前場コメント No.16 ペッパー、光通信、パルマ、WASHハウス、三城HDなど

2019/06/17(月) 11:31
★10:58  ペッパー-大幅に3日続落 米ナスダックADR上場廃止へ 店舗閉店などで経済的合理性低下
 ペッパーフードサービス<3053.T>が大幅に3日続落。同社は14日に、ナスダックにおける米国預託証券(以下、ADR)の上場廃止、および米国証券取引委員会への登録廃止申請を行うと発表した。
 2月に発表した米国子会社運営の「いきなり!ステーキ」7店舗閉店、ナスダックにおけるADR取引高の伸び悩みなどを受け、上場継続における経済的合理性が低下したと判断した。

★10:59  光通信-UBSが目標株価引き上げ 成長を支える強固なプラットフォーム
 光通信<9435.T>が3日続伸。UBS証券では、成長を支える強固なプラットフォームを評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を26000円→27000円と引き上げた。
 高単価の契約件数増、獲得費用低減を反映させ、UBSのEPS予想を3~8%増額。18年度に新規事業(水、電力、E Park)が損益分岐点を超え、過去数年投じた費用回収期を迎えることになる。運転資本改善でキャッシュフロー拡大も顕著であり、目標株価を27000円へ引き上げ。成長、景気変動への耐性、高いキャッシュフロー創出力を考慮し「Buy」を継続するとした。

★11:04  パルマ-エースが目標株価引き下げ 今期会社計画は達成可能との見方
 パルマ<3461.T>が小安い。エース経済研究所では、投資判断「強気」を継続も、目標株価は1050円→900円と引き下げた。
 今19.9期第2四半期は前年同期比35%増収の11億5000万円、同23%経常減益の5800万円、当期利益同25%減の3800万円と増収減益。業容拡大で費用が増加した。2月に上方修正した通期計画の売上高37億7400万円(前期比+44%)、経常利益4億円(同+25%)、当期利益2億8000万円(同+24%)は据え置かれた。エース予想も通期では会社計画並みとしているが、TKS事業の開発物件の大型化やBS事業の効率化により、計画は達成可能と見ているとした。

★11:07  WASHハウス-急騰 NTT西とコインランドリー用スマホ決済アプリ共同開発へ
 WASHハウス<6537.T>が急騰。同社は17日11時に、NTT<9432.T>傘下のNTT西日本グループと提携し、全国のコインランドリーWASHハウスに設置してある洗濯機・乾燥機においてキャッシュレス決済が可能なスマホ向けアプリ「WASHハウスアプリ」の開発を開始したと発表した。
 QRコードスキャンで利用したい機械を特定、スマホ画面で決済・運転開始(コイン不要)を行う。また、様々なペイメントサービスのうち、顧客が利用したいサービスが選択可能という。運転残り時間表示、キャンペーン情報、お得情報など順次機能を拡張する予定としている。

★11:13  三城HD-7日ぶり反発 メガネフレーム修理会社を買収
 三城ホールディングス<7455.T>が7日ぶり反発。同社は17日11時に、眼鏡フレームの修理専門会社オプトメイク福井(本社:福井県鯖江市)の株式を取得したと発表した。
 アフターサービスについて自社グループ内で行うことを目的としている。

★11:16  パーク24-水戸が新規「B+」 カーシェアリング事業が拡大している
 パーク24<4666.T>が反発。水戸証券では、カーシェアリング事業が拡大していると判断。レーティング「B+」、目標株価3000円として、カバレッジを開始した。
 時間貸駐車場「タイムズ」を運営しており、モビリティ事業でカーシェアリングへも展開。タイムズ駐車場の運営件数・台数は伸び続けており、今後も伸長する見込み。カーシェアリング事業が拡大している。
 今19.10期会社計画は売上高3200億円(+7%)、営業利益226億円(±0%)、純利益128億円(▲8%)。水戸も同程度を予想。 駐車場国内とモビリティ事業は上期の堅調な状況を維持する見通し。駐車場国内 において10月の消費増税対策としては、通常100円単位の料金体系から10円単位を検討しているもようであり、影響を軽減できる見込み。


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