前場コメント No.12 かんぽ生命、ＧＳユアサ、鴻池運輸、パーソル、みらかＨＤなど
★9:36 かんぽ生命－東海東京が目標株価引き下げ 中計目標達成には販売強化が必要
かんぽ生命保険<7181.T>が3日ぶり反発。東海東京調査センターでは、中計目標（保有契約反転）達成には、販売強化が必要と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2800円→2100円と引き下げた。
今20.3期予想の財務会計上の業績は、経常収益が7.2兆円（前年比8.7％減）、当期利益が940億円（同22.0％減）と減収減益を想定。減益要因は（1）金利低下による利息配当金収入の低迷、（2）外債残高の積み上がりに伴う為替のヘッジコストの増加、（3）事業費の増加などが想定されること。
20.3末の東海東京予想のEEVは4.0兆円（前年比2.8％増）と小幅増加にとどまる見込み。この要因はEEVの調整▲1450億円（20.3期の増配、自己株式取得→消却）を織り込んだことによる。また、中期経営計画における目標（保有契約年換算保険料の反転）達成は困難とみられ、今後の販売強化が求められると指摘。
かんぽ生命保険<7181.T>が3日ぶり反発。東海東京調査センターでは、中計目標（保有契約反転）達成には、販売強化が必要と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2800円→2100円と引き下げた。
今20.3期予想の財務会計上の業績は、経常収益が7.2兆円（前年比8.7％減）、当期利益が940億円（同22.0％減）と減収減益を想定。減益要因は（1）金利低下による利息配当金収入の低迷、（2）外債残高の積み上がりに伴う為替のヘッジコストの増加、（3）事業費の増加などが想定されること。
20.3末の東海東京予想のEEVは4.0兆円（前年比2.8％増）と小幅増加にとどまる見込み。この要因はEEVの調整▲1450億円（20.3期の増配、自己株式取得→消却）を織り込んだことによる。また、中期経営計画における目標（保有契約年換算保険料の反転）達成は困難とみられ、今後の販売強化が求められると指摘。
★9:40 ＧＳユアサ－ＴＩＷが「2」継続 20.3期は鉛価格・売価変動や新工場立ち上げが響く
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>が小高い。投資情報会社のＴＩＷでは、今20.3期は鉛価格・売価変動や新工場立ち上げが減益に響くと想定。投資評価「2（Neutral）」を継続した。
前19.3期はのれん等償却前営業利益が過去最高を更新。しかし、今20.3期は一転、減益計画とされたため、ネガティブな印象があるとした。
今20.3期営業利益は前期比11.7％減の200億円、のれん等償却前で前期比31億円減の220億円を予想。自動車電池国内を除く各事業での増収により、数量増効果を+49億円見込むとしたが、鉛価格・売価影響の悪化、新工場立ち上げ費用などが響くとした。
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>が小高い。投資情報会社のＴＩＷでは、今20.3期は鉛価格・売価変動や新工場立ち上げが減益に響くと想定。投資評価「2（Neutral）」を継続した。
前19.3期はのれん等償却前営業利益が過去最高を更新。しかし、今20.3期は一転、減益計画とされたため、ネガティブな印象があるとした。
今20.3期営業利益は前期比11.7％減の200億円、のれん等償却前で前期比31億円減の220億円を予想。自動車電池国内を除く各事業での増収により、数量増効果を+49億円見込むとしたが、鉛価格・売価影響の悪化、新工場立ち上げ費用などが響くとした。
★9:44 鴻池運輸－みずほが目標株価引き下げ 今後3年間は低成長で推移する見方に変更なし
鴻池運輸<9025.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、今後3年間は低成長で推移するとの見方に変更はないとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は1950円→1850円と引き下げた。
今20.3期営業利益は前期比4.8％増の115億円と、会社予想110億円を上回ると予想。会社予想との乖離の主な要因は、働き方改革・人材基盤づくりの費用には生産性向上による費用圧縮分などが織り込まれていないと考えられ、その費用減による増益を見込んだため。前期比5億円増益は、料金改定効果、前19.3期の自然災害影響や4Qに発生した一過性費用のはく落などが寄与する一方、基盤づくり費用、新規配送センターの初期費用などの費用増によるもの。BEL社などのM&A（合併・買収）やインド事業が利益貢献するまでにはまだ時間を要すると考えるとした。
