コーセーなど-化粧品株が軟調 観光白書が閣議決定で思惑 訪日客の消費は地方で増加
コーセー<4922.T>、資生堂<4911.T>、花王<4452.T>など、化粧品株が軟調。政府が6月21日の閣議で2019年版観光白書を決定したことが手がかり。
白書ではスキーや温泉、自然体験ツアーなどの「コト消費」を楽しみたい訪日客が地方部に出かける傾向が強いと指摘。これを受け、都市部や空港などで化粧品を求める訪日客がアタマ打ちとの見方が広がっているようだ。
18年の訪日客3119万人のうち57.7%が地方部を訪れ、現地での消費額は1兆円を突破。コト消費を行う訪日客の1人当たり支出額は、行わない場合よりも多くなる傾向があるとされている。
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