前場コメント No.8 ギフト、芙蓉総合リース、テリロジー、椿本チエイン、ブラスなど

2019/06/17(月) 11:30
★9:10  ギフト-4日ぶりに大幅反落 上期営業益5.5億円も材料出尽くし
 ギフト<9279.T>が4日ぶりに大幅反落。同社は14日に、19.10期の上期(11-4月)の連結営業利益は5.5億円だったと発表した。同社は、18.10期2Qについては、四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。なお、通期の会社計画8.7億円に対する進ちょくは63.5%となっている。
 国内の直営店事業部門における新規出店を加速させるとともに、プロデュース店の確実な店舗数の増加により売り上げ拡大を図った。また、採算面では製麺工場を含めた会社トータルでのコスト削減活動など、グループの経営課題に前向きに取り組んだことが奏功した。しかし、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:10  芙蓉総合リース-大和が目標株価引き下げ 高収益資産増加により安定的な利益成長を期待
 芙蓉総合リース<8424.T>が小高い。大和証券では、高収益資産の増加により、安定的な利益成長を期待するとして、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は7000円→6800円と引き下げた。リースによるベース収益の水準が向上しつつある点はポジティブ。今後も航空機や不動産事業、新領域分野の成長がポイントとした。

★9:10  テリロジー-底堅い パナソニック ソリューションテクノロジーとRPAツールの販売代理店契約
 テリロジー<3356.T>が底堅い。同社は14日に、パナソニック<6752.T>傘下のパナソニック ソリューションテクノロジー(以下、PSTC)と、同社が開発したRPAツール「EzAvater」の販売代理店契約を締結したと発表した。
 今回の販売代理店契約の背景には、PSTCが運用監視サービスの付加価値としてRPA製品を検討していたことと、急増しているEzAvaterの案件数に対応すべく、PSTCの関東・関西・九州の販売網およびサポート力がシナジー効果を発揮できると期待されることなどがあるという。さらに、PSTCが提供している「システム監視サービス」とRPA製品のシナジー効果が期待できることから、販売代理店契約の締結に至ったとしている。

★9:10  椿本チエイン-大和が目標株価引き下げ 今期は4%営業減益にとどまると予想
 椿本チエイン<6371.T>が3日続落。大和証券では、今期環境は逆風だが4%営業減益にとどまると予想し、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は4100円→3900円と引き下げた。
 チェーン/精機の生産性改善は進むが、ミックス悪化や費用増も生じる。自動車部品の回復は2023 年頃のもよう。修正後の「中期経営計画2020」はややハードルが高いとの見方を示した。

★9:11  ケネディクスオフィス-大和が目標株価引き上げ 他銘柄比で顕著な成長は期待し難い
 ケネディクス・オフィス投資法人<8972.T>が底堅い。大和証券では、今後はテナント入替から賃料改定にシフトかとコメント。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は74.00万円→78.00万円と引き上げた。「調布センタービル」を取得し、長期安定賃収が収受できるかポイント。年換算退去率として6.4%を見込むとし、テナント入替効果は継続の見込み。他銘柄比で顕著な成長は期待し難いとした。

★9:11  ブラス-3日続伸 3Q累計営業益46%減も悪材料出尽くし
 ブラス<2424.T>が3日続伸。同社は14日に、19.7期3Q累計(8-4月)の営業利益は2.6億円(前年同期比45.8%減)だったと発表した。通期の会社計画6.0億円に対する進ちょくは44.0%となっている。
 結婚式場「アーブルオランジュ(静岡県浜松市)」の出店費用や、HPリニューアルやゼクシィ出稿量などの広告費の増加、新店開業に向けた人員補充などによるコストの増加が響いた。しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。


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