前場コメント No.1 東芝テック、ツルハ、イビデン、ＴＡＴＥＲＵ、参天製薬など
★9:00 東芝テック－買い気配 ＳＭＢＣ日興が新規「1」 シクリカルグロースへの収益構造変化に注目
東芝テック<6588.T>が買い気配。ＳＭＢＣ日興証券では、シクリカルからシクリカルグロースへの収益構造変化に注目。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価3700円として、カバレッジを開始した。
同社の収益構造に変化が生じ、人手不足にはセルフPOSレジ販売、キャッシュレスにはPOS決済量に応じたフィーサービス提供など時代トレンドを事業に組み込み、利益率を良化させていく素地ができつつある点を評価。ＳＭＢＣ日興では、展開期を迎えるセルフPOSレジ販売、キャッシュレスソリューションによる業績効果を今後株価が織り込み始めるフェーズに入ると考えているとした。
カタリストは（1）夏季発表が想定される中期経営計画にてキャッシュレスソリューションに関して具体的な戦略と展望が提示されること、（2）セルフPOSレジが普及する中で収益性のさらなる拡大、（3）東芝グループとしての同社の位置づけの明確化。
東芝テック<6588.T>が買い気配。ＳＭＢＣ日興証券では、シクリカルからシクリカルグロースへの収益構造変化に注目。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価3700円として、カバレッジを開始した。
同社の収益構造に変化が生じ、人手不足にはセルフPOSレジ販売、キャッシュレスにはPOS決済量に応じたフィーサービス提供など時代トレンドを事業に組み込み、利益率を良化させていく素地ができつつある点を評価。ＳＭＢＣ日興では、展開期を迎えるセルフPOSレジ販売、キャッシュレスソリューションによる業績効果を今後株価が織り込み始めるフェーズに入ると考えているとした。
カタリストは（1）夏季発表が想定される中期経営計画にてキャッシュレスソリューションに関して具体的な戦略と展望が提示されること、（2）セルフPOSレジが普及する中で収益性のさらなる拡大、（3）東芝グループとしての同社の位置づけの明確化。
★9:00 ツルハ－買い気配 今期営業益5％増見込み 前期は4％増で着地
ツルハホールディングス<3391.T>が買い気配。同社は17日に、20.5期の連結営業利益予想は437億円（前年同期比4.5％増）だと発表した。市場コンセンサスは439億円。
新規エリアを含めた地域集中出店により134店舗の出店を計画している。
19.5期の同営業利益は418億円（同4.0％増）だった。140店舗の新規出店と56店舗の閉店を実施。2018年5月22日付でビー・アンド・ディーホールディングスを子会社化したことにより67店舗が加わり、期末のグループ店舗数は直営店で2082店舗となったことが業績を押し上げた。
併せて、19.5期の期末配当予想を73円から75円（前の期は76円）に修正すると発表した。なお年間配当は148円（前の期は146円）となる。
ツルハホールディングス<3391.T>が買い気配。同社は17日に、20.5期の連結営業利益予想は437億円（前年同期比4.5％増）だと発表した。市場コンセンサスは439億円。
新規エリアを含めた地域集中出店により134店舗の出店を計画している。
19.5期の同営業利益は418億円（同4.0％増）だった。140店舗の新規出店と56店舗の閉店を実施。2018年5月22日付でビー・アンド・ディーホールディングスを子会社化したことにより67店舗が加わり、期末のグループ店舗数は直営店で2082店舗となったことが業績を押し上げた。
併せて、19.5期の期末配当予想を73円から75円（前の期は76円）に修正すると発表した。なお年間配当は148円（前の期は146円）となる。
★9:00 イビデン－ＵＢＳが「Buy」へ引き上げ 10年ぶりの変化点をとらえる
イビデン<4062.T>が反発。ＵＢＳ証券では、10年ぶりの変化点をとらえるとコメント。レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を1900円→2500円と引き上げた。
今20.3期、来21.3期営業利益予想を17.8％/41.0％引き上げ、投資判断を「Buy」に引き上げ。推奨する理由は、（1）パッケージ基板の付加価値上昇、（2）スマホ関連・DPFのリストラ進展、（3）割安なバリュエーションの3点。
