コーセル-もみ合い 今期営業益25%減見込み 前期は29%減で着地
コーセル<6905.T>がもみ合い。同社は19日11時に、20.5期の連結営業利益予想を25.1億円(前年同期比25.2%減)と発表した。市場コンセンサスは38.0億円。
スイッチング電源市場を取り巻く環境は、米国市場は医療機器関連業界を中心に安定した需要拡大が期待される一方、国内、アジア、欧州市場については、需要回復は先行き不透明な状況としている。
19.5期の同営業利益は33.6億円(前の期比28.7%減)だった。主力の日本生産販売事業が、顧客・販売店の在庫および発注調整と半導体製造装置関連で顧客の設備投資の延期の影響が重なり、需要の減少が続いていることなどにより、減益となったことが響いた。
併せて、19.5期の期末配当予想を11円から8円(前の期は16円)に修正すると発表した。なお年間配当は25円(前の期は32円)となる。
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