略の策定を図るIPランドスケープ推進の支援や調査担当者の働き方改革の促進に寄与するとしている。

★14:37  トレジャーファクトリー-もみ合い 大東建託リーシングと業務提携
 トレジャー・ファクトリー<3093.T>がもみ合い。同社は6月13日14時に、運営する引越サービス「トレファク引越」に関して、不動産仲介事業を行う大東建託リーシング(東京都港区)と業務提携を行うと発表した。
 大東建託リーシングの不動産仲介サービス「いい部屋ネット」で住まいを探す顧客向けに、「トレファク引越」を通常より割り引いた料金にて提供する。いい部屋ネットで契約の顧客には、引越基本料金を20%OFF、さらに買取金額を10%UPとする2つの特典を用意するとした。


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