後場コメント No.4 ZUU、九州電力、ベネッセ、グッドコムアセット、エンバイオなど

2019/06/17(月) 15:00
★13:19  ZUU-急騰 3万9500株・1.43億円の自己株取得枠を設定 割合は1.87%
 ZUU<4387.T>が急騰。同社は14日に、3万9500株・1億4338万5000円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月17日~6月16日。なお、上限3万9500株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.87%となる。

★13:23  九州電力-SMBC日興が目標株価引き下げ 特重問題で利益予想を減額
 九州電力<9508.T>が4日続落。SMBC日興証券では、特重問題で利益予想を減額。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1420円→1210円と引き下げた。
 特定重大事故等対処施設(「特重施設」)の完成遅延と、原子力規制委員会の期限延長を認めない方針が4月24日に判明し、株価はアンダーパフォームしている。特重施設の設置期限から完成までの運転停止を織り込んでも、赤字や減配に陥るリスクは小さいとみられるが、自己資本比率20%到達や安定配当50円への復帰は遅れると予想し、投資評価「2」を継続。

★13:26  ベネッセ-SMBC日興が目標株価引き下げ 期中での変化がみられるかが焦点
 ベネッセホールディングス<9783.T>が反落。SMBC日興証券では、期中での変化がみられるかが焦点とコメント。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は3200円→2600円と引き下げた。
 今20.3期ガイダンスは進研ゼミ4月会員数が中期経営計画目標や株式市場の期待値を下回ったのもあるが、それ以上にベルリッツの構造改革の遅れがネガティブ。業績回復に対する期待値の低下によってマルチプルも低下している。
 株式市場の関心は期初の4月会員数に集中しがちだが、期中でも注目すべき点はあるとした。具体的には(1)継続重視を打ち出した進研ゼミの継続率のさらなる改善(=延べ在籍数拡大)、(2)ベルリッツの構造改革の進展、語学レッスン数の下げ止まり、(3)中国のモメンタム改善など。いずれも期中での大幅改善は見込んでおらず、様子見のスタンスとしたが、実現すれば期待値の回復につながることから注目するとした。

★13:32  グッドコムアセット-エースが「強気」継続 株価1400円前後は中期的に仕込み場
 グッドコムアセット<3475.T>が3日続伸。エース経済研究所では、利益計画は保守的と判断。株価1400円前後は中期的に仕込み場とみて、投資判断「強気」、目標株価3000円を継続した。
 前18.10期の期初の販売用不動産は94億円と豊富だったが、販売好調で今19.10期の期初は56億円に減少。今19.10期上期の仕入物件数は890戸(前年同期262戸)で、2Q末たな卸資産は108億円まで拡大。6/10時点の販売契約件数は248件(前年同時点156件)と好調。今19.10期に入り、月末入居率は毎月100%を記録。利益は上振れが視野に入るとした。

★13:34  エンバイオ-急騰 中期経営計画2023を策定
 エンバイオ・ホールディングス<6092.T>が急騰。同社は14日に、23.3期を最終年度とする中期経営計画を新たに策定したと発表した。
 19.3期~22.3期までの4年間を対象とした中期経営計画を2018年5月15日に発表済みだが、進ちょく状況と事業環境の変化を踏まえて、アップデートした。
 新中計では、23.3期までに連結売上高153億円、経常利益12億円を目標に掲げた。なお、19.3期の実績は同売上高85.6億円、同経常利益4.4億円となっている。

★13:43  コスモス薬品-底堅い 小商圏モデルの強みは健在 「買い(CL)」継続
 コスモス薬品<3349.T>が底堅い。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「買い(コンビクション・リスト)」を継続も、目標株価は26000円→25000円と引き下げた。絶対的なローコストで成立する小商圏モデルの強みは健在。加えて、九州地区の売上構成比が6割(19.5期3Q累計)と依然と高いことから、エリア拡大余地が大きく中長期成長ポテンシャルが大きいとの見方を維持するとした。

★13:46  ニトリ-反発 短期的には中国の既存店動向を注視 「買い」継続
 ニトリホールディングス<9843.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「買い」を継続も、目標株価は16500円→15500円と引き下げた。国内でも1ケタ半ば~後半の増収増益基調は今後も続くと予想。中国事業は足場固めの後の中長期的な成長ポテンシャルに注目。短期的には、中国の既存店動向を注視したいとしている。

★13:47  ダイキアクシス-急騰 5月の太陽光事業収入4137万円 前月から9%増加
 ダイキアクシス<4245.T>が急騰。同社は14日に、5月次の太陽光事業に係る月次情報を発表した。
 5月次の売電収入金額は4137万円だった。前月と比較して8.6%増加している。なお、同事業の月次情報開示は2018年8月からのため、前年同月比については記載されていない。


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