前場コメント No.7 アドバンテスト、ケーヒン、日本フォーム、クリエイトレストランツ、TKPなど

2019/06/27(木) 11:31
★9:08  アドバンテスト-続伸 「V93000」テストプラットフォーム用高速試験用計測器を共同開発
 アドバンテスト<6857.T>が続伸。同社は26日に、次世代デジタル高速インターフェースをコスト効率良く試験できる「V93000」テストプラットフォーム用の計測器をMultiLaneと共同開発したと発表した。
 この計測器は、50ギガヘルツ帯域のスコープ分析能力を持ちつつ、PAM4方式で最大112ギガビット毎秒、NRZ方式で最大56ギガビット毎秒のテストデータレートを供給するという。被測定デバイス(DUT)の近くに高周波数のリソースを配置することにより、シグナルインテグリティとテスト精度が大幅に向上したとしている。

★9:09  ケーヒン-TIWが「2」へ引き下げ 20.3期は連続で減益を計画
 ケーヒン<7251.T>が3日ぶり反発。投資情報会社のTIWでは、会社が今20.3期は連続で減益を計画しているため、投資評価を「2+(Outperform)」→「2(Neutral)」と引き下げた。
 今20.3期は成長費用先行を主因(インド二輪F1化に向けての二輪車F1製品の量産対応、ホンダ外拡販対応、研究開発費増加など)に業績伸び悩みが想定されていた。しかし、今20.3期計画が2期連続の減益予想となり、TIW予想やコンセンサスを大きく下回った点がネガティブであり、当面の株価の重しになると見られ、投資評価を引き下げるとした。

★9:10  日本フォームサービス-買い気配 通期営業黒字転換見込む 上期は計画上振れ着地
 日本フォームサービス<7869.T>が買い気配。同社は26日に、19.9期通期の連結営業損益予想を従来の4400万円の赤字から5600万円の黒字(前期は7400万円の赤字)に引き上げると発表した。上期の実績を踏まえた。
 併せて発表した、19.9期上期(10-3月)の連結営業利益は1億3000万円(前年同期比2.4倍)だった。上期の会社計画は500万円だったので着地は上振れた。
 過年度決算訂正により1Qにおいて計上した賞与を前期において発生した費用として修正したこと、過去の連結会計年度において多額の減損損失を計上する修正を行ったことに伴い、上期における減価償却費負担が減少したことなど、また、介護事業部における受託業務に対する補助金収入を1Qより売上高として計上したことが寄与した。
 なお、同社は、会計処理に問題があるとの疑義が生じ、第三者委員会の設置して事実関係の調査を行っていたことから、決算発表を延期していた。

★9:10  クリエイトレストランツ-6日ぶり反発 西洋フード・コンパスグループからスポーツ・レジャー事業譲り受け
 クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387.T>が6日ぶり反発。同社は26日に、西洋フード・コンパスグループ(東京都中央区)より、西洋フード・コンパスグループおよびエムエフエスが運営する、スポーツ事業およびレジャー事業を譲り受ける目的で、西洋フード・コンパスグループが新たに設立したエスエスエル(東京都中央区築地)の株式を全て取得し、連結子会社とすると発表した。
 同社は、 クリエイト・スポーツ&レジャーを通じて 、コントラクトサービス事業へと本格進出することとなり、クライアントが投資を負担する受託型ビジネスをまとまったポートフォリオで取得することにより、同社グループにおける事業ポートフォリオの質的向上が見込めるとしている。取得価格は58億8400万円で、株式取得は9月1日予定となっている。

★9:11  TKP-売り気配 20.2期通期の業績予想を修正 経常益引き下げ
 ティーケーピー<3479.T>が売り気配。同社は26日に、20.2期通期の経常益予想を従来の57.3億円から54.0億円(前の期比33.1%増)に引き下げると発表した。4月15日に公表した日本リージャス社の子会社化に伴うブリッジファイナンスにおいて、営業外費用として一時的な金融諸費用の発生を見込むことから、予想を引き下げた。
 併せて、同子会社化による影響を踏まえ、新たに22.2期を最終年度とする中期経営計画を策定したと発表した。
 22.2期通期の連結売上高769億円(19.2期通期実績355億円)、同営業利益113億円(同42.9億円)の数値目標を掲げた。


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