前場コメント No.2 FFRI、ふくおかFG、ナブテスコ、KDDI、アルーなど

2019/06/19(水) 11:30
★9:01  FFRI-買い気配 東京海上日動とサイバー・セキュリティ効率化に向けた共同研究契約締結
 FFRI<3692.T>が買い気配。同社は18日に、東京海上ホールディングス<8766.T>傘下の東京海上日動火災保険と、組織にとって技術的・経済的に負担が大きいサイバー・セキュリティの導入・運用について、テクノロジーによる自動化を図ることで効果的で低コストなサイバー・セキュリティの実現に向けた共同研究契約を締結すると発表した。
 共同研究の第1弾として、CSIRT業務運営を自動化することで、効率的かつ、低コストにCSIRTを運用するためのシステムや商品などを共同研究し、高品質な製品やサービスの提供を目指すとしている。

★9:01  Sansan-買い気配スタート/東証マザーズ上場 寄り前4700円
 名刺管理サービス最大手のSansan<4443.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格4500円の買い気配で始まり、差し引き約51万株の買い越し。直前の寄り前気配は4700円程度だった。
 主幹事は野村証券で、公開株数は863万6500株。法人向け名刺管理サービス「Sansan」および個人向け名刺管理アプリ「Eight」の提供を行っている。

★9:01  ふくおかFG-みずほが「中立」へ引き下げ 想定以上の資本積み増しと低い最終利益水準
 ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が小安い。みずほ証券では、想定以上の資本積み増しと低い最終利益水準に着目。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を3150円→2100円と引き下げた。
 いったん「中立」に引き下げる理由は3点。(1)想定以上に資本を積み上げる計画で株主還元の拡充には時間を要すること、(2)十八銀行との経営統合・合併に伴うコストや国債や過去の相対的に金利の高い公金向け貸出の償還に伴う影響などにより、少なくとも21.3期まで低い最終利益水準になること、(3)短期的には相対的な株価バリュエーション面に割安感を見出し難いこと。
 しかし、ふくおかFGは福岡県という優位性の高い地盤を有しているほか、一過性利益への依存度が小さく、本業利益の状況は地銀上位行内でも良好であると指摘。

★9:02  ナブテスコ-CSが「NEUTRAL」へ引き下げ 業績の下振れを懸念
 ナブテスコ<6268.T>が買い気配。クレディ・スイス証券では、業績の下振れを懸念。投資評価を「OUTPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を3400円→3100円と引き下げた。
 ロボット向け減速機の同社受注高は、2018年12月をボトムに明確な回復を見せたものの、最終需要である産業用ロボットの受注回復シナリオが後ろ倒しとなりそう。また、同社営業利益の推定35%を占めるまでになった油圧機器の需要先行き不透明感も強まってきた。このため、今19.12期業績計画の下振れリスクが高まりそう。同社がコミットメントとして掲げている来20.12期ROE15%に向けた利益成長と自社株取得に期待したいが、未達リスクが高そうとした。

★9:02  KDDI-JPモルガンが「Neutral」へ引き上げ コンセンサス予想低下余地は限定的
 KDDI<9433.T>が続伸。JPモルガン証券では、コンセンサス予想低下余地は限定的と判断。投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価を2400円→3200円と引き上げた。
 業績予想を上方修正。コンセンサスROICはこの3カ月で約1.0%pt低下した。また、従前予想よりも通信料金値下げが軽微であったことからau通信ARPA予想および同社業績予想を上方修正した。コンセンサスROIC予想のダウンサイドが限定的であることから、投資判断を格上げするとした。

★9:02  アルー-買い気配 上限4万2200株・6100万円の自己株取得へ 割合は1.65%
 アルー<7043.T>が買い気配。同社は18日に、上限4万2200株・6100万円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 ストックオプション(新株予約権)の行使に伴い交付する株式に充当するため。取得期間は6月19日~7月31日。上限4万2200株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.65%となる。


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