前場コメント No.4 カルナバイオ、弁護士ドットコム、NaITO、ライオン、泉州電業など

2019/06/28(金) 11:30
★9:03  カルナバイオ-買い気配 CDC7キナーゼ阻害薬が日本で特許査定
 カルナバイオサイエンス<4572.T>が買い気配。同社は27日に、同社がシエラ・オンコロジー社(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)に導出したCDC7キナーゼ阻害薬の特許出願に関し、日本国特許庁より特許査定を受けたと発表した。同社は、知的財産戦略上において重要な特許取得に引き続き積極的に取り組んでいくとしている。

★9:03  弁護士ドットコム-買い気配 LINEとオンライン法律事業を目的とした業務提携
 弁護士ドットコム<6027.T>が買い気配。同社は27日に、LINE<3938.T>とオンライン法律事業を目的とした業務提携を締結し、両者の強みを活かした新たな相談サービスを2019年秋にスタートすると発表した。
 2019年秋にスタートを予定している新サービスでは、「LINE」の国内月間利用者数8000万人のユーザーベースと、「弁護士ドットコム」における日本の弁護士の3人に1人超にあたる1万7000人の弁護士会員基盤、さらには、日本最大級の法律相談データベース「みんなの法律相談」などの一般生活者向けソリューションを展開する法律分野における知見やノウハウを掛け合わせることで、「LINE」を活用した新たなオンライン相談事業を展開する予定としている。

★9:04  NaITO-買い気配 1Q営業益86%増 たな卸資産の評価方法変更が寄与
 NaITO<7624.T>が買い気配。同社は27日に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は4.0億円(前年同期比86.4%増)だったと発表した。たな卸資産の評価方法の変更などが寄与した。

★9:04  ライオン-三菱UFJMSが新規「OW」 「野獣、覚醒する」
 ライオン<4912.T>が7日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、「野獣、覚醒する」と注目。投資判断「Overweight」、目標株価2600円として、カバレッジを開始した。
 「歯を失うと生きていけない」動物の社名が表す通り、国内オーラルケア市場で首位の企業。日用品製品のいくつかは、花王やP&Gの後じんを拝するが、近年経営資源をオーラルケアやOTC医薬品分野に集中し、業績を拡大している。それは、日本の人口構成でシニア層が増加していることが背景にある。
 現在、セクターにおける投資テーマは「消費税増税で恩恵のある銘柄」。その点で言えば、同社は駆け込み需要の恩恵を享受し、今19.12期の事業利益(IFRS営業利益は前期の土地売却の減少により減益)は前期比11%増と堅調に推移する見込み。株式市場は4月に発表された花王の新しい衣料用洗剤の同社への悪影響を懸念しすぎている印象がある。次の四半期決算でこの懸念は払しょくされ、株価は上昇基調に向かうと考えているとした。

★9:04  泉州電業-岩井コスモが新規「A」 五輪や再開発など旺盛な建設需要が恩恵をもたらす
 泉州電業<9824.T>が底堅い。岩井コスモ証券では、オリンピックや再開発など旺盛な建設需要が恩恵をもたらすと想定。投資判断「A」、目標株価3200円として、カバレッジを開始した。
 今19.10期上期業績は売上高424億円(前年同期比3.6%増)、経常利益22億円(同16.4%増)となり、増収率に比べて大幅な増益で着地。この業績を踏まえて同社は通期会社予想を見直し、売上高は据え置いたが、各段階の利益を上方修正した。岩井コスモでは、オリンピックや再開発、それに続く万博にIRと高い建設需要が見込めるため、同様に電線需要も高い水準が続くと想定。
 今後成長を見込む工作・産業機器など向けの電線を取り扱う直需が、需要期には大きな伸びが期待できることも評価できる。また、農業ビニールハウスの省エネが見込めるABILヒーターが、業績に寄与していくことに期待が持てる。自社株買いや記念配当もあることから、株価を下支する可能性も考えられるとした。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,471.20 -761.60
TOPIX 2,697.11 -56.09
グロース250 661.60 -19.15
NYダウ 37,735.11 -248.13
ナスダック総合 15,885.02 -290.08
ドル/円 154.32 +0.05
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