前場コメント No.7 アーバネット、メルカリ、PALTAC、大陽日酸、ジャストプランニングなど

2019/06/14(金) 11:30
★9:08  アーバネット-3日ぶり反発 19.6期の期末配当予想を11円に修正 株主優待制度は廃止
 アーバネットコーポレーション<3242.T>が3日ぶり反発。同社は13日に、19.6期の期末配当予想について8円→11円(前期は9円)に修正すると発表した。年間配当は15円→18円(前期は16円)となる。
 基本的な配当理念にもとづき、13日に取締役会に提出された19.6期連結業績予想数値(監査法人監査前)から算出したところ、年間で18円となったので、期末配当を修正する。
 また、同社は「親会社株主に帰属する当期純利益から法人税等調整額の影響を排除した数値の35%を配当する」という基本方針を、20.6期以降は40%に引き上げる。これに伴い、株主優待制度を廃止する。直接的な利益還元を行うことが、適切な利益還元であると判断した。

★9:08  メルカリ-売り買い交錯 シェアサイクルのメルチャリ事業を新設会社に継承 特損5億円計上
 メルカリ<4385.T>が売り買い交錯。同社は連結子会社であるソウゾウ(本社:東京都港区)を解散、清算し、債権放棄に伴う特別損失4.7億円を計上すると発表した。
 併せて、ソウゾウ社の運営するシェアサイクル事業「メルチャリ」に関連する事業を分割し、新設会社「neuet」に継承させるとともに、neuet社にてクララオンライン(本社:東京都港区)を引受先とする第三者割当増資を実施すると発表した。
 第三者割当による発行新株数は1600株で発行価格は1株当たり5万円。発行総額は8000万円となる。払込期日は8月15日を予定している。割当後の同社グループの新設会社の所有割合は11.1%となり、連結の対象外となる。
 株価は寄り付き買いが先行し2%高く始まったものの、その後は売り買いが交錯している。

★9:09  PALTAC-反発 MUJINと協業でケース積付の自動化を推進
 PALTAC<8283.T>が反発。同社は13日、MUJIN(本社・東京都墨田区)とケース積み付け作業の自動化に関するパートナーとして取組むことに合意したと発表した。
 MUJINの提供する最新のロボットパレタイズソリューションを、物流センター向けとして日本で初めて導入し、技術的難易度の高い出荷時のケース積み付け工程の自動化を共同で進める。複数台のAIケース積み付けロボットを活用することで、ケース出荷に伴う重労働の削減を推進するとしている。

★9:09  大陽日酸-みずほが目標株価引き上げ 安定成長性を高く評価も株価の上昇余地は限定的
 大陽日酸<4091.T>が10日続伸。みずほ証券では、安定成長性を高く評価も、株価の上昇余地は限定的とみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1750円→2050円と引き上げた。
 アジア発のグローバル産業ガス会社である同社の長期的な安定成長性を高く評価するとしたが、MCHCの連結子会社である同社の財務戦略の自由度は限定的との判断を据え置くとした。産業ガス事業の安定性と成長性に対する高評価に変更はないとし、今後5年程度の期間では、欧州事業の拡大や米国のASU増設などにより海外を中心に業績は安定拡大と予想。半導体用特殊ガスをはじめとするエレクトロニクス関連製品も拡大とのシナリオに変更はなし。M&A(合併・買収)を活用した拡大戦略も産業特性に則した合理的なものと評価。ただし、これらの好材料は株価におおむね織り込み済みと判断するとした。

★9:09  ジャストプランニング-3日ぶりに大幅反発 1Q営業益16%減も進ちょくは良好
 ジャストプランニング<4287.T>が3日ぶりに大幅反発。同社は13日に、20.1期1Q(2-4月)の連結営業利益は8400万円(前年同期比15.9%減)だったと発表した。上期の会社計画1億3400万円に対する進ちょくは62.7%となっている。
 システムソリューション事業は増益となったものの、ASP事業や物流ソリューション事業が減益となったことが響いた。


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