前場コメント No.12 フジクラ、大王製紙、キッコーマン、日清食品、協和発酵キリンなど
★10:00 明治ＨＤ－野村が「Neutral」へ引き下げ プロバイオの減速が中期業績の重し
明治ホールディングス<2269.T>が続落。野村証券では、プロバイオの減速が中期業績の重しと判断。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価は10500円→8300円と引き下げた。
プロバイオティクスヨーグルトの売り上げが減速している点を踏まえ、利益予想を下方修正。収益性を重視した付加価値戦略は妥当で、他の主力カテゴリーの増収、コスト削減等で増益は可能だが、最大の売上カテゴリーかつ収益性の高いプロバイオの売り上げが減速するため、今20.3期～22.3期に年率1％営業増益（野村カバーの加工食品平均の同5％増益）にとどまると予想。
明治ホールディングス<2269.T>が続落。野村証券では、プロバイオの減速が中期業績の重しと判断。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価は10500円→8300円と引き下げた。
プロバイオティクスヨーグルトの売り上げが減速している点を踏まえ、利益予想を下方修正。収益性を重視した付加価値戦略は妥当で、他の主力カテゴリーの増収、コスト削減等で増益は可能だが、最大の売上カテゴリーかつ収益性の高いプロバイオの売り上げが減速するため、今20.3期～22.3期に年率1％営業増益（野村カバーの加工食品平均の同5％増益）にとどまると予想。
★10:01 フジクラ－3日続伸 英BTから光ファイバーを受注 欧州市場で事業拡大
フジクラ<5803.T>が3日続伸。同社は20日、英国の最大手通信事業社Ｂｒｉｔｉｓｈ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓから光ファイバーリボンケーブルを受注したと発表した。
入札の結果、同社独自の12心間欠固定型光ファイバーリボン「Spider Web Ribbon」を適用した空気圧送型細径高密度光ファイバーリボンケーブル「Air Blown Wrapping Tube Cable」が採用された。
ＢＴ社への参入を機に、従来の北米市場のみならず、新たな成長市場である欧州でのSWR&WTCのプレゼンス向上と、さらなる事業拡大を目指すとしている。
フジクラ<5803.T>が3日続伸。同社は20日、英国の最大手通信事業社Ｂｒｉｔｉｓｈ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓから光ファイバーリボンケーブルを受注したと発表した。
入札の結果、同社独自の12心間欠固定型光ファイバーリボン「Spider Web Ribbon」を適用した空気圧送型細径高密度光ファイバーリボンケーブル「Air Blown Wrapping Tube Cable」が採用された。
ＢＴ社への参入を機に、従来の北米市場のみならず、新たな成長市場である欧州でのSWR&WTCのプレゼンス向上と、さらなる事業拡大を目指すとしている。
★10:03 大王製紙－4日続伸 米レースに参戦する「ＳＡＭＵＲＡＩ ＳＰＥＥＤ」車体にCNF実装
大王製紙<3880.T>が4日続伸。同社は20日に、セルロースナノファイバー（以下、CNF）の事業化に向けた取り組みとして、エクストリームパワースポーツチーム・ＳＡＭＵＲＡＩ ＳＰＥＥＤ（東京都港区）にCNFを使用したシート成形体であるELLEX-Mをレースカーの軽量化ボディパネル製作用に提供したと発表した。
CNFとパルプ繊維を複合化したCNF高配合の成形体は、軽量かつ高強度というCNFの特徴を活かした高性能材料であり、性能は汎用プラスチック材料を大きく上回る力学物性を示し、熱特性にも優れているとしている。
大王製紙<3880.T>が4日続伸。同社は20日に、セルロースナノファイバー（以下、CNF）の事業化に向けた取り組みとして、エクストリームパワースポーツチーム・ＳＡＭＵＲＡＩ ＳＰＥＥＤ（東京都港区）にCNFを使用したシート成形体であるELLEX-Mをレースカーの軽量化ボディパネル製作用に提供したと発表した。
