前場コメント No.4 エアウォーター、くら寿司、三菱UFJ、アイオーデータ、三井住友トラストなど

2019/06/19(水) 11:30
★9:03  エアウォーター-BofAMLが目標株価引き上げ インド鉄鋼の成長の恩恵を享受へ
 エア・ウォーター<4088.T>が3日ぶり反発。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、インド鉄鋼の成長の恩恵を享受へとコメント。投資評価「買い」を継続、目標株価を1850円→1980円と引き上げた。
 Praxair Indiaからの事業買収に伴う利益増、成長性の高まりを踏まえ、営業利益、株価バリュエーション(20.3期:PER12倍→12.5倍)の引き上げから、目標株価を増額。「買い」の論点は、バイオマス発電、工業ガスを主体とした業績の改善が見込まれ、PERが過去最低値に近接して割安なこと。
 6月14日、Praxair Indiaからの事業買収が発表された。152.5億ルピー(約238億円)で、Tata Steel向けオンサイト1カ所、シリンダー充填所2カ所を買収する。7月12日に事業を譲り受ける予定。これを踏まえ、営業利益予想を増額修正。

★9:04  くら寿司-反発 「畜養事業」開始 未成魚を寿司ネタのサイズまで育てる取り組み
 くら寿司<2695.T>が3日ぶり反発。同社は6月18日に、大手回転寿司チェーンでは初の取り組みとなる「畜養事業」を開始すると発表した。
 「畜養」とは、天然の海で捕らえられた未成魚を人工の生け簀の中で成魚まで育てる養殖方法。「一船買い」の漁業者から買い取った未成魚を、寿司ネタにできるサイズまで育て、最終的には商品価値の高い成魚として出荷することを目的とした取り組み。香川県さぬき市小田漁港と愛媛県越智郡上島町魚島で水揚げされた未成魚を、徳島県阿南市の椿泊港の生簀まで移動させ、6月から畜養を開始しているとした。

★9:04  三菱UFJ-みずほが目標株価引き下げ 高配当利回り株として中長期的な魅力は大きい
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が小高い。みずほ証券では、高配当利回り株として中長期的な魅力は大きいとして、投資判断「買い」を継続した。目標株価は700円→630円と引き下げた。
 目標株価は適用PERの引き下げを背景に630円に変更。みずほでは、来21.3期DPS(1株当たり配当)に関して今20.3期比で2円増配の27円と予想しているとし、高配当利回り株としての中長期的な魅力は大きいと判断。また、日本国内の商業銀行ビジネスに成長性が見出し難い環境下、グローバルな金融機関として収益源の多様化が図られている点を評価しているとした。

★9:05  アイオーデータ-大幅続落 前期営業益を下方修正 ハードディスクの価格競争響く
 アイ・オー・データ機器<6916.T>が変わらずを挟み大幅続落。同社は18日に、19.6期通期の連結営業利益予想を従来の28.0億円から20.0億円(前の期比32.7%減)に引き下げると発表した。市場コンセンサスは25.0億円。
 3Qに生じたハードディスクの価格競争によるシェア・単価の落ち込みや獲得を見込んでいたネットワーク製品の案件失注が響く。

★9:05  三井住友トラスト-みずほが目標株価引き下げ 株主還元も強化されると予想
 三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が続伸。みずほ証券では、次期中計は緩やかな最終増益基調が継続し、株主還元も強化されると予想。投資判断「買い」を継続も、目標株価は5250円→4700円と引き下げた。
 目標株価は適用PERの引き下げに伴い、4700円に変更。資金ビジネス・手数料ビジネス両面で改善が見込まれ、リスクアセットを必要としない手数料ビジネスの拡大に伴い、株主還元やROEの向上を期待できる。また、銀行セクター内で今後も最終増益基調の継続・株主還元額の増加を描ける数少ない銀行と判断しているとした。

★9:06  初値決定-Nグランデは0.3%高の752円
 札幌証券取引所のアンビシャス市場に新規上場した日本グランデ<2976.SP>の初値は、公開価格750円の0.3%高となる752円で付いた。初値出来高は1万6700株で、売買代金は約1256万円。公開株式数から親引けを差し引いた数(18万2900株)に対する売却率は9.1%だった。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.47 +0.16
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