従前からＵＢＳではパッケージの技術変化に注目していたとしたが、周辺取材や複数の業界関係者へのヒアリングから、恩恵は想定を上回る可能性が高いと判断。ムーアの法則がスローダウンする中で、パッケージの重要性が上昇。複数の半導体チップを高密度接続するマルチダイパッケージのニーズから基板のサイズや層数の増大が見込まれ、付加価値アップに直結するとみられる。それにもかかわらず、来21.3期PERは14倍と高成長フェーズ入りを織り込んだ水準とはいえないと指摘した。
イビデン<4062.T>が反発。ＵＢＳ証券では、10年ぶりの変化点をとらえるとコメント。レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を1900円→2500円と引き上げた。
今20.3期、来21.3期営業利益予想を17.8％/41.0％引き上げ、投資判断を「Buy」に引き上げ。推奨する理由は、（1）パッケージ基板の付加価値上昇、（2）スマホ関連・DPFのリストラ進展、（3）割安なバリュエーションの3点。
従前からＵＢＳではパッケージの技術変化に注目していたとしたが、周辺取材や複数の業界関係者へのヒアリングから、恩恵は想定を上回る可能性が高いと判断。ムーアの法則がスローダウンする中で、パッケージの重要性が上昇。複数の半導体チップを高密度接続するマルチダイパッケージのニーズから基板のサイズや層数の増大が見込まれ、付加価値アップに直結するとみられる。それにもかかわらず、来21.3期PERは14倍と高成長フェーズ入りを織り込んだ水準とはいえないと指摘した。
★9:00 ＴＡＴＥＲＵ－売り気配 預金データ改ざん問題で国交省が業務停止命令へ 日経報道
ＴＡＴＥＲＵ<1435.T>が売り気配。18日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が建設資金の借入希望者の預金データを改ざんしていた問題で、国土交通省は同社に業務停止命令を出す方針を固めたと報じた。
国交省は会社ぐるみで改ざんし、不正が全国に広がっていることを問題視し、行政処分に踏み切る。21日に宅地建物取引業法に基づき、同社に対する聴聞を開いたうえで、業務停止命令を出す。停止期間や業務の範囲は今後詰めるとしている。
ＴＡＴＥＲＵ<1435.T>が売り気配。18日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が建設資金の借入希望者の預金データを改ざんしていた問題で、国土交通省は同社に業務停止命令を出す方針を固めたと報じた。
国交省は会社ぐるみで改ざんし、不正が全国に広がっていることを問題視し、行政処分に踏み切る。21日に宅地建物取引業法に基づき、同社に対する聴聞を開いたうえで、業務停止命令を出す。停止期間や業務の範囲は今後詰めるとしている。
★9:01 参天製薬－買い気配 ＣＳが「OP」へ引き上げ 「株価は休養十分で出直りの機会を待つ」
参天製薬<4536.T>が買い気配。クレディ・スイス証券では、「株価は休養十分で出直りの機会を待つ」とコメント。投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を1950円→2100円と引き上げた。
業績は堅調で、国内は今期から緑内障治療薬エイベリスと白内障向けの眼内レンズ「レンティスコンフォート」の収益貢献が期待できる。海外は引き続き中国で緑内障治療薬をはじめとする製品群の拡大が寄与し、欧州では旧メルクの製品群が底堅く推移。課題の米国市場再参入は、手始めに現地のGlaukos社と提携し、緑内障治療デバイスPreserFlo/MicroShunt（DE-128）の発売が2020年に見込まれる。グローバル展開に拍車がかかることと、眼科というニッチ領域で存在感が高まる見通しとした。
参天製薬<4536.T>が買い気配。クレディ・スイス証券では、「株価は休養十分で出直りの機会を待つ」とコメント。投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を1950円→2100円と引き上げた。
業績は堅調で、国内は今期から緑内障治療薬エイベリスと白内障向けの眼内レンズ「レンティスコンフォート」の収益貢献が期待できる。海外は引き続き中国で緑内障治療薬をはじめとする製品群の拡大が寄与し、欧州では旧メルクの製品群が底堅く推移。課題の米国市場再参入は、手始めに現地のGlaukos社と提携し、緑内障治療デバイスPreserFlo/MicroShunt（DE-128）の発売が2020年に見込まれる。グローバル展開に拍車がかかることと、眼科というニッチ領域で存在感が高まる見通しとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
