前場コメント No.2 山九、サンオータス、ＦＣＣ、ニフコ、ＤＣＭなど
★9:01 山九－東海東京が目標株価引き上げ 予想以上に力強い設備工事・メンテ需要が継続
山九<9065.T>が続伸。東海東京調査センターでは、予想以上に力強い設備工事・メンテナンス需要が続いていると判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を6900円→7220円と引き上げた。
今20.3期営業利益予想は前年比3.0％増の404億円。前回予想388億円からは上方修正。機工事業における設備工事・メンテナンス需要は想定以上に好調であることが確認できたため、同事業の収益予想を見直し。前19.3期のSDM（シャットダウン・メンテナンス）がメジャー年であったことの反動から、特に1Q（4～6月）の機工事業は減益を予想するとしたが、下期（10～3月）には翌期メジャーSDM関連の受注と工事進行基準による収益計上の積み上がりで、機工事業単独でも増益基調に回帰する見通し。また、物流事業における取扱量拡大に伴う増収、適正料金収受による利益率改善も、増益へ寄与するとの見方を示した。
山九<9065.T>が続伸。東海東京調査センターでは、予想以上に力強い設備工事・メンテナンス需要が続いていると判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を6900円→7220円と引き上げた。
今20.3期営業利益予想は前年比3.0％増の404億円。前回予想388億円からは上方修正。機工事業における設備工事・メンテナンス需要は想定以上に好調であることが確認できたため、同事業の収益予想を見直し。前19.3期のSDM（シャットダウン・メンテナンス）がメジャー年であったことの反動から、特に1Q（4～6月）の機工事業は減益を予想するとしたが、下期（10～3月）には翌期メジャーSDM関連の受注と工事進行基準による収益計上の積み上がりで、機工事業単独でも増益基調に回帰する見通し。また、物流事業における取扱量拡大に伴う増収、適正料金収受による利益率改善も、増益へ寄与するとの見方を示した。
★9:01 サンオータス－買い気配 今期営業益2.5倍増見込み 前期は45％減で着地
サンオータス<7623.T>が買い気配。同社は19日、20.4期通期の連結営業利益予想を1.8億円（前期比2.5倍増）とすると発表した。
収益面では、新車・中古車販売における粗利率の改善とすべてのコストを見直すと同時に、メンテナンス部門の稼働率アップによる高収益を目指すとしている。
19.4期通期の営業利益は7300万円（前の期比45.1％減）だった。主力のBMW部門で販売台数が伸び悩んだ。輸入車ブランド間での競争が激化し、適正な収益を確保することができなかったことが利益を押し下げた。
併せて、エネルギー部門の支払先における取引条件変更に伴う増加運転資金を目的に、横浜銀行、三井住友銀行から10億円を借り入れることを発表した。借入実行日は9月28日。返済期日は9月30日となっている。
サンオータス<7623.T>が買い気配。同社は19日、20.4期通期の連結営業利益予想を1.8億円（前期比2.5倍増）とすると発表した。
収益面では、新車・中古車販売における粗利率の改善とすべてのコストを見直すと同時に、メンテナンス部門の稼働率アップによる高収益を目指すとしている。
19.4期通期の営業利益は7300万円（前の期比45.1％減）だった。主力のBMW部門で販売台数が伸び悩んだ。輸入車ブランド間での競争が激化し、適正な収益を確保することができなかったことが利益を押し下げた。
併せて、エネルギー部門の支払先における取引条件変更に伴う増加運転資金を目的に、横浜銀行、三井住友銀行から10億円を借り入れることを発表した。借入実行日は9月28日。返済期日は9月30日となっている。
★9:01 ＦＣＣ－東海東京が目標株価引き上げ 北米での10速AT用クラッチ販売は好調
エフ・シー・シー<7296.T>が続伸。東海東京調査センターでは、北米での10速AT用クラッチ販売は好調と判断。レーティング「Outperform」を再確認、目標株価を3250円→3320円と引き上げた。
