前場コメント No.10 千葉銀行、三井金属、豊田合成、東海理化、ツルハHDなど

2019/06/21(金) 11:30
★9:17  千葉銀行-大和が目標株価引き下げ 本業の堅調さは維持/国内貸出金利息は底打ちへ
 千葉銀行<8331.T>が続落。大和証券では、本業の堅調さは維持/国内貸出金利息は底打ちへとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は750円→630円と引き下げた。19年度連結当期純利益は銀行計画の超過を予想。法人役務はコベナンツ手数料などを中心に、拡大基調継続を見込むとした。

★9:23  三井金属-反発 22.3期にDEレシオ1倍以下へ改善 日経報道
 三井金属<5706.T>が反発。日本経済新聞電子版は21日、同社が22.3期までに有利子負債が自己資本の何倍にあたるかを示すDEレシオ(負債資本倍率)を1倍以下にする方針だと報じた。
 記事によれば、19.3期末時点では約1.3倍だった。拡大傾向にある設備投資や今後のM&A(合併・買収)も見据え、資金を効率的に調達できるよう格付け対応を強化するとしている。

★9:26  豊田合成-TIWが「2+」継続 連続増益見通しの中で指標面では割安
 豊田合成<7282.T>が底堅い。投資情報会社のTIWでは、連続増益見通しの中で指標面では割安とみて、投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 今20.3期はその他収支の改善(19.3期の日本での独禁法関連損失の解消など)効果があるとはいえ、増販効果が大きく見込めない中で合理的努力などにより、前期から連続で増益を計画した点はポジティブ。TIWでは、会社の今20.3期計画に上振れの余地があるとの見方を示した。

★9:28  東海理化-底堅い スマホ使う「デジタルキー」事業参入へ 日経報道
 東海理化<6995.T>が底堅い。21日6時30分に日本経済新聞電子版は、東海理化が強みを持つスイッチの技術を転用し、スマホを使う「デジタルキー」事業に参入すると報じた。
 記事によれば、任意の自転車や自動車のカギを開けられるサービスとして提供し、国内で自転車のシェアリングなどに応用してもらうという。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や車載通信機の発展で次世代移動サービス「MaaS(マース)」が拡大するなかで、新規事業の柱として育成するとしている。

★9:31  ツルハHD-みずほが目標株価引き上げ 当面は低い利益成長が続くと予想
 ツルハホールディングス<3391.T>が続落。みずほ証券では、当面は低い利益成長が続くと予想し、投資判断「中立」を継続した。目標株価は9500円→9700円と引き上げた。
 前19.5期業績は4Qの粗利益率が大幅に改善したこともあって、みずほ予想を上回り、営業利益段階では会社計画をクリア。4Qの状況が今後も続けば、今20.5期も会社計画を上回る利益成長を期待できるが、改善要因を見ると、子会社それぞれの理由はあるものの、主力子会社であるツルハ単体の利益率改善ペースに変化が見られていないこともあり、連結全体で基調が変わったと判断することは難しい。
 今20.5期以降も営業利益は1ケタ台半ばの伸びにとどまるとの見方を維持。営業利益率の改善が見込み難い状況下で、株価指標を再評価することは難しいと判断するとした。

★9:32  スターフライヤー-3日続伸 5月国内線座席利用率1.5ポイント減少 旅客数は横ばい
 スターフライヤー<9206.T>が3日続伸。同社は24日、2019年5月度の旅客輸送実績・運航実績を発表した。
 国内線路線合計座席利用率が前年比1.5ポイントマイナスの72.2%となった。国内線旅客数は12万8535人(前年同月比0.1%増)だった。
 国際線全路線合計利用率は69.1%。旅客数は1万2966人だった。前月比で旅客数は増加、利用率も上昇して推移している。なお、国際線就航は2018年10月のため、前年同月比は発表していない。

★9:37  浜松ホトニクス-底堅い 光半導体事業の生産能力増強で新貝工場に新棟を建設
 浜松ホトニクス<6965.T>が底堅い。同社は6月20日、フラットパネルセンサーの売上拡大に対応するため、新貝工場(浜松市)に新棟を建設すると発表した。2020年8月に竣工の予定で、総工費は約65億円。


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