CNFとパルプ繊維を複合化したCNF高配合の成形体は、軽量かつ高強度というCNFの特徴を活かした高性能材料であり、性能は汎用プラスチック材料を大きく上回る力学物性を示し、熱特性にも優れているとしている。
★10:09 キッコーマン－野村が「Neutral」へ引き上げ 株価調整により割高感が薄れた
キッコーマン<2801.T>が底堅い。野村証券では、株価調整により割高感が薄れたとして、レーティングを「Reduce」→「Neutral」と引き上げた。目標株価は5000円→4600円と引き下げた。
為替前提をやや円高方向に見直し、利益予想を修正。株価は過去3カ月間に、高水準なバリュエーションプレミアムの調整を主因として対TOPIXで11％下落した。現状株価に割高感が薄れたと判断。
会社は中計目標である来21.3期営業利益450億円の達成を諦めていないが、野村では達成は難しいと判断。達成のカギを握るのは国内事業と指摘した。
キッコーマン<2801.T>が底堅い。野村証券では、株価調整により割高感が薄れたとして、レーティングを「Reduce」→「Neutral」と引き上げた。目標株価は5000円→4600円と引き下げた。
為替前提をやや円高方向に見直し、利益予想を修正。株価は過去3カ月間に、高水準なバリュエーションプレミアムの調整を主因として対TOPIXで11％下落した。現状株価に割高感が薄れたと判断。
会社は中計目標である来21.3期営業利益450億円の達成を諦めていないが、野村では達成は難しいと判断。達成のカギを握るのは国内事業と指摘した。
★10:10 日清食品－もみ合い バスケット八村塁選手とグローバルスポンサーシップ契約を締結
日清食品ホールディングス<2897.T>がもみ合い。同社はバスケットボールの八村 塁（はちむら るい）選手とグローバルスポンサーシップ契約を締結したと発表した。
八村選手は現地時間20日、NBAドラフト会議で1巡目9位でウィザーズから指名された。日本選手がNBA1巡目で指名されるのは初めて。
日清食品ホールディングス<2897.T>がもみ合い。同社はバスケットボールの八村 塁（はちむら るい）選手とグローバルスポンサーシップ契約を締結したと発表した。
八村選手は現地時間20日、NBAドラフト会議で1巡目9位でウィザーズから指名された。日本選手がNBA1巡目で指名されるのは初めて。
★10:14 協和発酵キリン－野村が目標株価引き下げ 業績予想を下方修正
協和発酵キリン<4151.T>が3日ぶり反落。野村証券では、レーティング「Buy」を継続も、業績予想を下方修正し、目標株価は2800円→2500円と引き下げた。
今19.12期以降の業績予想を引き下げ。要因は以下2点。（1）主力品である腎性貧血治療薬Nesp（一般名darbepoetin）およびdarbepoetinのAuthorized Generic（先発品企業が販売するジェネリック医薬品）の19年10～12月期以降の売上高予想を下方修正。（2）KHK4083やKW-6356など新薬の発売時期を1年以上先送り。ややアグレッシブな野村推定スケジュールよりも開発に時間がかかることを考慮。
協和発酵キリン<4151.T>が3日ぶり反落。野村証券では、レーティング「Buy」を継続も、業績予想を下方修正し、目標株価は2800円→2500円と引き下げた。
今19.12期以降の業績予想を引き下げ。要因は以下2点。（1）主力品である腎性貧血治療薬Nesp（一般名darbepoetin）およびdarbepoetinのAuthorized Generic（先発品企業が販売するジェネリック医薬品）の19年10～12月期以降の売上高予想を下方修正。（2）KHK4083やKW-6356など新薬の発売時期を1年以上先送り。ややアグレッシブな野村推定スケジュールよりも開発に時間がかかることを考慮。
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