現在、同社にとって主力事業になっている北米でのフォードおよびＧＭ向けの新開発10速AT（自動変速機）用クラッチのビジネスは、北米新車市場の先行きやトランプ関税政策などに対する警戒感から、株式市場では折に触れて嫌気されやすい。だが、業績への貢献は明らかになってきており、先行投資の回収期に入っている点を引き続き評価。そもそも搭載車種が両社の人気のフルサイズ・ピックアップトラックであり、主に米国市場で生産、販売される車種のため。10速AT 搭載車種は、今後のＧＭ/フォードの目玉製品になる可能性が高いと見込まれるとした。
エフ・シー・シー<7296.T>が続伸。東海東京調査センターでは、北米での10速AT用クラッチ販売は好調と判断。レーティング「Outperform」を再確認、目標株価を3250円→3320円と引き上げた。
現在、同社にとって主力事業になっている北米でのフォードおよびＧＭ向けの新開発10速AT（自動変速機）用クラッチのビジネスは、北米新車市場の先行きやトランプ関税政策などに対する警戒感から、株式市場では折に触れて嫌気されやすい。だが、業績への貢献は明らかになってきており、先行投資の回収期に入っている点を引き続き評価。そもそも搭載車種が両社の人気のフルサイズ・ピックアップトラックであり、主に米国市場で生産、販売される車種のため。10速AT 搭載車種は、今後のＧＭ/フォードの目玉製品になる可能性が高いと見込まれるとした。
★9:02 ニフコ－東海東京が目標株価引き下げ 海外事業の正常化によって利益成長軌道に復帰へ
ニフコ<7988.T>が小安い。東海東京調査センターでは、海外事業の正常化によって利益成長軌道に復帰へとコメント。レーティング「Outperform」を継続も、目標株価は3580円→3550円と引き下げた。
前19.3期でのニフコ製品の国内生産の自動車への搭載平均金額（原単位）が台あたり6900円となった。過去最高水準であり、前年比700円という記録的な大幅な増加となった。従来のファスナー類や各種ダンパーだけでなく、近年、内装品やユニット・コンポーネントの受注も増えてきたため。
業績では、主に北米や中国、欧州など海外事業の不振によって低調。原因はさまざまあるが、経営陣は対策を急ぐ。買収したドイツの2つの子会社は今年夏に統合する。韓国メーカーの販売計画は慎重に管理され始めた。これらをはじめとした海外事業の正常化につれて、ニフコ製品の搭載金額の堅調な積み上げをけん引とした利益成長という、これまでの軌道に復帰すると見込まれるとした。
ニフコ<7988.T>が小安い。東海東京調査センターでは、海外事業の正常化によって利益成長軌道に復帰へとコメント。レーティング「Outperform」を継続も、目標株価は3580円→3550円と引き下げた。
前19.3期でのニフコ製品の国内生産の自動車への搭載平均金額（原単位）が台あたり6900円となった。過去最高水準であり、前年比700円という記録的な大幅な増加となった。従来のファスナー類や各種ダンパーだけでなく、近年、内装品やユニット・コンポーネントの受注も増えてきたため。
業績では、主に北米や中国、欧州など海外事業の不振によって低調。原因はさまざまあるが、経営陣は対策を急ぐ。買収したドイツの2つの子会社は今年夏に統合する。韓国メーカーの販売計画は慎重に管理され始めた。これらをはじめとした海外事業の正常化につれて、ニフコ製品の搭載金額の堅調な積み上げをけん引とした利益成長という、これまでの軌道に復帰すると見込まれるとした。
★9:02 ＤＣＭ－底堅い 20.2期1Q営業益は4％増と報道 PB商品販売伸びる
ＤＣＭホールディングス<3050.T>が底堅い。20日付けの日本経済新聞朝刊で、同社の2019年3～5月期の連結営業利益は、前年同期比4％増の65億円強となったもようだと報じられた。
記事によれば粗利率の高いプライベートブランド（PB）商品の販売が伸びた。チラシを配る地域を見直すなど販管費も減らしたとしている。
ＤＣＭホールディングス<3050.T>が底堅い。20日付けの日本経済新聞朝刊で、同社の2019年3～5月期の連結営業利益は、前年同期比4％増の65億円強となったもようだと報じられた。
記事によれば粗利率の高いプライベートブランド（PB）商品の販売が伸びた。チラシを配る地域を見直すなど販管費も減らしたとしている。
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