前場コメント No.5 山口FG、りそなHD、ザインエレクトロニクス、いちご、静岡銀行など
★9:06 山口FG-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 役務取引等利益の拡大で業績回復局面に
山口フィナンシャルグループ<8418.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、役務取引等利益の拡大で業績回復局面に入ったとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1000円→880円と引き下げた。
今20.3期当期利益は267億円(前年比15.3%増)を予想。利ザヤの縮小で資金利益は厳しいが、役務取引等利益はコンサルティング専担者の増員、グループ保険代理店の新規出店などでばん回するとみられる。来21.3期当期利益は288億円(同8.0%増)、同22.3期は309億円(同7.2%増)を予想。業務効率化による人員の捻出・注力分野への再配置が進捗し、役務取引等利益の回復が続く見込みとした。
山口フィナンシャルグループ<8418.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、役務取引等利益の拡大で業績回復局面に入ったとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1000円→880円と引き下げた。
今20.3期当期利益は267億円(前年比15.3%増)を予想。利ザヤの縮小で資金利益は厳しいが、役務取引等利益はコンサルティング専担者の増員、グループ保険代理店の新規出店などでばん回するとみられる。来21.3期当期利益は288億円(同8.0%増)、同22.3期は309億円(同7.2%増)を予想。業務効率化による人員の捻出・注力分野への再配置が進捗し、役務取引等利益の回復が続く見込みとした。
★9:06 りそなHD-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 理論株価は直近の株価と同水準
りそなホールディングス<8308.T>が3日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、銀行の時価総額と自己資本に基づく理論株価は直近の株価と同水準と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は610円→440円と引き下げた。
業績予想、直近の銀行セクターの時価総額と自己資本の傾向に基づく理論株価は、足元の株価水準と近いことから「Neutral」を継続。当期利益は、統合関連一時利益398億円がなくなる今20.3期は減益、その後は安定推移を予想。与信関係収支は標準化(費用増)を想定するとしたが、有価証券の運用収益、金融商品販売や決済関連の手数料などが堅調に拡大する見込み。経費削減の継続、関西みらいFGの収益貢献に注目するとした。
りそなホールディングス<8308.T>が3日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、銀行の時価総額と自己資本に基づく理論株価は直近の株価と同水準と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は610円→440円と引き下げた。
業績予想、直近の銀行セクターの時価総額と自己資本の傾向に基づく理論株価は、足元の株価水準と近いことから「Neutral」を継続。当期利益は、統合関連一時利益398億円がなくなる今20.3期は減益、その後は安定推移を予想。与信関係収支は標準化(費用増)を想定するとしたが、有価証券の運用収益、金融商品販売や決済関連の手数料などが堅調に拡大する見込み。経費削減の継続、関西みらいFGの収益貢献に注目するとした。
★9:07 ザインエレクトロニクス-反発 情報通信研究機構などとの共同提案を総務省が採択
ザインエレクトロニクス<6769.T>が反発。同社は18日に、総務省が2019年度から新たに実施している「電波資源拡大のための研究開発および異システム間の周波数共用技術の高度化に関する研究開発」に関わる提案公募に、情報通信研究機構、 広島大学、名古屋工業大学、東京理科大学と共同で応募していたが、今回提案が採択されたと発表した。
今回の応募では、研究開発課題のうち、「集積電子デバイスによる大容量映像の非圧縮低電力無線伝送技術の研究開発」における技術課題「未割当周波数帯を含む高周波数帯における非圧縮低電力無線伝送技術の研究開発」および「未割当周波数帯を含む高周波数帯の無線による高精細度映像伝送技術の研究開発」について、提案を実施しているとした。
ザインエレクトロニクス<6769.T>が反発。同社は18日に、総務省が2019年度から新たに実施している「電波資源拡大のための研究開発および異システム間の周波数共用技術の高度化に関する研究開発」に関わる提案公募に、情報通信研究機構、 広島大学、名古屋工業大学、東京理科大学と共同で応募していたが、今回提案が採択されたと発表した。
今回の応募では、研究開発課題のうち、「集積電子デバイスによる大容量映像の非圧縮低電力無線伝送技術の研究開発」における技術課題「未割当周波数帯を含む高周波数帯における非圧縮低電力無線伝送技術の研究開発」および「未割当周波数帯を含む高周波数帯の無線による高精細度映像伝送技術の研究開発」について、提案を実施しているとした。
★9:07 いちご-ドイツ証が目標株価引き下げ 短中期での利益計画達成は余裕含みとの見方
いちご<2337.T>が反発。ドイツ証券では、レーティング「Buy」を継続も、目標株価は570円→505円と引き下げた。
前19.2期決算、今20.2期ガイダンス、新長期VISIONを受けて業績予想をアップデート。新たな今20.2期営業利益予想は272億円(前年比+3.6%、旧予想269億円)と、会社ガイダンス265億円を上回るとした。来21.2期営業利益予想は280億円(前年比+2.7%、旧予想279億円)。同社は500億円超の鑑定ベース含み益(実態としてはその2倍前後)を抱えており、短中期での利益計画達成は余裕含みと見られる。長期的な成長機会を広げるための多様なプロジェクトも進行中と注目。
いちご<2337.T>が反発。ドイツ証券では、レーティング「Buy」を継続も、目標株価は570円→505円と引き下げた。
前19.2期決算、今20.2期ガイダンス、新長期VISIONを受けて業績予想をアップデート。新たな今20.2期営業利益予想は272億円(前年比+3.6%、旧予想269億円)と、会社ガイダンス265億円を上回るとした。来21.2期営業利益予想は280億円(前年比+2.7%、旧予想279億円)。同社は500億円超の鑑定ベース含み益(実態としてはその2倍前後)を抱えており、短中期での利益計画達成は余裕含みと見られる。長期的な成長機会を広げるための多様なプロジェクトも進行中と注目。
★9:07 静岡銀行-みずほが目標株価引き下げ 国内預貸ビジネスは良好 次期中計にも注目
静岡銀行<8355.T>が小高い。みずほ証券では、国内預貸ビジネスは良好、次期中計にも注目するとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は980円→870円と引き下げた。
目標株価は適用PERの引き下げや今20.3期予想EPSの引き下げを背景に870円に変更。ストラクチャードファイナンスなどの拡大により、国内預貸金利益が堅調に推移すると見込まれる点を評価。また、来21.3期からスタートする予定の次期中期経営計画にも注目するとした。
静岡銀行<8355.T>が小高い。みずほ証券では、国内預貸ビジネスは良好、次期中計にも注目するとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は980円→870円と引き下げた。
目標株価は適用PERの引き下げや今20.3期予想EPSの引き下げを背景に870円に変更。ストラクチャードファイナンスなどの拡大により、国内預貸金利益が堅調に推移すると見込まれる点を評価。また、来21.3期からスタートする予定の次期中期経営計画にも注目するとした。
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