〔Market Flash〕今回の携帯料金改革の効果は限定的~SMBC日興

2019/06/20(木) 10:20
【10:20】今回の携帯料金改革の効果は限定的~SMBC日興  SMBC日興証券では、18日に総務省のWG・有識者会議がモバイル市場の競争促進に向けた制度整備案をまとめたことを受けてリポートしている。2年契約の途中解約違約金の上限を1000円とする、通信契約とセットの端末値引きを2万円までとするという内容。その過程などから、楽天(4755)の携帯キャリアサービス開始に合わせて急いで作成された印象を持つが、ユーザーの希望が反映されているかは疑問と、SMBC日興ではコメントしている。SMBC日興では、楽天モバイルが現在提供しているサービスの広がり度合いや、大手キャリアの解約率低下が進んでいることなどから、違約金を引き下げてもユーザーがキャリアを移る理由は少ないと考えている。ただし、大手の料金プランはユーザーや政府を納得させるものとはなっていないことから、業績への影響を抑えながらユーザーへの負担を下げる必要があると指摘している。 【9:35】5月貿易統計 輸出は6カ月連続で前年比マイナス~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、5月の貿易統計を受けてリポートしている。5月の輸出額は前年同月比-7.8%と6カ月連続のマイナスとなった。米国向けは堅調も、EUや中国向けの減少などが足かせとなった。中国向けで減少している半導体等製造装置の輸出が米国向けでは顕著に増加しており、米企業が半導体を中国輸入から国産に代替する動きの一環と推察されるとしている。三菱UFJMSでは今後の対中輸出はG20などでの米中交渉次第、対米輸出は日米貿易交渉次第になると考えている。特に対中輸出に関しては、米国の中国通信大手企業との輸出制限措置により下振れ懸念が残ると指摘している。 【8:45】寄り前気配はセ硝子、東邦HD、オンワードH、住友林が高い気配値  主力株の寄り前気配では、セ硝子(4044)+20.92%、東邦HD(8129)+16.90%、オンワードH (8016)+15.54%、住友林(1911)+11.06%、日梱包(9072)+10.92%、三菱電(6503)+10.89%、JPX(8697) +9.43%、三和HD(5929) +6.76%、シスメックス(6869) +6.73%、ドン・キホー (7532) +6.07%などが高い気配値。  一方、TBSHD(9401) -6.36%、ピジョン(7956) -5.97%、野村不HD(3231) -5.92%、ワコールHD(3591) -5.39%、メディパル(7459) -5.35%、山九(9065) -5.19%、丸一管(5463) -4.89%、日油(4403) -4.65%、日光電(6849) -4.45%、岡三(8609) -4.41%などが安い気配値となっている。
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