鴻池運輸<9025.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、今後3年間は低成長で推移するとの見方に変更はないとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は1950円→1850円と引き下げた。
今20.3期営業利益は前期比4.8％増の115億円と、会社予想110億円を上回ると予想。会社予想との乖離の主な要因は、働き方改革・人材基盤づくりの費用には生産性向上による費用圧縮分などが織り込まれていないと考えられ、その費用減による増益を見込んだため。前期比5億円増益は、料金改定効果、前19.3期の自然災害影響や4Qに発生した一過性費用のはく落などが寄与する一方、基盤づくり費用、新規配送センターの初期費用などの費用増によるもの。BEL社などのM&A（合併・買収）やインド事業が利益貢献するまでにはまだ時間を要すると考えるとした。
★9:49 パーソルＨＤ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 派遣の利益率改善進む 株価はまだ割安
パーソルホールディングス<2181.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、派遣の利益率改善は進んでおり、株価はまだ割安と判断。投資判断「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を3000円→3300円と引き上げた。
人材サービスのトップピック推奨を維持。国内の主力事業の好調、海外の懸念低下が評価されていく見込み。派遣・BPOは売上高の再加速に加え、マッチング効率改善や無期雇用化推進による単価上昇での利益率改善も期待できる。人材紹介は旺盛な転職需要を背景とした高成長が続く見通し。Programmed社は前期は期初の大口顧客の契約終了の影響を受けたが、以降は売り上げは安定し、メンテナンスも新規契約獲得で受注残も増えていることから、業績は安定するとの見方を示した。
パーソルホールディングス<2181.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、派遣の利益率改善は進んでおり、株価はまだ割安と判断。投資判断「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を3000円→3300円と引き上げた。
人材サービスのトップピック推奨を維持。国内の主力事業の好調、海外の懸念低下が評価されていく見込み。派遣・BPOは売上高の再加速に加え、マッチング効率改善や無期雇用化推進による単価上昇での利益率改善も期待できる。人材紹介は旺盛な転職需要を背景とした高成長が続く見通し。Programmed社は前期は期初の大口顧客の契約終了の影響を受けたが、以降は売り上げは安定し、メンテナンスも新規契約獲得で受注残も増えていることから、業績は安定するとの見方を示した。
★9:49 みらかＨＤ－4日ぶり反発 国立がん研究センターおよび三井不動産と基本協定書締結
みらかホールディングス<4544.T>が4日ぶり反発。同社は24日に、国立がん研究センターおよび三井不動産<8801.T>と、柏の葉エリア（千葉県柏市）における、次世代医療技術・ヘルスケアサービス開発のための連携および協力に向けて、基本協定書を締結したと発表した。
3者は、「3C（＝Conquer and Cure Cancer）」を目指し、適切な役割分担のもとに、三井不動産がこのエリアに整備予定の民間ラボ（三井リンクラボ柏の葉）を軸として、密接に連携・協力していくとしている。
みらかホールディングス<4544.T>が4日ぶり反発。同社は24日に、国立がん研究センターおよび三井不動産<8801.T>と、柏の葉エリア（千葉県柏市）における、次世代医療技術・ヘルスケアサービス開発のための連携および協力に向けて、基本協定書を締結したと発表した。
3者は、「3C（＝Conquer and Cure Cancer）」を目指し、適切な役割分担のもとに、三井不動産がこのエリアに整備予定の民間ラボ（三井リンクラボ柏の葉）を軸として、密接に連携・協力していくとしている。
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