前場コメント No.3 小野薬品、SMK、日立化成、ネットワン、TATERUなど

2019/06/26(水) 11:30
★9:03  小野薬品-5日ぶり反発 Rafaelとがん代謝阻害剤「devimistat」に関するライセンス契約
 小野薬品工業<4528.T>が5日ぶり反発。同社は25日に、米国Rafael Pharmaceuticals(以下、Rafael)とがん代謝阻害剤「CPI-613(devimistat)」(以下、devimistat)およびその関連化合物に関するライセンス契約を締結したと発表した。
 この契約締結により、同社は日本、韓国、台湾およびASEAN諸国において、適応症にかかわらずdevimistatおよびその関連化合物を独占的に開発および商業化する権利を取得する。なお、同社は契約一時金として14億円、開発の進ちょくおよび売上高に応じたマイルストンとして最大162億円をRafaelに支払うとしている。

★9:03  SMK-3日ぶり反落 上限5万株・1.4億円の自己株取得へ 割合は0.76%
 SMK<6798.T>が3日ぶり反落。同社は25日に、上限5万株・1.4億円の自己株取得枠を設定すると発表した。企業環境の変化に対応した機動的な経営を行うため。取得期間は7月1日~8月30日。なお、上限5万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.76%となる。

★9:04  日立化成-みずほが「UP」へ引き下げ 過度なプレミアム期待はリスクあり
 日立化成<4217.T>が続落。みずほ証券では、過度なプレミアム期待はリスクありとして、投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」と引き下げた。目標株価を1900円→2200円と引き上げた。
 業績予想期間を変更し、業績予想を見直したうえで、目標株価を上方修正。日立製作所(親会社)による同社株式売却に関する観測報道により、株価には被買収プレミアムが織り込まれていると判断。化学企業の株価バリュエーションがおおむね低位にある中、あえて同社を選好する必要性は乏しいと判断するとした。被買収プレミアムを考慮せずファンダメンタルズに基づき目標株価を算出し、投資判断を引き下げるとした。

★9:04  ジャパンインベストメントアドバイザー-4日続落 インベストオンラインの株式取得を中止
 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が4日続落。同社は25日に、インベストオンライン(東京都新宿区)の株式の取得を中止すると発表した。
 同社はTATERU<1435.T>とインベストオンラインの株式の一部(発行済株式数の80%)を取得する旨の譲渡契約を締結していたが、インベストオンラインを子会社化した後の営業展開および経営方針など、主要な点で相違点が顕在化したという。その後の協議においても当該相違を解消することができず、TATERUとの間で、株式譲渡契約の合意解除契約を締結したとしている。

★9:04  ネットワン-みずほが「UP」へ引き下げ 利益率改善は続くとみられるが株価に過熱感
 ネットワンシステムズ<7518.T>が大幅続落。みずほ証券では、サービス拡大に伴う利益率改善は続くとみられるが、株価に過熱感ありとして、投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」と引き下げた。目標株価は2400円→2800円と引き上げた。
 今後も利益率の高いサービス拡大に伴う着実な利益率改善は続くとみられるが、人員が大きく拡大していない現状を考慮すると、これまでのような急速な利益率改善ペースは期待し難い局面に入ると予想。しかし、株価は今20.3期みずほ予想PER25.6倍と主要ITサービス企業の平均PER約20倍を大きく上回っており、業績拡大や利益率改善に対する過剰な期待値を織り込み始めており、過熱感が出て来た状況と判断したとしている。

★9:05  TATERU-反落 旅行関連のグループ会社を売却
 TATERU<1435.T>が反落。同社は25日、持分法適用関連会社であるTRASTA(本社:東京都渋谷区)の株式を譲渡すると発表した。
 TRASTAはTRAVEL Tech事業など旅行関連事業を手掛けており、同社は43.3%を保有している。譲渡価額は4億円。
 売却に伴い、TRASTAが同社の持分法適用会社から除外されることで、特別損失3億円が発生する見込みとしている。


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