前場コメント No.4 スズキ、ナイガイ、シャープ、BEENOS、良品計画など

2019/07/03(水) 11:30
★9:03  スズキ-岡三が「強気」へ引き上げ 業績底打ちに加えて成長力の高さを評価
 スズキ<7269.T>が底堅い。岡三証券では、業績底打ちに加えて、成長力の高さを評価。投資判断を「中立」→「強気」、目標株価を5200円→6000円と引き上げた。
 4~5月のインド販売は厳しいが、追加利下げなどで早晩回復が見込めそう。自動車販売振興策の可能性にも期待。トヨタ自動車(7203)との協業で、電動化戦略の加速も予想される。前年同期水準が高く、完成検査不正で国内生産の稼動も抑えているため、19年4~6月期の営業利益予想は700億円(40%減)だが、7~9月期は800億円(2%減)と、業績は底打ちに向かうと考えるとした。

★9:04  ナイガイ-3日続伸 投資有価証券売却益2億2000万円が発生
 ナイガイ<8013.T>が3日続伸。同社は2日に、保有する投資有価証券の一部を売却したことにより、投資有価証券売却益2億2000万円が発生し、20.1期2Qに特別利益として計上すると発表した。保有資産の効率化および財務体質の強化を図ることを目的に売却を行った。

★9:04  シャープ-反落 5Gプレサービス用スマートフォンをソフトバンクに納入
 シャープ<6753.T>が5日ぶり反落。同社は7月2日大引け後に、第5世代移動通信システム(5G)プレサービス用に開発したスマートフォンを、ソフトバンク<9434.T>に納入すると発表した。
 ソフトバンクが7月下旬に実施する5Gのプレサービスで活用される。最新のフラッグシップモデル「AQUOS R3」をベースに開発。5Gの電波帯「Sub6(6GHz未満の周波数帯)」および「ミリ波(28GHz帯などの高周波数帯)」の両方に対応。5Gプレサービスにおいて、ネットワーク構築時の検証や各種サービスのネットワーク送受信の機器として活用されるとした。

★9:05  BEENOS-底堅い グローバルファッションECサイト「FASBEE」正式リリース
 BEENOS<3328.T>が底堅い。同社は2日に、子会社かつワールド<3612.T>傘下のファッション・コ・ラボとの合弁会社でもある、FASBEE(東京都品川区)が、日本のアパレル商品を海外消費者に販売するグローバルファッションECサイト「FASBEE」を正式にリリースすると発表した。
 「FASBEE」は、日本のアパレル商品を海外消費者にシームレスに届けるグローバルファッションECサイトという。出店企業は、商品データを「FASBEE」と連携するだけで、これまでの販売オペレーションを変えることなく海外120の国・地域への販売が可能になるとしている。

★9:05  良品計画-5日続伸 6月既存店売上高(直営+L.S)は7%増
 良品計画<7453.T>が5日続伸。同社は3日、6月度の既存店売上高前年比を発表し、直営+L.S(ファミリーマート・comKIOSK以外の商品卸し売り先の店舗)は6.7%増だった。また、全社売上高は9.3%増となった。
 6月度は、直営既存店の客数が12.6%増となった。衣服・雑貨は月を通してカットソーの売上が上昇し、特に「太番手Tシャツ」「ムラ糸Tシャツ」のシリーズが人気だった。生活雑貨は敷パッドやタオルなどファブリックスが安定した売上で推移した。加えて、ハウスウェアの掃除用品やキッチン用品、H&Bでは主力のケア用品以外にフレグランス用品やトラベル用品の売上が伸長した。

★9:05  住友ゴム-ドイツ証が目標株価引き下げ 利益回復は依然厳しい
 住友ゴム<5110.T>が5日ぶり反落。ドイツ証券では、利益回復は依然厳しいと判断。レーティング「Hold」を継続、目標株価は1400円→1350円と引き下げた。
 利益を大きく伸ばすことは難しいと判断。理由は(1)高成長セグメントにエクスポージャーがなく、市場平均並みの数量成長にとどまるとみられること、(2)新工場立ち上げに伴うコスト増が見込まれるため。同社の利益は相対的に原材料コストの影響を大きく受けるため、今19.12期と来20.12期の営業利益予想をそれぞれ9%と6%下方修正するとした。


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