日本取引所G-反落 東商取のTOB開始を延期と日経報道 買収価格で隔たり
日本取引所グループ<8697.T>が反落。同社が東京商品取引所に対するTOB(株式公開買い付け)の開始を7月以降に延期する方針を固めたと、日本経済新聞・電子版で6月28日10時20分に伝えられた。
記事によると、6月末にも開始する予定だったが、TOB価格を巡って両社で折り合わなかったとされている。両社は3月、東商取がJPXの傘下に入る形で統合し、来年度上期にも総合取引所を発足させることで基本合意していた。買い取り価格をなるべく高く設定したい東商取と、収益性に見合った価格を模索するJPXとの間で価格の隔たりが埋まらなかったとみられるとした。
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