後場コメント No.1 JAL、ANA、ソリトンシステムズ、ネオス、ノリタケなど

2019/06/14(金) 15:00
★12:30  JAL-大和が目標株価引き下げ 着実な収益基盤強化と還元施策は評価が可能
 日本航空<9201.T>が5日続伸。大和証券では、着実な収益基盤強化と還元施策を評価するとし、投資判断「1(買い)」を継続した。目標株価は4900円→4500円と引き下げた。
 18年度実績・19年度計画ともに、特段のサプライズはなし。堅調な旅客需要を踏まえれば、計画超過達成も視野に入る。成長投資の一方で、株主還元にも積極的な点はプラス評価ができるとした。

★12:30  ANA-大和が目標株価引き下げ 新機材投入による事業領域拡大を慎重に見たい
 ANAホールディングス<9202.T>が4日ぶり反発。大和証券では、新機材投入による事業領域拡大を慎重に見たいとコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は4600円→4300円と引き下げた。
 18年度実績は会社計画線での着地にとどまり、やや物足りない印象。19年度計画も、貨物分野と先行費用負担が変動要因になる見込み。新機材投入を通じ、国際線ネットワークは着実に増強される見通し。

★12:35  ソリトンシステムズ-続落 CESアジアのトランプ像で追加発表
 ソリトンシステムズ<3040.T>が続落。同社は14日、CESアジアのトランプ像について追加でリリースを発表した。
 リリースでは、「一部で報道されておりますトランプ像は、NEWZAPのデモ品です。弊社のブースの片隅でのデモとは言え、弊社のポロシャツを着た元社員が対応した事実から、弊社の製品、発表と理解されることは自然です。責任は弊社にあります。今回、常識と配慮に欠ける行為は、世間および海外の多くの人々に多大な迷惑をかけることになりました。」とコメントした。
 前日時点では「一部で報道されているトランプ像はNEWZAPのデモ品で弊社の出展物ではない」とコメントしていた。

★12:36  ネオス-SBIが目標株価引き下げ 「ポケトーク」の寄与拡大で業績は上ブレへ
 ネオス<3627.T>が小高い。SBI証券では、会社計画は慎重だが、小型翻訳機「ポケトーク」の寄与拡大で業績は上ブレとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は1600円→1430円と引き下げた。
 同社は資金調達の手段としてワラント債を活用しており、3月にも増産のために、発行済み株式数の約10%に相当するワラント債を発行した。過去のワラント債の行使は完了しているが、 今期も増産対応のためにワラント債を発行する可能性がある。このため、目標株価に適用したPER倍率については、類似企業の平均予想PER約32倍(従来は約31倍)に、10%のディスカウントを乗じて算出。 リスクは、同社業績拡大のけん引役である「ポケトーク」の失速。ただし、販路の拡大効果で、「ポケトーク」の足元の販売はむしろ加速していると指摘した。

★12:37  ノリタケ-東海東京が目標株価引き下げ 来期以降は2ケタ増益を予想
 ノリタケカンパニーリミテド<5331.T>が4日ぶり反発。東海東京調査センターでは、今20.3期は営業減益を見込むも、来期以降は2ケタ増益を予想。レーティング「Outperform」を継続も、目標株価は8100円→5400円と引き下げた。
 今20.3期営業利益を71.0億円(前年比5.1%減)と予想。前回予想(76.0億円)から引き下げ。営業利益予想の引き下げは、セラミック・マテリアルでは触媒担体の売上高予想を引き下げたこと、エンジニアリングでは前19.3期へ前倒し計上した案件が発生したこと、工業機材では原材料価格の上昇、為替前提の見直しなどが要因。ただし、セラミック・マテリアルの電子部材は、スマホ向けに減速感があるものの、車載向けの需要拡大で数量増加を見込んでいるとした。

★12:39  ビックカメラ-続伸 イトーヨーカドー たまプラーザ店に出店
 ビックカメラ<3048.T>が続伸。同社は14日10時、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が運営するイトーヨーカドー たまプラーザ店に出店すると発表した。
 東急田園都市線沿線への出店は初となり、人口が集中する横浜の店舗空白地域に出店することで、同社サービスの提供が増えることを期待しているとしている。出店は2019年秋の予定。


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