前場コメント No.4 TKP、楽天、フロイント産業、住友ゴム、ツルハなど

2019/07/01(月) 11:30
★9:04  TKP-急騰 ホテル向け配膳人材派遣大手を買収 日経報道
 ティーケーピー<3479.T>が急騰。1日付けの日本経済新聞朝刊は、ティーケーピーが1日にも、ホテルなどに配膳係となる人材を派遣する「品川配ぜん人紹介所」(東京・港)を買収すると報じた。
 記事によれば、5億円前後で全株式を取得し、完全子会社にするとみられる。一流ホテルを顧客に持つ同社を取り込むことで、貸会議室へのケータリングサービス強化や人材育成拡充につなげるとしている。

★9:05  楽天-UBSが目標株価引き下げ MNOサービス開始が近づく
 楽天<4755.T>が小高い。UBS証券では、MNOサービス開始が近づくと想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1300円→950円と引き下げた。
 MNOおよびEC関連の投資/事業計画のアップデート等を踏まえ、20年度以降の利益予想は減額したが、株式市場のセンチメントは特にMNO事業に関し、従前より大幅に改善している。サービス開始が現実的となってきたこと、外部環境の追い風(政策による支援など)、仮想化技術活用による従来比での中期的な投資規模の削減期待などが背景。これを考慮し、SOTPによる目標株価算定基準は20年度から19年度~23年度(サービス継続を前提とした評価をエコシステムとして中期視野で算定)に変更。また、MNOの契約者数が当初の想定を上回りそうであることと、MNOと既存コア事業とのシナジー発現をポジティブに予想。

★9:05  フロイント産業-売り気配 1Q営業赤字転落 事業拡大に向けた先行投資響く
 フロイント産業<6312.T>が売り気配。同社は6月28日に、20.2期1Q(3-5月)の連結営業損益は2.1億円の赤字(前年同期は4.0億円の黒字)だったと発表した。機械部門において、フロイント・ターボ社、FREUND-VECTOR社ともに事業拡大を目論む先行投資により赤字幅が拡大した。これにより、機械部門が大幅な赤字となったことが響いた。

★9:05  住友ゴム-大和が目標株価引き下げ 外部環境と経営体制に動きあるも成果を待ちたい
 住友ゴム<5110.T>が小高い。大和証券では、外部環境と経営体制に動きはあるも、成果を待ちたいとコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は1900円→1300円と引き下げた。
 米国のタイヤCPI、上海の天然ゴム在庫の動向が変わってきたと注目。ただし、タイヤと原材料の価格スプレッド縮小への懸念はまだ残るもよう。中立判断をを継続した上で、業績トレンドの転換点を待ちたいとした。

★9:06  ツルハHD-続伸 6月度既存店売上高2%増 全店は10%増
 ツルハホールディングス<3391.T>が続伸。同社は28日に、6月度(5月16日~6月15日)月次営業速報を発表した。
 既存店売上高は前年同月比2.3%増となった。全店では同9.7%増。既存店客数は前年同月比0.4%増、既存店客単価は同1.9%の上昇となった。

★9:07  積水ハウスリート-三菱UFJMSが目標株価引き上げ DPSインパクトは限定的
 積水ハウス・リート投資法人<3309.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、オフィスのパススルー化で内部成長余地拡大も、依然DPS(1口あたり配当金)インパクトは限定的とみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は85000円→92000円と引き上げた。
 19.10期初のPO(公募増資)で新規取得した赤坂GCおよび追加取得となるGC品川御殿山、本町南GCの3物件はパススルー型MLを採用。12月にパススルー化予定の本町南GCの既存部分と合わせ、オフィスの賃料固定型ML比率は69.1%から51.3%まで低減し、同REITの内部成長余地は拡大したと考えられる。ただし、依然として賃料固定型MLが約半分を占め、増賃モメンタムやDPSへのインパクトは依然として限定的との見方を示した。


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