地盤ネット-小安い 防災科学技術研究所と住宅地盤に関する共同研究を開始
地盤ネットホールディングス<6072.T>が小安い。同社は6月25日大引け後に、子会社である地盤ネット(東京都中央区)が、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)で研究されている地震動予測のための地盤情報管理クラウドシステムを活用し、住宅の地盤調査や建物評価に実用化する共同研究実施の契約を締結したと発表した。
共同研究のテーマとして、深部(深さ10メートル~3000メートル)の地盤構造把握に利用されてきた「微動探査」を、戸建て住宅に影響を及ぼす浅層部(深さ0~数10メートル)で評価する方法の検証や、微動探査によって計測できる局所的な地盤面の揺れやすさ(表層地盤増幅率)を住宅設計に取り入れた住宅モデルの開発、また、軟弱層の把握および液状化判定へ活用など、精度の高い地盤調査の民間普及を計画しているとした。
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