後場コメント No.1 ＳＵＢＡＲＵ、ホンダ、東芝、ソフトフロント、日産自動車など
★12:30 ＳＵＢＡＲＵ－東海東京が目標株価引き上げ 本格回復は来期以降
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が底堅い。東海東京調査センターでは、慎重な工場での操業体制が続き、本格回復は来期以降と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2640円→2800円と引き上げた。
今20.3期の世界販売台数は、前19.3期100万台（日本基準）から、今20.3期は106万台（IFRS）に回復する見込み。営業利益予想では同様に1955億円から2600億円に増加する。来21.3期予想では同じく110万台、2800億円を見込むとした。売上営業利益率は8.1％となる。だが、基幹車種で全面改良を迎える「アウトバック」および「レガシィ」が通年販売貢献する年度に当たるが、環境規制対応や安全装置の充実などによって、現行車に比べて台あたり採算性が下がり、かつての2ケタ水準は期待できない状況にあるとした。
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が底堅い。東海東京調査センターでは、慎重な工場での操業体制が続き、本格回復は来期以降と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2640円→2800円と引き上げた。
今20.3期の世界販売台数は、前19.3期100万台（日本基準）から、今20.3期は106万台（IFRS）に回復する見込み。営業利益予想では同様に1955億円から2600億円に増加する。来21.3期予想では同じく110万台、2800億円を見込むとした。売上営業利益率は8.1％となる。だが、基幹車種で全面改良を迎える「アウトバック」および「レガシィ」が通年販売貢献する年度に当たるが、環境規制対応や安全装置の充実などによって、現行車に比べて台あたり採算性が下がり、かつての2ケタ水準は期待できない状況にあるとした。
★12:30 ホンダ－東海東京が「Neutral」へ引き下げ 構造改革にゴールが見えず
ホンダ<7267.T>が小高い。東海東京調査センターでは、経営戦略を転換させる構造改革にゴールが見えないと判断。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価は4000円→2800円と引き下げた。
今20.3期業績を、グループ四輪車販売台数513万台（前年比3.6％減）、営業利益を7500億円（同3.3％増）と予想。今回、為替前提を110円/ドル（前回105円/ドル）に改定、その他通貨の前提は前19.3期水準並みとして為替影響を中立とした。同社の場合、対ドル1円の変動で年間100億円の利益影響を想定。前回予想との対比では増益効果があるが、販売台数予想の引き下げとコスト上昇が厳しいとした。
来21.3期予想では、同様に530万台（同3.3％増）、8000億円（同6.7％増）。ただし、課題の四輪車売上営業利益率は2.1％という低水準にとどまり、なお効率性向上の必要があるとした。
ホンダ<7267.T>が小高い。東海東京調査センターでは、経営戦略を転換させる構造改革にゴールが見えないと判断。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価は4000円→2800円と引き下げた。
今20.3期業績を、グループ四輪車販売台数513万台（前年比3.6％減）、営業利益を7500億円（同3.3％増）と予想。今回、為替前提を110円/ドル（前回105円/ドル）に改定、その他通貨の前提は前19.3期水準並みとして為替影響を中立とした。同社の場合、対ドル1円の変動で年間100億円の利益影響を想定。前回予想との対比では増益効果があるが、販売台数予想の引き下げとコスト上昇が厳しいとした。
来21.3期予想では、同様に530万台（同3.3％増）、8000億円（同6.7％増）。ただし、課題の四輪車売上営業利益率は2.1％という低水準にとどまり、なお効率性向上の必要があるとした。
★12:32 東芝－3日続落 2300万株の自己株式を消却 割合は4.2％
東芝<6502.T>が続落。同社は17日11時30分に、2300万株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は6月24日。消却前の発行済株式総数に対する割合は4.2％となる。
東芝<6502.T>が続落。同社は17日11時30分に、2300万株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は6月24日。消却前の発行済株式総数に対する割合は4.2％となる。
★12:33 ソフトフロント－後場急騰 自然会話AIプラットフォーム「commubo」でＮＴＳと業務提携
ソフトフロントホールディングス<2321.T>が後場急騰。同社は17日11時30分、子会社であるソフトフロントジャパン（本社：東京都千代田区）とＮＴＳホールディングス（本社：東京都千代田区）が、、自然会話AIプラットフォーム「commubo」に関する業務提携に関して基本合意したと発表した。
ソフトフロントジャパンが事業展開するクラウド型のコールセンター向け自然会話AIパッケージ「commubo for コールセンター」に関し、ＮＴＳホールディングスの中核会社であるニッテレ債権回収（本社：東京都港区）への導入が予定されている。
また、ＮＴＳグループ取引先へのAI化提案を目的にＮＴＳコンサルティング（本社：東京都千代田区）とＮＴＳアシスト（本社：東京都港区）が営業面を担う販売提携についても基本合意している。
ソフトフロントホールディングス<2321.T>が後場急騰。同社は17日11時30分、子会社であるソフトフロントジャパン（本社：東京都千代田区）とＮＴＳホールディングス（本社：東京都千代田区）が、、自然会話AIプラットフォーム「commubo」に関する業務提携に関して基本合意したと発表した。
ソフトフロントジャパンが事業展開するクラウド型のコールセンター向け自然会話AIパッケージ「commubo for コールセンター」に関し、ＮＴＳホールディングスの中核会社であるニッテレ債権回収（本社：東京都港区）への導入が予定されている。
また、ＮＴＳグループ取引先へのAI化提案を目的にＮＴＳコンサルティング（本社：東京都千代田区）とＮＴＳアシスト（本社：東京都港区）が営業面を担う販売提携についても基本合意している。
★12:34 日産自動車－東海東京が目標株価引き下げ ゴーン膨張主義との決別にはまだ予断許さず
日産自動車<7201.T>が小高い。東海東京調査センターでは、ゴーン膨張主義との決別にはまだ予断許さずとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は980円→695円と引き下げた。
ルノーとFCA（フィアット・クライスラー）との統合交渉と破談、その原因ともいわれたフランス政府の介入、その後のルノーからの日産新経営体制改革への圧力などをみるにつけて、アライアンスが不安定さを増していると痛感するとコメント。経営問題を抱えながらも、5月に発表した事業改革の施策を粛々と実行すれば業績回復が期待できるとの楽観論を投資判断には織り込むことができないとした。
事業環境が揺れ動く中で、巨大な資本と新車開発に一定の年月を必要とする自動車事業はもっとナイーブだと思われる。今回の事業改革計画も目標とする売上高営業利益率6％達成には不十分。非効率はルノーとの共同事業にもあり、再評価には新興国事業の整理など追加策が待たれるとした。
日産自動車<7201.T>が小高い。東海東京調査センターでは、ゴーン膨張主義との決別にはまだ予断許さずとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は980円→695円と引き下げた。
ルノーとFCA（フィアット・クライスラー）との統合交渉と破談、その原因ともいわれたフランス政府の介入、その後のルノーからの日産新経営体制改革への圧力などをみるにつけて、アライアンスが不安定さを増していると痛感するとコメント。経営問題を抱えながらも、5月に発表した事業改革の施策を粛々と実行すれば業績回復が期待できるとの楽観論を投資判断には織り込むことができないとした。
事業環境が揺れ動く中で、巨大な資本と新車開発に一定の年月を必要とする自動車事業はもっとナイーブだと思われる。今回の事業改革計画も目標とする売上高営業利益率6％達成には不十分。非効率はルノーとの共同事業にもあり、再評価には新興国事業の整理など追加策が待たれるとした。
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