前場コメント No.3 オークマ、ライトオン、五洋建設、ほくほくFG、ニフコなど

2019/06/25(火) 11:30
★9:02  オークマ-CSが「NEUTRAL」へ引き上げ 受注底打ちを探る局面が到来している
 オークマ<6103.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、受注底打ちを探る局面が到来していると判断。投資評価を「UNDERPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を5300円→5400円と引き上げた。
 同社単体受注高は、すでに2015~2016年のボトム水準へ調整が完了、受注の底打ちを探る局面に入りつつあると考えられる。同社の今20.3期業績計画は、今2Q決算発表時に下方修正されるとみるとしたが、株価は各種悪材料を織り込んだと判断。

★9:02  ライトオン-もみ合い 5月度既存店5%減収 夏物商品販売が苦戦
 ライトオン<7445.T>がもみ合い。同社は24日、6月度(5月21日~6月20日)の既存店売上高は前年同月比4.8%減、全店は同8.6%減だったと発表した。既存店客数は同8.7%減、既存店客単価は同4.3%の上昇となった。
 6月度は、月度全体として気温の寒暖差が大きく、夏物商品の販売は苦戦した。メンズではアロハを始めとした半袖シャツ、リネン素材のイージーパンツに動きがあり、ウィメンズでは撥水加工を施したホワイトボトムスの販売が堅調だった。

★9:02  五洋建設-三菱UFJMSが新規「OW」 海外での成長ポテンシャルを評価
 五洋建設<1893.T>が5日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、海上土木分野でのプレゼンス、海外での成長ポテンシャルを評価。投資判断「Overweight」、目標株価800円として、カバレッジを開始した。
 株価バリュエーションは、(1)参入障壁が高い海上土木分野での国内外でのプレゼンス、(2)市場成長が見込める海外での成長ポテンシャルなどからゼネコンセクターで相対的に高く評価されていた。しかし、現状は他のゼネコンと同水準。これは、前19.3期3Q決算で建築マージンが大型の低採算案件の影響等から低調となり、この影響が引き続き懸念されているためとみられる。ただし、主な低採算案件は今20.3期に引き渡しが終わるため、マージンは今後改善するとみられ、バリュエーションのディスカウント要因が徐々に払しょくされると考えるとした。

★9:03  ほくほくFG-反発 S&Pが北陸銀行のアウトルックを「ネガティブ」→「安定的」
 ほくほくフィナンシャルグループ<8377.T>が4日ぶり反発。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は6月24日、同社傘下の北陸銀行のアウトルックを「ネガティブ」から「安定的」に変更すると発表した。長期発行体格付け「A-」は据え置き。
 ほくほくFGのリスク対比の自己資本の水準が改善し、今後2年間、現在の水準が維持される可能性が高まったとみているため。「安定的」のアウトルックは、同グループを含む日本の地銀が直面する厳しい事業環境が継続して同グループの信用力に下方圧力がかかっている一方で、同グループに対する政府からの特別支援の可能性がその圧力を軽減できるとみていることを反映しているとした。

★9:03  ニフコ-みずほが「UP」へ引き下げ 業績拡大のモメンタムが回復するタイミング待ち
 ニフコ<7988.T>が小高い。みずほ証券では、業績拡大のモメンタムが回復するタイミングを待ちたいとコメント。投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」、目標株価を2600円→2300円と引き下げた。
 中長期的には、1台当たりの納入単価の上昇によって業績拡大を果たすと予想する一方で、製品群や事業規模を拡大させる費用が先行する局面が当面続くとみられる。向こう3年間の営業利益成長が緩やかになると想定すれば、みずほの自動車部品カバレッジに対して付与されてきたプレミアムが縮小に向かうと判断。自動車部品セクターにおいて、高収益性や、機能性を訴求した樹脂製品の拡販といった観点で同社に優位性があることは変わりはない。しかし、現在の株価は割高感があり、投資判断を「アンダーパフォーム」へ変更するとした。


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